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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-12-06 / その他教養 / 学内講座コード:13260006

明治大学・福井県連携講座 岡倉天心 日本文化の発信者

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
12月14日、12月21日、 1月18日、 1月25日(土)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
50
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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【講座趣旨】
岡倉天心は、今から150年前、幕末の文久2年に生まれました。江戸から明治に時代が移り変わり、日本がヨーロッパやアメリカに追いつこうとしていた変革の時代。維新後の極端な欧化主義から、欧米のものばかりがもてはやされ、日本の良さが忘れ去られるという大きな時代のうねりの中で、「日本を主軸にしたうえで欧米の近代社会から受容すべきものは受容し、文化の継承と革新を図るべき」と考えた天心は、東洋や日本の美術・文化の本質について、世界に向けて力強く発信しました。その著作は、現代でもロングセラーとして読み継がれています。
美術教育者、思想家、日本文化発信者、国際人…多様な顔を持つ天心の魅力について、深く掘り下げていきます。

【講義概要】
第1回 12月14日(土) 「茶の本」を読む
岡倉覚三(天心)の英文三部作のなかで現在までもっとも影響力をもっているのがThe Book of Teaであるが、私なりの読み方を紹介したい。

第2回 12月21日(土) ジャポニスムとアメリカン・ルネッサンス
岡倉天心がアメリカに関わった時代は、アメリカ美術が勃興する最中であった。唯美主義と日本美を心酔した美の世界を紹介する。

第3回 1月18日(土) 岡倉覚三(天心)著『東洋の理想』の世界
「アジア」文明の理念を掲げる英文著述『東洋の理想』。その執筆背景や動機、内容から岡倉の思想に迫る。

第4回 1月25日(土) 岡倉天心とその時代
岡倉家の福井在住時代までルーツを遡り、幕末明治の時代情勢、美術について考察する。

講師陣

名前 岡倉 登志
肩書き 大東文化大学名誉教授・天心研「鵬の会」代表
プロフィール 945年生まれ。明治大学・同大学院で西洋史・西洋政治史(19~ 20世紀)を学び、2011年度まで大東文化大学専任教授、1978年より20年余明治大学文学部兼任講師。主な著作『二つの黒人帝国』東大出版会、1987(駿台史学会奨励賞受賞)、『「野蛮」の発見―西欧近代の見たアフリカ」講談社、1990、『世界史の中の日本:岡倉天心とその時代』明石書店、2006、『岡倉天心 思想と行動』吉川弘文館、2013、近刊『曽祖父岡倉覚三―現代に生きる天心像』(仮題)、2013年8月予定。
名前 岡部 昌幸
肩書き 帝京大学文学部史学科教授
プロフィール 早稲田大学文学部美術史専攻、同大学院修士課程修了。横浜市美術館開設準備等をへて、現職。ジャポニスム学会前理事長。世紀転換期のアメリカ美術、写真史を研究。『ジャポニスム入門』(共著)、エドウィン・アーノルド『ヤポニカ』(訳)他。
名前 岡本 佳子
肩書き 国際基督教大学アジア文化研究所研究員
プロフィール 1971年生まれ。国際基督教大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(学術)。近代日本思想史専攻。共著に『岡倉天心 思想と行動』(吉川弘文館、2013年)がある。
名前 佐々木 美帆
肩書き 福井県立美術館近現代日本画担当学芸員
プロフィール 1977年生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業後、2005年より福井県立美術館勤務。2011年に担当した島田墨仙展の図録で2011年美連協カタログ論文賞受賞。2013年岡倉天心展を担当する。
名前 池田 功
肩書き 明治大学政治経済学部教授・同大学院教養デザイン研究科教授
プロフィール 1957年生まれ。文学博士。専門は日本近代文学文化。韓国とドイツでそれぞれ2年間の在外体験あり。主な著書に『若き日本文学研究者の韓国』、『石川啄木 国際性への視座』、『新版 こころの病の文化史』、『啄木日記を読む』、『石川啄木 その散文と思想』、『啄木 新しき明日の考察』などがある。

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