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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-25 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:14220048

作庭家と行く・庭巡りの旅

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 3日(金)、10月29日(水)、10月30日(木)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
48,000円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本庭園は、大和地方に大陸から庭園文化が伝わってスタートしました。その後、長期に渡って京都を中心にして、日本の庭園文化は発展していきました。それは日本全土に広がり、伝わった地方によって、その土地の気候風土や文化に即した形で、更なる発展が成されました。この講座では、各地の日本庭園がどのような形で発展したのかを、教室での解説と現地講座の二面性から紐解いてまいります。

【特記事項】
※現地集合・解散とし、1泊3食、現地交通費、入館料を含みます。
(時間等詳細は講義の中でご案内いたします。)


島根県「萬福寺」

【講義概要】
第1回 10月 3日(金)
【教室講座】
今回の庭巡りの旅は、山口県と島根県の庭園を訪ねます。さらに今回は、雪舟等楊と重森三玲の庭園を比較対照しながら巡ってまいります。
山口県には雪舟等楊が作庭したと伝わる庭園が沢山存在していますが、その中で信憑性が最も高いのが常栄寺庭園です。枯山水と池泉庭園が隣り合わせで作られており、様式的に見ても面白い庭園です。方丈の南側には重森三玲の作庭した枯山水庭園が存在し、ここで先ず比較してみたいと思います。さらに山口と島根の中間地点にある漢陽寺を訪ねます。ここは三玲の作庭した中では珍しく水を多用した庭園です。翌日は島根県益田にある庭園を巡ります。ここにも雪舟等楊が作庭した可能性の高い庭園が二庭存在しています。それが萬福寺と医光寺です。いずれも池泉庭園で、地割や石組など、雪舟を知るうえにおいて必見の庭園です。さらにこの地にも三玲作庭の個人庭園があります。
三玲の作庭した個人庭園の中で最大規模をほこり、枯山水、露地共に彼の作風がよく出ており、必見の庭園といえます。その他にもいくつか廻る予定にしており、充実した庭巡りの旅にしていきたいと思います。

第2回 10月29日(水)
山口県・島根県【フィールドワーク】(現地にて解説・見学)
常栄寺庭園、漢陽寺、宗隣寺(宇部)、普賢寺(山口県光市)

第3回 10月30日(木)
山口県・島根県【フィールドワーク】(現地にて解説・見学)
医光寺、萬福寺、小河邸庭園

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 重森 千?
肩書き 作庭家・京都工芸繊維大学非常勤講師・広島市立大学非常勤講師・西北農林科学大学高級講師
プロフィール 重森三玲、完途と、三代に渡って日本庭園の作庭及び古庭園の実測調査、修復などをおこなっている。それらの豊富な資料と、実際の庭園つくりの両面から、フィールドワークを重視した日本庭園を考察している。そしてその経験やデータを駆使して、より多くの方々にわかりやすく日本庭園の魅力を伝える活動をおこなっている。
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