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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-06 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:15120036

隋唐帝国の社会と文化 ―中国の歴史6― 【注意】パンフレットに記載の日程から変更となっています

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月14日(木)、 6月18日(木)、 6月25日(木)、 7月 2日(木)、 7月 9日(木)、 7月16日(木)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
中国悠久の歴史のなかで、ひときわ高くそびえるのが隋唐300年(581-907年)です。
当時の世界においても比肩するものはなく、そこに東アジア文化圏が成立しました。日本は遣隋使や遣唐使を通じてこの巨大な国家と向き合い、国の基を整えました。隋唐国家はどう形成され、どのような歴史をたどったのでしょうか。体制や社会の仕組み、人々の暮らしや文化の様態は?そのような関心のもと、時代の内側に踏み込み、新たな時代像の構築を目指します。授業では図像(映像)や史料、時には新発見の資料や一線の研究動向、歴史の裏側のエピソードなどを交えながら進めたいと思います。今期は安史の乱後の唐代後半期の政治史を概観した上で、とくに8世紀後半で特筆すべき政治、社会、文化の諸問題を取り上げ、大きく変わろうとする時代の本質に迫ります。
※機会があれば教室を飛び出して、歴史を生んだ現場に踏み出しましょう。具体的には授業の場で提案いたします。この講座を踏み台に、さらに唐代史を原史料から読み解く機会も準備中です。

【特記事項】
★パンフレットに記載の日程から変更になっています。

第2講 5/28(木) ⇒ 6/18(木)
第3講 6/11(木) ⇒ 6/25(木)
第4講 6/25(木) ⇒ 7/2(木)
第5講 7/2(木) ⇒ 7/9(木)

【講義概要】
第1回 5月14日(木) 唐代後半期の政治社会史概観:
錯綜した後半期時代の流れに、中央・地方あわせて筋道をつける。

第2回 6月18日(木) 両税法の成立:
780年に実施された中国史上の税制・土地制度をめぐる一大転換の意味を考える。

第3回 6月25日(木) 陸羽と茶経:
安史の動乱期のころにできた『茶経』を手がかりに、中国茶道の成立する流れを明らかにする。

第4回 7月 2日(木) 唐詩と詩人:
唐代文化を担った唐詩の世界を概観し、その中に占める杜甫や李白、白居易の位置を取り上げる。

第5回 7月 9日(木) 回?(ウイグル)の興亡:
最も凶暴な騎馬民族がどう商業民に変貌をとげるか、その特色ある動向を追いかける。

第6回 7月16日(木) 宦官の動向:
安史の乱以降、宦官勢力は政治の中軸をどう握ったか、そもそも宦官とは如何なる存在か考える。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 氣賀澤 保規
肩書き 元明治大学文学部教授(アジア史専攻)
プロフィール 博士(文学)。京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より現職。専門は、中国魏晋南北朝から隋唐時代にかけての政治社会文化史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞受賞)、『則天武后』(白帝社)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)「中国中世仏教石刻の研究」(勉誠出版)など。本講座で隋唐時代の魅力にあふれた歴史像に迫りたい。
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