講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-13 / その他教養 / 学内講座コード:15120034
世界の「聖地」を旅する 第九の旅
- 開催日
- 4月21日(火)、 5月19日(火)、 6月 2日(火)、 6月23日(火)、 7月14日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
なにか聖なるもの、なにか永劫のものを経験することが、世俗化した現代に生きるわれわれにとっていまだに可能でありましょうか。こういう疑問をいだきつつ、今回のこの旅でご案内するのは、人々の長い歴史のなかで、「聖性」と呼ぶほかはない永劫のものが深い精神性を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになった場所のいくつかです。
旅、遍歴への止みがたい憧れを内面に蔵し、「聖地」に関心をお持ちの方々のご参加を心よりお待ちしています。
【講義概要】
第1回 4月21日(火) ポンペイ遺跡(イタリア)
火山灰に埋もれながら数百年後劇的に発見された古代都市の記憶を辿りなおす。
第2回 5月19日(火) 岩内と雷電街道(北海道)
有島武郎との出会い、大火による絵画焼失、再起。孤高を貫いた画家の故郷を訪ねて。
第3回 6月 2日(火) ハッテム(オランダ)
アントン・ピーク描く挿絵の不思議な世界に魅せられて森の奥に眠るある村を訪ねる。
第4回 6月23日(火) ラングドック地方(フランス)
異端とはなにか。キリスト教の異端カタリ派最後の拠点となった秘境を旅する。
第5回 7月14日(火) クリミア半島ヤルタ(ウクライナ)
トルストイとチェーホフの出会いと語らいの跡を辿り、黒海のほとりを訪れる。
なにか聖なるもの、なにか永劫のものを経験することが、世俗化した現代に生きるわれわれにとっていまだに可能でありましょうか。こういう疑問をいだきつつ、今回のこの旅でご案内するのは、人々の長い歴史のなかで、「聖性」と呼ぶほかはない永劫のものが深い精神性を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになった場所のいくつかです。
旅、遍歴への止みがたい憧れを内面に蔵し、「聖地」に関心をお持ちの方々のご参加を心よりお待ちしています。
【講義概要】
第1回 4月21日(火) ポンペイ遺跡(イタリア)
火山灰に埋もれながら数百年後劇的に発見された古代都市の記憶を辿りなおす。
第2回 5月19日(火) 岩内と雷電街道(北海道)
有島武郎との出会い、大火による絵画焼失、再起。孤高を貫いた画家の故郷を訪ねて。
第3回 6月 2日(火) ハッテム(オランダ)
アントン・ピーク描く挿絵の不思議な世界に魅せられて森の奥に眠るある村を訪ねる。
第4回 6月23日(火) ラングドック地方(フランス)
異端とはなにか。キリスト教の異端カタリ派最後の拠点となった秘境を旅する。
第5回 7月14日(火) クリミア半島ヤルタ(ウクライナ)
トルストイとチェーホフの出会いと語らいの跡を辿り、黒海のほとりを訪れる。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 立野 正裕 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。 著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(現在三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(第一巻刊行中)など。 |