講座詳細情報
申し込み締切日:2014-11-03 / 日本史 / 学内講座コード:14220016
文明開化は長崎から 戦争と平和シリーズ
- 開催日
- 11月11日(火)、11月18日(火)、11月25日(火)、12月 2日(火)、12月 9日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
日本と西洋文明の出会いは「文明開化」、「和魂洋才」、「脱亜入欧」といって幕末明治の時代に始まったのではない。南蛮貿易、紅毛貿易の時代の文化交流も日本に多大な影響を与えてきた。
学問文化の全領域に渡る日欧交流史をトータルに見直すことによって歴史を再読し、謙虚な日本を取り戻したい。
【講義概要】
第1回 11月11日(火)
西洋文明の導入は、明治時代に起こった現象ではなく、江戸時代の前から南蛮文化として始まっていた。その後は、江戸幕府が西洋文明の導入に骨折ったのであって、明治政府ではない。
第2回 11月18日(火)
鎖国時代のヨーロッパ文化文明の発信地は長崎だけであり、そこに勤務するオランダ通詞がその文明導入の主役をつとめた。では、鎖国とはどのような社会制度であったか、ヨーロッパ文明とは何であったか。
第3回 11月25日(火)
ヨーロッパ文明導入は、火縄銃の武器から始まり、続いて西洋医学を理解するための語学によって学問へと発展し、天文学・植物学・物理学・化学の自然科学へと広大な範囲に広がった。その当時、コペルニクス、ケプラー、ガリレオたちは何を明らかにしたか。
第4回 12月 2日(火)
伊能忠敬による日本全土の地図は、どのようにして作成されたか。その中心にあったのは、大坂の天文学者と豪商と、仙台藩であった。
第5回 12月 9日(火)
写真、印刷、電信機、蒸気船などをどのようにして日本人がマスターして、今日の工業国家をつくりあげてきたか。種痘(ワクチン)の普及を誰が推進して、医学を確立してきたか。
日本と西洋文明の出会いは「文明開化」、「和魂洋才」、「脱亜入欧」といって幕末明治の時代に始まったのではない。南蛮貿易、紅毛貿易の時代の文化交流も日本に多大な影響を与えてきた。
学問文化の全領域に渡る日欧交流史をトータルに見直すことによって歴史を再読し、謙虚な日本を取り戻したい。
【講義概要】
第1回 11月11日(火)
西洋文明の導入は、明治時代に起こった現象ではなく、江戸時代の前から南蛮文化として始まっていた。その後は、江戸幕府が西洋文明の導入に骨折ったのであって、明治政府ではない。
第2回 11月18日(火)
鎖国時代のヨーロッパ文化文明の発信地は長崎だけであり、そこに勤務するオランダ通詞がその文明導入の主役をつとめた。では、鎖国とはどのような社会制度であったか、ヨーロッパ文明とは何であったか。
第3回 11月25日(火)
ヨーロッパ文明導入は、火縄銃の武器から始まり、続いて西洋医学を理解するための語学によって学問へと発展し、天文学・植物学・物理学・化学の自然科学へと広大な範囲に広がった。その当時、コペルニクス、ケプラー、ガリレオたちは何を明らかにしたか。
第4回 12月 2日(火)
伊能忠敬による日本全土の地図は、どのようにして作成されたか。その中心にあったのは、大坂の天文学者と豪商と、仙台藩であった。
第5回 12月 9日(火)
写真、印刷、電信機、蒸気船などをどのようにして日本人がマスターして、今日の工業国家をつくりあげてきたか。種痘(ワクチン)の普及を誰が推進して、医学を確立してきたか。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 生方 卓 |
---|---|
肩書き | コーディネータ・明治大学政治経済学部准教授 |
プロフィール | 社会思想史専攻。研究テーマは、ヘーゲルとヘーゲル学派の社会哲学、環境哲学等、共著に『ドイツ社会主義研究』、『経済思想の源流』など。 |
名前 | 広瀬 隆 |
---|---|
肩書き | 活動家 |
プロフィール | 早稲田大学理工学部卒業。大企業のエレクトロニクス・エンジニアを経て、退社後は医療に道を転じ、1975年から放射能と原子力の危険性の解析に取り組み、原子炉の機械工学的な危険性と、地震学・地質学について学ぶ。1981年に『東京に原発を!』を発刊して、原発の都市 問題を世に問う。その他著書多数。 |