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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-18 / その他教養 / 学内講座コード:14110002

一般財団法人化学物質評価研究機構(CERI)寄付講座 安全文化論 ―食の安全・安心をもとめて―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月26日(土)、 4月26日(土)、 5月17日(土)、 5月17日(土)、 5月31日(土)、 5月31日(土)、 6月14日(土)、 6月14日(土)、 6月28日(土)、 6月28日(土)、 7月12日(土)、 7月12日(土)、 7月26日(土)、 7月26日(土)、 8月 2日(土)、 8月 2日(土)
講座回数
16回
時間
13:00~16:10
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
10,000円
定員
100
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

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★資料請求はコチラ>>[明治大学リバティアカデミー資料請求のページへ]

【講座趣旨】
【講師からのメッセージ】
この講座では我が国と外国との安全文化の相違を理解したあと、食の安全として農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物さらには放射性物質の安全性評価方法及び安全性確保の方法について科学的側面及び法律的側面から学びます。また食の摂取時間と栄養価、食品中の天然有機化合物の機能についても合わせ学び、最後に安全と安心をつなぐリスクコミュニケーションにも触れるので、食の安全・安心について幅広く学ぶことができます。

【特記事項】
【講座のポイント】
今回、担当していただく講師の先生方は安全学及び食の安全のそれぞれの領域において安全性評価、法的規制について豊富な知識と長い経験を持つ専門家です。また講義の最初に安全学という文理融合の新しい学問に基づく安全性の考え方を学ぶほか、さらには食の栄養的、機能的側面も学ぶことで、食について幅広い分野の最新の知識が学べます。

※(懇談会)最終日の8月2日講義終了後、講師と受講生全員で懇談会を開催し、フリーディスカッションを行う予定です。

◆入会金無料
2014年度に「安全文化論」講座にお申し込みの方に限り、入会金・再入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用されませんので、ご了承ください。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承ください。
※更新料は無料になりません。

【講義概要】
第1回 4月26日(土) 我が国の安全文化
安全とは何か、安全はどこまで保障されるべきかなど、安全学の必要性に加え、我が国の安全文化の特徴、安全の種々の側面について幅広く講義する。

第2回 4月26日(土) 我が国の安全文化
安全とは何か、安全はどこまで保障されるべきかなど、安全学の必要性に加え、我が国の安全文化の特徴、安全の種々の側面について幅広く講義する。

第3回 5月17日(土) 農薬の安全確保対策
先ず、農薬について過去に起きた問題点をレビューしたのち、その必要性、有用性、登録における安全性試験項目と登録の判断基準、許容残留量の設定方法などについて講義。一般の人が持っている漠然とした農薬への不安について答えていく。

第4回 5月17日(土) 農薬の安全確保対策
先ず、農薬について過去に起きた問題点をレビューしたのち、その必要性、有用性、登録における安全性試験項目と登録の判断基準、許容残留量の設定方法などについて講義。一般の人が持っている漠然とした農薬への不安について答えていく。

第5回 5月31日(土) 食・栄養と体内時計の相互作用
体内時計は生体の時間秩序に関わり、栄養の吸収・代謝等をコントロールしている。朝食が体内時計をリセットし、夜食が肥満を助長することは時計遺伝子の働きで説明出来る。本講義は食・栄養と体内時計の相互作用について学ぶ。

第6回 5月31日(土) 食・栄養と体内時計の相互作用
体内時計は生体の時間秩序に関わり、栄養の吸収・代謝等をコントロールしている。朝食が体内時計をリセットし、夜食が肥満を助長することは時計遺伝子の働きで説明出来る。本講義は食・栄養と体内時計の相互作用について学ぶ。

第7回 6月14日(土) 食品添加物の安全確保対策
先ず過去に生じた食品添加物に係る問題点を総括したのち、これらの経験を踏まえて現在とられている食品添加物における安全性確保対策に言及。また新しい食品添加物の方向性についても講義。

第8回 6月14日(土) 食品添加物の安全確保対策
先ず過去に生じた食品添加物に係る問題点を総括したのち、これらの経験を踏まえて現在とられている食品添加物における安全性確保対策に言及。また新しい食品添加物の方向性についても講義。

第9回 6月28日(土) 放射線安全の考え方
東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、多くの国民の抱く放射性物質の危険性について、特に食品中の許容量について、どのように考えるべきかについて講義。また現在の我が国の基準について科学的見地から言及。

第10回 6月28日(土) 放射線安全の考え方
東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、多くの国民の抱く放射性物質の危険性について、特に食品中の許容量について、どのように考えるべきかについて講義。また現在の我が国の基準について科学的見地から言及。

第11回 7月12日(土) 遺伝子組換え作物の安全性
遺伝子組換え農作物の安全性に対して懸念する声もあるが、毎年1500万トンの遺伝子組換えトウモロコシなどが輸入されていると推定され、日本人の食生活を支えている。本講義では、作物の品種改良における遺伝子組換え技術の位置づけ、遺伝子組換え農作物が開発された背景、世界における栽培状況、我が国への輸入や利用の現状、生物多様性影響評価や食品としての安全性評価などについて概説する。

