講座詳細情報
申し込み締切日:2013-09-30 / その他教養 / 学内講座コード:13220018
世界の「聖地」を旅する 第六の旅
- 開催日
- 10月 8日、10月22日、11月12日、11月26日、12月10日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
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【講座趣旨】
聖地をめぐる「第六の旅」にみなさんをご案内します。この旅の講座で「聖地」と呼ばれるのは、従来信仰の対象とされてきた場所のことばかりでなく、人々の心のなかで特別の意味を付与され、純化された場所のこととお考えください。先史時代から現代にいたるまで、人々の心に定着して「聖性」を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになったさまざまな場所が、世界には数多く存在しています。
現代のわれわれにとって真に聖なるものとはなにか。今回もそれを考えながらゆっくりと旅してまいりたいと思っています。旅、遍歴、聖地巡礼に関心をお持ちのすべての方々のご参加をお待ちしています。
【講義概要】
第1回 10月 8日(火) 地下都市と聖なる山 トルコ、カッパドキア
初期キリスト教徒が隠れ住んだ地下都市の跡を訪ねた旅人は、霧と雪に見舞われ奇岩のあいだをさまよいますが、ついに聖なる山と向き合うのです。
第2回 10月22日(火) 巡礼路の奇跡 スペイン、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カサーダ
その町の教会はなかで鶏を飼っています。首を吊られながら生きていた一人の若者の奇跡を今に伝えるためです。旅人は鶏に面会を求めることにしました。
第3回 11月12日(火) 人生への旅立ち 沖縄県、北大東島
中学卒業とともに島を離れなくてはならない学童たち。卒業式は人生の旅立ちにほかなりません。現代には稀な聖性さえ帯びるその儀式に、今春旅人も立ち会いました。
第4回 11月26日(火) 荒野にそびえる岩峰群 アメリカ、モニュメントヴァレー
そこは先住民ナバホ族の聖地でもありました。訪れた旅人は聖地巡礼の旅の意味をいまいちど問い直さずにはいられませんでした。
第5回 12月10日(火) 泉の伝説 スウェーデン
教会に出かけた娘が途中で旅の男たちに殺されます。復讐を遂げた父親が娘の遺骸を抱き上げると泉が湧き出しました。中世の北欧伝説を尋ねる旅です。
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【講座趣旨】
聖地をめぐる「第六の旅」にみなさんをご案内します。この旅の講座で「聖地」と呼ばれるのは、従来信仰の対象とされてきた場所のことばかりでなく、人々の心のなかで特別の意味を付与され、純化された場所のこととお考えください。先史時代から現代にいたるまで、人々の心に定着して「聖性」を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになったさまざまな場所が、世界には数多く存在しています。
現代のわれわれにとって真に聖なるものとはなにか。今回もそれを考えながらゆっくりと旅してまいりたいと思っています。旅、遍歴、聖地巡礼に関心をお持ちのすべての方々のご参加をお待ちしています。
【講義概要】
第1回 10月 8日(火) 地下都市と聖なる山 トルコ、カッパドキア
初期キリスト教徒が隠れ住んだ地下都市の跡を訪ねた旅人は、霧と雪に見舞われ奇岩のあいだをさまよいますが、ついに聖なる山と向き合うのです。
第2回 10月22日(火) 巡礼路の奇跡 スペイン、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カサーダ
その町の教会はなかで鶏を飼っています。首を吊られながら生きていた一人の若者の奇跡を今に伝えるためです。旅人は鶏に面会を求めることにしました。
第3回 11月12日(火) 人生への旅立ち 沖縄県、北大東島
中学卒業とともに島を離れなくてはならない学童たち。卒業式は人生の旅立ちにほかなりません。現代には稀な聖性さえ帯びるその儀式に、今春旅人も立ち会いました。
第4回 11月26日(火) 荒野にそびえる岩峰群 アメリカ、モニュメントヴァレー
そこは先住民ナバホ族の聖地でもありました。訪れた旅人は聖地巡礼の旅の意味をいまいちど問い直さずにはいられませんでした。
第5回 12月10日(火) 泉の伝説 スウェーデン
教会に出かけた娘が途中で旅の男たちに殺されます。復讐を遂げた父親が娘の遺骸を抱き上げると泉が湧き出しました。中世の北欧伝説を尋ねる旅です。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 立野 正裕 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1947年生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学院修士課程文学研究科を終了後、文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学の非暴力探求の可能性を研究している。また「道の精神史」の実践として主に西欧への旅を重ねる。 主要著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』『世界文学の扉をひらく』(全十巻、現在三巻まで刊行中)などがある(すべてスペース伽耶刊)。 近刊予定として『光の記憶を探して――続ヨーロッパ思索の旅』(仮題)と『日本文学の扉をひらく』(第一巻)がある。 |