講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-08 / 経済:その他教養 / 学内講座コード:13110029
FTA/TPPの中身をのぞいて見ませんか? ―TPPの基礎知識と世界貿易体制の変化を習得する―
- 開催日
- 5月16日(木)、 5月23日(木)、 5月30日(木)、 6月 6日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
グローバル化の潮流の中で、農業問題を抱える日本はなかなかTPP交渉に参加できませんが、このTPP参加をめぐっては、昨年12月の衆院選挙でも大きな争点の一つとなりました。
したがって、TPPについてはある程度ご存知とは思いますが、FTA/TPPの基礎的部分を改めて知ることで、その背景となっている世界貿易体制の変化と、その中での貿易国日本のあり方について探ってみませんか?
国際通商問題について大凡のことは理解しているが、FTA/TPPがどのような背景で何が課題なのかもう少し詳しく知りたいという方には特にお奨めです。
【講座のポイント】
1.世界の貿易体制の変動
2.TPPの生い立ちと現状そしてその課題
3.TPPと農業問題
4.アジアでの現状と課題並びに日本の役割
【講義概要】
第1回 5月16日(木) 貿易体制の変動
2008年7月、WTO/ドーハラウンドが米・印対立で決裂してから、世界の貿易体制は多国間協定から二国間・地域間FTAの個別協定に急速に舵が切られ、いまやTPPに注目が集まっています。
本講座では先ず最初に、この世界の貿易体制の変動と、その裏で繰り広げられる国際経済の変化を紹介します。
第2回 5月23日(木) TPPの現状・課題
数多くのFTA/RTA交渉の中でTPPが米国の参加表明により急浮上し、9カ国にカナダとメキシコが加わって11カ国の間で2013年中の交渉妥結をめざして交渉が重ねられています。
本シリーズでは、このようなTPPの生い立ちと現状そして何が課題となっているか、TPPの基礎的部分をお話します。
第3回 5月30日(木) TPPと農業問題
新聞・テレビでは、TPPについてビジネス界を中心とした積極推進グループとJAなど農業関係者中心の大反対グループとの対立を盛んに報道していますが、問題の本質はどうも違うところにあるようです。特に農業問題はいま少し冷静に分析しておく必要がありそうで、何ゆえTPPなのか農業問題と絡めて探ってみましょう。
第4回 6月 6日(木) アジアでの現状/課題 日本の役割
TPPの対象はアジア市場が中心ですが、このアジアでは日中韓FTA交渉のごとくTPPと併行して様々な協定が結ばれ且つ交渉が重ねられています。アジアの現状と課題を知り、その中で日本はどういう役割を果たせば良いかお伝えします。
グローバル化の潮流の中で、農業問題を抱える日本はなかなかTPP交渉に参加できませんが、このTPP参加をめぐっては、昨年12月の衆院選挙でも大きな争点の一つとなりました。
したがって、TPPについてはある程度ご存知とは思いますが、FTA/TPPの基礎的部分を改めて知ることで、その背景となっている世界貿易体制の変化と、その中での貿易国日本のあり方について探ってみませんか?
国際通商問題について大凡のことは理解しているが、FTA/TPPがどのような背景で何が課題なのかもう少し詳しく知りたいという方には特にお奨めです。
【講座のポイント】
1.世界の貿易体制の変動
2.TPPの生い立ちと現状そしてその課題
3.TPPと農業問題
4.アジアでの現状と課題並びに日本の役割
【講義概要】
第1回 5月16日(木) 貿易体制の変動
2008年7月、WTO/ドーハラウンドが米・印対立で決裂してから、世界の貿易体制は多国間協定から二国間・地域間FTAの個別協定に急速に舵が切られ、いまやTPPに注目が集まっています。
本講座では先ず最初に、この世界の貿易体制の変動と、その裏で繰り広げられる国際経済の変化を紹介します。
第2回 5月23日(木) TPPの現状・課題
数多くのFTA/RTA交渉の中でTPPが米国の参加表明により急浮上し、9カ国にカナダとメキシコが加わって11カ国の間で2013年中の交渉妥結をめざして交渉が重ねられています。
本シリーズでは、このようなTPPの生い立ちと現状そして何が課題となっているか、TPPの基礎的部分をお話します。
第3回 5月30日(木) TPPと農業問題
新聞・テレビでは、TPPについてビジネス界を中心とした積極推進グループとJAなど農業関係者中心の大反対グループとの対立を盛んに報道していますが、問題の本質はどうも違うところにあるようです。特に農業問題はいま少し冷静に分析しておく必要がありそうで、何ゆえTPPなのか農業問題と絡めて探ってみましょう。
第4回 6月 6日(木) アジアでの現状/課題 日本の役割
TPPの対象はアジア市場が中心ですが、このアジアでは日中韓FTA交渉のごとくTPPと併行して様々な協定が結ばれ且つ交渉が重ねられています。アジアの現状と課題を知り、その中で日本はどういう役割を果たせば良いかお伝えします。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 神﨑 幸雄 |
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肩書き | 国際社会貢献センター会員(三菱商事出身) |
プロフィール | 千葉大学工学部卒業、三菱商事入社。プラント輸出・建設業務に長年に亘り従事し、サウジアラビア・アルコバル事務所長、イラン三菱商事社長を歴任した後、ABAC(APECビジネス諮問委員会)日本支援協議会事務局長に転じ、ABAC/APEC活動を通じFTA/TPPなど国際通商関係に深く関与した。 |