講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-08 / 日本史 / 学内講座コード:14220011
幕末から明治期の思想と文化 吉田松陰と三遊亭円朝から時代を読む
- 開催日
- 9月16日(火)、 9月16日(火)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
幕末から明治期という“激動”の時代=近代移行期を、まったくタイプの異なる二人の人物から考察します。吉田松陰は、ペリー来航をきっかけに行動を先鋭化させ、幕府批判(否定)にまで至りました。そして、死後、彼の行動は多くの「尊王の志士」に影響を与えました。
しかし、このような政治思想は庶民には関わりのないことかもしれません。一方、ほぼ同じ時代に、天才噺家三遊亭円朝がいました。庶民は円朝の創作した『真景累ケ淵』『牡丹燈籠』に共感したのです。それはいったいなぜでしょうか。
本講座の前半では、幕末を舞台にじっくり吉田松陰を分析し、後半においては、三遊亭円朝の作品を分析しつつ、近代、文明開化とは何であったのかを考察します。そして、吉田松陰・三遊亭円朝を通じて時代と社会を立体的に考えていきます。
【特記事項】
【川崎市教育委員会連携事業】
◆入会金無料◆
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
・2014年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
【講義概要】
第1回 9月16日(火) 吉田松陰が提起した一君万民論と朝鮮侵攻論
第2回 9月16日(火) 三遊亭円朝が描いた暴力と立身出世
幕末から明治期という“激動”の時代=近代移行期を、まったくタイプの異なる二人の人物から考察します。吉田松陰は、ペリー来航をきっかけに行動を先鋭化させ、幕府批判(否定)にまで至りました。そして、死後、彼の行動は多くの「尊王の志士」に影響を与えました。
しかし、このような政治思想は庶民には関わりのないことかもしれません。一方、ほぼ同じ時代に、天才噺家三遊亭円朝がいました。庶民は円朝の創作した『真景累ケ淵』『牡丹燈籠』に共感したのです。それはいったいなぜでしょうか。
本講座の前半では、幕末を舞台にじっくり吉田松陰を分析し、後半においては、三遊亭円朝の作品を分析しつつ、近代、文明開化とは何であったのかを考察します。そして、吉田松陰・三遊亭円朝を通じて時代と社会を立体的に考えていきます。
【特記事項】
【川崎市教育委員会連携事業】
◆入会金無料◆
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
・2014年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
【講義概要】
第1回 9月16日(火) 吉田松陰が提起した一君万民論と朝鮮侵攻論
第2回 9月16日(火) 三遊亭円朝が描いた暴力と立身出世
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 須田 努 |
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肩書き | 明治大学情報コミュニケーション学部教授 |
プロフィール | 1959年、群馬県高崎市生まれ。専門は日本近世・近代の社会文化史・異文化コミュニケーション史です。現在の研究課題は、社会文化史の観点からは、幕末から明治初年における大衆芸能と社会との関係、異文化コミュニケーション史の視点からは、薩摩の朝鮮人陶工の村や、吉田松陰に見る征韓論形成の問題などです。朝鮮・中国との関係から日本近世・近代史を考察したいと考えています。 |