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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-11-08 / その他教養 / 学内講座コード:13260004

明治大学・宮崎県連携講座 記紀編さん1300年記念講座 ~神々が息づく「神話のふるさと みやざき」をたどる~

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月16日、11月30日、12月 7日、12月14日(土)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
70
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
★資料請求はコチラ>>[明治大学リバティアカデミー資料請求のページへ]

【講座趣旨】
宮崎県は、古事記や日本書紀に描かれた日本発祥にまつわる日向神話の舞台であり、歴史ロマンあふれる神話や伝承、それにちなんだ伝統文化やゆかりの地などが県内各地に数多く残されています。
地域の人々によって大切に継承されている神楽、祭り、踊り、風習など今もなお、人々の生活に深く根付いている「神話のふるさと みやざき」について、明治大学の神野志先生、永藤先生に加え、地元宮崎からも2名の講師が登壇し、様々な角度からその魅力を存分にお伝えします。

【特記事項】
【宮崎県主催 フィールドワークのご案内 ※別途申込】
★お申込み・お問い合わせ先
宮崎県観光推進課 記紀編さん記念事業推進室
TEL:0985-26-7099
※詳細は宮崎県観光推進課へ直接お問い合わせください。

◆日程:1月11日(土)~1月13日(月・祝)
◆内容:高千穂神社や天岩戸神社・天安河原、本場高千穂の夜神楽鑑賞、高千穂狭散策、江田神社・みそぎ池、青島神社、鵜戸神宮など県内の神話ゆかりの地をゆったりと巡ります。
神職やガイドボランティアによる現地案内のほか、普段見られない国の重要文化財「鉄造狛犬(高千穂神社の特別拝観)」や「天岩戸の特別拝観」などを予定しており、フィールドワーク参加者だけの特典も盛りだくさんです。

【講義概要】
第1回 11月16日(土) 暮らしの中に息づく神話 ~神話の源流へ~
神話は古くから伝承され自然への信仰と結びつき、私達の多彩な生活の中にもいかされています。語り継がれる神話が、現代の私達に伝えるもの、その奥深さ・魅力についてご紹介します。

第2回 11月30日(土) 古代の日向 ~出土資料と文献史料から~
日向の古代史には近畿地方や関東地方とは異なる特徴が見られます。考古学の発掘成果と六国史・律令格式などの文献史料から、おおよそ弥生時代から平安時代にかけて、日向の歴史をたどります。

第3回 12月 7日(土) 「天孫」降臨と高千穂峰
ニニギの命が天降ったという神話を天孫降臨とよびならわしていますが、『古事記』でも『日本書紀』でも降るニニギを「天孫」とよぶことはありません。そもそも「天孫」というよびかたからしてふりかえってみる必要があります。また、『日本書紀』では「天」が「高天原」とよばれることはありません。アマテラスのかかわりかたも『古事記』『日本書紀』ではまったく違います。さらに、ニニギの命が降ったところを「高千穂峰」といいますが、これをどこに比定するかについても説がわかれているのです。この神話について、なお考えねばならないこうした諸問題について見てゆくこととします。

第4回 12月14日(土) 日向神話の女神たち
『古事記』は、神の出現について「成る」、「生む」、「産む」という表現で語っています。この中で「成る」、「生む」は頻繁に出てくる語彙です。しかし、「産む」の表現が出てくるのが、実は日向神話だけです。これは何を意味するのでしょうか。この点に注目して、日向神話の独自性について講述します。

講師陣

名前 後藤 俊彦
肩書き 高千穂神社宮司 神社本庁評議員
プロフィール 1945年宮崎県高千穂町生まれ。九州産業大学商学部卒。1975年國學院大學神道学専攻科及び日本大学今泉研究所を卒業。1981年高千穂神社宮司に就任。1987年神道文化奨励賞受賞。著書に『神と神楽の森に生きる』、『神棲む森の思想』など。
名前 柴田 博子
肩書き 宮崎産業経営大学教授・宮崎考古学会副会長
プロフィール 奈良女子大学大学院文学研究科修了。1994年宮崎産業経営大学に着任、2009年度から現職。著作に「西海道の古代出土文字資料」(木簡研究29号)、「日向国出土の墨書土器」(宮崎県史・共著)、編著に「日本古代の思想と筑紫」など。
名前 永藤 靖
肩書き 元明治大学文学部教授
プロフィール 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。
名前 神野志 隆光
肩書き 明治大学大学院特任教授
プロフィール 1946年和歌山県生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は日本古代文学。主要な著著に、『古事記の達成』(東京大学出版会)、『古事記の世界観』(吉川弘文館)、『古事記』(NHKブックス)、『漢字テキストとしての古事記』(東京大学出版会)他多数。

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