講座詳細情報
申し込み締切日:2013-09-23 / その他教養 / 学内講座コード:13260008
明治大学博物館入門講座 伊万里・有田焼研究 ―歴史を知れば見慣れた器が違って見えてくる―
- 開催日
- 10月 1日、10月15日、10月29日、11月12日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
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【講座趣旨】
博物館商品部門の研究プロジェクト「伝統的工芸品の経営とマーケティング」の成果報告講座。館蔵資料を収蔵室から持ち出して解説します。日本で最も知名度の高い、また最初の磁器の産地である有田。江戸時代には西欧世界に輸出され、積出港であるIMARIの名で名声を世界に轟かせました。明治維新後は近代産業化に適応して発展を遂げ、我が国を代表する陶磁器産地の地位を築きました。その伝統が現在の産地にどのように受け継がれ、また変容しつつあるのか、“商品開発”をキー・ワードにその歴史のエッセンスを辿ります。
【講義概要】
第1回 10月 1日(火) 陶磁史の大転換―北部九州諸窯の勃興
福岡・大分・佐賀・長崎にわたる産地の展開を把握し、有田において初めて磁器が焼成される経緯を辿る。
第2回 10月15日(火) 伝統的デザインの確立
初期伊万里、古九谷、鍋島、柿右衛門、古伊万里といった有田を象徴する数々の様式の成立をわかりやすく。
第3回 10月29日(火) 近代的ブランドネームの誕生
MARIからARITAへ。近代有田焼の展開と香蘭社・深川製磁など世界的なブランドネームの誕生。
第4回 11月12日(火) 新世代有田焼の登場
21世紀における曲がり角。バブル経済崩壊の後、失われた20年を経て次の有田を担う商品とは何か。
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【講座趣旨】
博物館商品部門の研究プロジェクト「伝統的工芸品の経営とマーケティング」の成果報告講座。館蔵資料を収蔵室から持ち出して解説します。日本で最も知名度の高い、また最初の磁器の産地である有田。江戸時代には西欧世界に輸出され、積出港であるIMARIの名で名声を世界に轟かせました。明治維新後は近代産業化に適応して発展を遂げ、我が国を代表する陶磁器産地の地位を築きました。その伝統が現在の産地にどのように受け継がれ、また変容しつつあるのか、“商品開発”をキー・ワードにその歴史のエッセンスを辿ります。
【講義概要】
第1回 10月 1日(火) 陶磁史の大転換―北部九州諸窯の勃興
福岡・大分・佐賀・長崎にわたる産地の展開を把握し、有田において初めて磁器が焼成される経緯を辿る。
第2回 10月15日(火) 伝統的デザインの確立
初期伊万里、古九谷、鍋島、柿右衛門、古伊万里といった有田を象徴する数々の様式の成立をわかりやすく。
第3回 10月29日(火) 近代的ブランドネームの誕生
MARIからARITAへ。近代有田焼の展開と香蘭社・深川製磁など世界的なブランドネームの誕生。
第4回 11月12日(火) 新世代有田焼の登場
21世紀における曲がり角。バブル経済崩壊の後、失われた20年を経て次の有田を担う商品とは何か。
講師陣
名前 | 外山 徹 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員・国際日本学部兼任講師 |
プロフィール | 商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。 |