第12回 7月12日(土) 遺伝子組換え作物の安全性
遺伝子組換え農作物の安全性に対して懸念する声もあるが、毎年1500万トンの遺伝子組換えトウモロコシなどが輸入されていると推定され、日本人の食生活を支えている。本講義では、作物の品種改良における遺伝子組換え技術の位置づけ、遺伝子組換え農作物が開発された背景、世界における栽培状況、我が国への輸入や利用の現状、生物多様性影響評価や食品としての安全性評価などについて概説する。

第13回 7月26日(土) 食品に含まれる天然有機化合物の機能解析
私たちの体の恒常性を維持するために、食物として直接とるビタミンや体内で生産されるホルモンなど、たくさんの有機化合物が働いている。ここでは、環境ホルモンとして話題とされたエストロゲン化合物の機能や活性型ビタミンDの生成と機能を例にとり、生体機能調節成分について概要を述べるとともに、食物成分の機能開発にふれる。低分子化合物の標識化などの最新の合成手法によるケミカルバイオロジーの展開についても紹介する。

第14回 7月26日(土) 食品に含まれる天然有機化合物の機能解析
私たちの体の恒常性を維持するために、食物として直接とるビタミンや体内で生産されるホルモンなど、たくさんの有機化合物が働いている。ここでは、環境ホルモンとして話題とされたエストロゲン化合物の機能や活性型ビタミンDの生成と機能を例にとり、生体機能調節成分について概要を述べるともに、食物成分の機能開発にふれる。低分子化合物の標識化などの最新の合成手法によるケミカルバイオロジーの展開についても紹介する。

第15回 8月 2日(土) 食品のリスクコミュニケーション
リスクコミュニケーションについて概説したのち、一般人が持つ食品への不安等に対処すべく、食品を中心としたリスクコミュニケーションについてロールプレイングも交えて講義。

第16回 8月 2日(土) 食品のリスクコミュニケーション
リスクコミュニケーションについて概説したのち、一般人が持つ食品への不安等に対処すべく、食品を中心としたリスクコミュニケーションについてロールプレイングも交えて講義。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 北野 大
肩書き (学)明治大学理事長付特任アドバイザー・淑徳大学教授
プロフィール 1972年 東京都立大学大学院工学研究科工業化学専攻博士課程修了(工学博士)財団法人化学物質評価研究機構、淑徳大学国際コミュニケーション学部教授、明治大学理工学部応用化学科教授を経て現職.
名前 向殿 政男
肩書き 明治大学名誉教授、明治大学校友会長
プロフィール 明治大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は、安全学、情報科学、ファジィ理論。工学博士。元日本ファジィ学会会長、日本信頼性学会会長。現在、安全技術応用研究会会長。日本学術会議連携会員、経済産業省消費経済審議会製品安全部会長、国土交通省社会資本整備審議会昇降機等事故調査部会長、私立大学情報教育協会会長。
名前 本山 直樹
肩書き 千葉大学名誉教授
プロフィール 1968年 名古屋大学大学院農学研究科修士課程修了、農学博士、千葉大学大学院教授(~2008年)、ノースカロライナ州立大学(USA)客員教授(1992~1993年)、東京農業大学客員教授(2008~2013年)、農水省農業資材審議会農薬分科会長(~2008年)、埼玉県農産物安全技術専門委員会委員長(現在)。
名前 堀江 正一
肩書き 大妻女子大学 家政学部 食物学科 教授
プロフィール 1978年東京理科大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了(1991年薬学博士:千葉大学)、埼玉県衛生研究所 水・食品担当部長を経て2009年から大妻女子大学家政学部食物学科食安全学研究室教授
名前 柴田 重信
肩書き 早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科 教授
プロフィール 1981年 九州大学大学院薬学研究科博士課程修了(薬学博士)。九州大学 薬学部 助手・助教授。 早稲田大学人間科学部教授を経て現職。東京農工大学客員教授、東京女子医科大学客員教授。
名前 神田 玲子
肩書き 放射線医学総合研究所上席研究員
プロフィール 東京大学大学院理学系研究科修了(理学博士)。1992年より放射線医学総合研究所に勤務。放射線のリスクの定量化や認知調査に従事。1999年日本放射線影響学会奨励賞受賞。現在、日本学術会議連携会員。
名前 田部井 豊
肩書き 農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究推進室室長
プロフィール 1985年宇都宮大学農学部農学科卒業、農水省野菜試験場配属、1995年筑波大学より学位を授与。1997年農水省・農林水産技術会議事務局、2000年農業生物資源研究所へ異動し、2003年より遺伝子組換え研究推進室長、現在に至る。
名前 清水 功雄
肩書き 早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 教授
プロフィール 1980年 東京工業大学 大学院 理工学研究科 化学工学専攻 博士課程修了 (工学博士)、 1980-1985 東京工業大学工学部化学工学科助手、1985年より早稲田大学 理工学部 応用化学科 専任講師、助教授を経て、1992年より教授、現在に至る。明治大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻 兼担講師(非常勤)。

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