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申し込み締切日:2013-10-17 / その他教養 / 学内講座コード:13270026

シモーヌ・ヴェイユの生涯 ~人間共同体の一員として生きる~

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 中野キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月25日(金)
講座回数
1回
時間
18:30~20:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
 - 
定員
400
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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【講座趣旨】
「 …私たちは同じ地球の、人間共同体の一員です。私たちは細心の注意を払い、地球を脅かす自然の力だけでなく、とりわけ人間の狂気からこの地球をまもらなければなりません。」(2005年1月27日 アウシュヴィッツ=ビルケナウ)石田久仁子訳『シモーヌ・ヴェーユ回想録』より
シモーヌ・ヴェイユ氏は1927年、ニースに生まれました。第二次大戦後19歳で結婚し、三児の母となった後、27歳で司法官として社会に進出。アルジェリア戦争後の拘留者をはじめとする受刑者の人権を擁護すべく、刑務所の環境改善のため精力的に活動します。1974年からは政治の世界にも進出し、保健大臣を務め、女性の意思決定による人工妊娠中絶の法制度化など、女性の尊厳確立と正当な社会的認知に尽力した人物として、その名を世に知られることになります。1979年からは欧州議会の議長を務め、欧州の「多様性の中の統合」の平和的実現を目指し、さらに貢献していきます。このような活動は大英帝国勲章 (DBE)を授与したイギリスをはじめ、世界的にも大きく評価されてきました。
明治大学は、1881年、フランスで法学を学んだ3人の青年により創立されました。その基本理念「権利自由・独立自治」がヴェイユ氏の功績と重なることから、2011年、創立130年を記念して、ヴェイユ氏に名誉博士号を贈呈しました。当講演会はその際に創設された「シモーヌ・ヴェイユ基金」を基に開催されます。平和への強い意志と未来の人間への信頼を基盤とするヴェイユ氏の生涯と仕事について知ることは、人間共同体の一員である私たちにとって大切な経験となるのではないでしょうか。

【特記事項】
【共催】シモーヌ・ヴェイユ基金運営委員会
【後援】中野区、現代フランス研究所


シモーヌ・ヴェイユ
パリ・在フランス日本大使公邸
元フランス共和国社会問題・保健・都市担当国務大臣
元欧州議会議長
アカデミー・フランセーズ会員

【講義概要】
第1回 10月25日(金)

講師陣

名前 石田 久仁子
肩書き 日仏女性研究学会事務局代表
プロフィール 『シモーヌ・ヴェーユ回想録』 翻訳者
名前 フランス大使館 代表者
肩書き
プロフィール
名前 Florence Mermet Ogawa
肩書き 明治大学商学部教授
プロフィール フランス ジュラ県出身。少女時代の5年間をドイツで過ごし、パリの大学で日本語・ロシア語を学んだ後
来日。江戸時代に魅了され「江戸時代の旅」の研究を続行中です。フランスでは日本、日本ではフランスのことを紹介し、二つの文化を身につけている気がします。旅が好き。

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