講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-31 / その他教養 / 学内講座コード:13260011
第53回明治大学博物館公開講座「考古学ゼミナール」 大英博物館所蔵 ガウランド・コレクションの研究
- 開催日
- 11月 8日、11月15日、11月22日、12月 6日、12月13日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 18:00~20:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,500円
- 定員
- 150
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
★資料請求はコチラ>>[明治大学リバティアカデミー資料請求のページへ]
【講座趣旨】
ロンドン・大英博物館の日本展示室には、銅鐸や馬具等の考古資料が陳列されています。それらは、明治期にお雇い外国人として来日し各地の古墳を精力的に調査したWilliam Gowlandが収集したコレクションであり、当時の古墳の姿を収めた写真とあわせ、古墳研究のさきがけとして高く評価されています。当館には後藤和雄氏が調査した写真の複製が寄託されており、2007年には特別展を開催しました。また、近年では明治大学・大手前大学・京都橘大学・京都府立大学・大英博物館・セインズベリー日本藝術研究所を中心として日英共同調査が実施されています。今回の講座では、その成果をもとに、ガウランド・コレクションの全貌に迫ります。
【講義概要】
第1回 11月 8日(金) ガウランド・コレクションと須恵器研究
第2回 11月15日(金) ガウランドが撮影した写真資料
第3回 11月22日(金) ガウランドと黎明期の日本考古学者たち
第4回 12月 6日(金) ドキュメント資料からさぐるガウランドの調査と研究
第5回 12月13日(金) ガウランドの古墳調査-鹿谷古墳群・見瀬丸山古墳・芝山古墳
★資料請求はコチラ>>[明治大学リバティアカデミー資料請求のページへ]
【講座趣旨】
ロンドン・大英博物館の日本展示室には、銅鐸や馬具等の考古資料が陳列されています。それらは、明治期にお雇い外国人として来日し各地の古墳を精力的に調査したWilliam Gowlandが収集したコレクションであり、当時の古墳の姿を収めた写真とあわせ、古墳研究のさきがけとして高く評価されています。当館には後藤和雄氏が調査した写真の複製が寄託されており、2007年には特別展を開催しました。また、近年では明治大学・大手前大学・京都橘大学・京都府立大学・大英博物館・セインズベリー日本藝術研究所を中心として日英共同調査が実施されています。今回の講座では、その成果をもとに、ガウランド・コレクションの全貌に迫ります。
【講義概要】
第1回 11月 8日(金) ガウランド・コレクションと須恵器研究
第2回 11月15日(金) ガウランドが撮影した写真資料
第3回 11月22日(金) ガウランドと黎明期の日本考古学者たち
第4回 12月 6日(金) ドキュメント資料からさぐるガウランドの調査と研究
第5回 12月13日(金) ガウランドの古墳調査-鹿谷古墳群・見瀬丸山古墳・芝山古墳
講師陣
名前 | 忽那 敬三 |
---|---|
肩書き | 明治大学博物館学芸員 |
プロフィール | 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。 |
名前 | 後藤 和雄 |
---|---|
肩書き | 元朝日新聞編集委員・大英博物館特別研究員 |
プロフィール | 1936年東京生まれ。早大文学部卒。85年オランダ・ライデン大学で、幕末維新期の日本の古い写真800枚を発見。91年大英博物館でガウランドのガラス乾板212枚を発見した。古い写真から考古学、歴史学的な意味を読み解く「写真考古学」を確立。V・ハリス日本部長との共同研究で、ガウランドの発掘調査や出土品の全容を解明し、『ガウランド 日本考古学の父』(2003)を共同出版した。 |
名前 | 菱田 哲郎 |
---|---|
肩書き | 京都府立大学文学部教授 |
プロフィール | 1960年大阪市生まれ。専門は考古学で、日本列島の古墳時代から平安時代までの社会の変化を解き明かすことを目標としている。主な著作に、『須恵器の系譜』(講談社、1996年)、『古代日本 国家形成の考古学』(京都大学学術出版会、2007年)、『はじめて学ぶ考古学』(佐々木憲一らと共著、有斐閣、2011年)。 |
名前 | 富山 直人 |
---|---|
肩書き | 神戸市教育委員会学芸員 |
プロフィール | 1960年兵庫県生まれ。専門は横穴式石室研究と古墳時代の地域間交流から導き出される国家形成など。横穴式石室の研究に伴い2004年より大英博物館でのガウランドコレクションの調査に従事。主な著作に「播磨における古墳時代中期の政治変動」『古代文化』64-2,2012、「ゴーランドとナウマン」『古代学研究』194,2012、「大英博物館におけるゴーランドコレクション 芝山古墳と鹿谷古墳」『古代学研究』196,2012.「ゴーランドと山縣修」『古代学研究』197,2013。 |
名前 | 一瀬 和夫 |
---|---|
肩書き | 京都橘大学文学部歴史遺産学科教授 |
プロフィール | 1957年大阪生まれ。考古学と博物館学。前方後円墳と埴輪、古代船と石器時代の住居。博物館教育とワークショップの展開。『古墳時代のシンボル・仁徳陵古墳』2009新泉社、『巨大古墳の出現・仁徳朝の全盛』2011文英堂、『古墳時代の考古学』第5巻/「総論/船・ソリ」2012同成社。 |