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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-01 / その他教養 / 学内講座コード:15120015

漆塗り講座 ~大切なものを漆を使って修理する「金継ぎ(銀継ぎ)」~

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 生田キャンパス(神奈川県)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月 9日(土)、 5月23日(土)、 5月30日(土)、 6月27日(土)、 7月11日(土)、 7月25日(土)、10月 3日(土)、10月17日(土)、10月31日(土)、11月28日(土)、12月 5日(土)
講座回数
11回
時間
13:00~15:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
22,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
天然素材である漆は、その優雅さと美しさと強さで、器物の装飾や、接着剤として、大切に使われてきました。講座では、漆を、普段の生活に取り入れて楽しむため、前4回の講座で漆の加飾などを学んできました。今回は漆の接着材としての特性を活かし、修理の技術である金継ぎを紹介します。本講座に初めて参加したい方も大歓迎です。

【特記事項】
【川崎市教育委員会連携事業】

※講座時間内にできるように、修理の陶器か磁器は、2点。欠損部分は5ミリから1センチくらい。割れている時は単純なもの。

■ 漆液に触れるとカブレることがあります。漆カブレの メカニズムを説明し、カブレ防止に努め、充分配慮して作業するようにします。ただしこれはアレルギー反 応で個人差があることを理解して受講してください。
■お願い:講座で使う漆の使用量は少量で、漆がつかないよう薄手の手袋を付け作業します。万が一を考えて、首からかぶるエプロンを用意して下さい。また長袖で、汚れてもいいような服装で臨んで下さい。

◆入会金無料講座◆
2015年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。

【講義概要】
第1回 5月 9日(土) 漆の座学 講座説明・各自の修理の確認と準備

第2回 5月23日(土) 修理部分を漆で固め (一つ目の修理品) 割れている場合は漆で接着

第3回 5月30日(土) 欠損部を刻苧で作る

第4回 6月27日(土) 刻苧を研ぎ形を整え、固め、下塗り

第5回 7月11日(土) 研ぎ、中塗り:呂色漆/二つ目の作業開始・固め(持参品の修理)

第6回 7月25日(土) 研ぎ、上塗り:呂色漆/二つ目の作業・貼る、人により刻苧

第7回 10月 3日(土) 粉蒔き:1~2号金(銀)粉を毛棒で蒔く/二つ目の作業・刻苧

第8回 10月17日(土) 粉固め:粉に漆をすわせる/二つ目の作業・成形、固め、下塗り

第9回 10月31日(土) 胴ずり:砥の粉で粉の上を磨く、漆固め/二つ目の作業・研ぎ、中塗り

第10回 11月28日(土) 磨き:角粉(又はチタン白)で磨く/二つ目の作業・粉蒔き(消粉)

第11回 12月 5日(土) 磨き:角粉(又はチタン白)で磨く/二つ目の作業・粉蒔き まとめ

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 宮腰 哲雄
肩書き 明治大学理工学部応用化学科教授
プロフィール バイオ資源化学研究所所長。学術フロンティア推進事業「次世代機能材料漆の高度利用に関する学術的研究」のプロジェクトリーダー。専門は有機合成化学であるが、最近天然物を利用した機能材料合成や機能発現機構の解明を研究している。特に漆の科学に興味を持ち、漆樹液の分析、漆の重合機構、合成漆の開発、漆の工業的利用に関する応用研究、古い漆の分析などを研究している。
名前 小林 惠美
肩書き 漆工房Shara主宰
プロフィール 東京藝術大学大学院修了、田口善国氏に師事・蒔絵、修復を学ぶ。漆工房Shara主宰。日本文化財漆協会・漆工史学会会員。
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