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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-28 / その他教養 / 学内講座コード:12260004

本と映画と神保町 ―本の街・神保町で考える Part2―本の街神保町を元気にする会共催

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 6日(土)、10月20日(土)、11月10日(土)、11月24日(土)、12月 8日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本の街神保町が、日本で有数の映画の街だったということは、意外に知られていません。1918年に火災により焼失してしまった錦町の錦輝館は、映画館発祥の地とも言われ、他にも南明座、シネマパレス、神田日活館、東洋キネマ、銀映座、河合キネマ、神田劇場、神田角座など、かつては神保町界隈にたくさんの映画館がありました。本の街を訪れた多くの作家たちは、銀幕に魅了されて様々な文章を残しています。映画に描かれた神保町や、作家が残した銀幕への熱い思い。本と映画と神保町をキィワードに、セピア色の神田神保町にタイムスリップしてみましょう。

【講義概要】
第1回 10月 6日(土) 「映画に描かれた神保町」
侯孝賢「珈琲時光」と神保町-中国・台湾・香港映画のなかの日本から

第2回 10月20日(土) 「キネマの文学誌1」
漱石、龍之介、啄木、潤一郎、康成、横光など、明治大正の文豪たちが残した銀幕の魅惑

第3回 11月10日(土) 「キネマの文学誌2」
太宰、三島、埴谷、野間、安岡、島尾など現代作家がみた戦後映画のあれこれ

第4回 11月24日(土) 「映画の街・神保町」
ここにこんな映画館があった!神保町と映画館の100年史

第5回 12月 8日(土) 【フィールドワーク】
「銀幕の神保町探訪」
映画館発祥の地・錦輝館跡地を始め今は無き劇場の跡、映画本専門古書店「矢口書店」、岩波ホール、神保町シアターへ

講師陣

名前 林 ひふみ
肩書き 明治大学理工学部准教授
プロフィール 東京生まれ。朝日新聞記者、亜州週刊(香港)特派員を経て、中文コラムニスト(筆名:新井一二三)著書に『中国語はおもしろい』(講談社現代新書)ほか多数。2012年に明治大学出版会から、侯孝賢らの作品を日本観という角度から見直した『中国・台湾・香港映画のなかの日本』(明治大学リバティブックス)を刊行。
名前 齋藤 愼爾
肩書き 深夜叢書社主・俳人・評論家
プロフィール 1939年、朝鮮・京城に生まれる。『ひばり伝 蒼穹流謫』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。編集者として多くの書籍を世に送り出すとともに、『齋藤愼爾全句集』『読書という迷宮』『暗愁は時空を超えて 五木寛之紀行』『寂聴伝』などの著作の他、『埴谷雄高・吉本隆明の世界』『キネマの文學誌』など編著書も多い。
名前 野上 暁
肩書き 日本ペンクラブ常務理事・評論家
プロフィール 本名・上野明雄。1943年生まれ。中央大学卒業後、小学館に勤務。『小学一年生』編集長、取締役、小学館クリエイティブ代表取締役社長などを歴任。1960年代初めから現在まで駿河台と神保町に50年以上を過ごす。著書に『おもちゃと遊び』『子ども学―その源流へ』『越境する児童文学』など多数。
名前 矢口 哲也
肩書き 矢口書店店主
プロフィール 1963年生まれ。神保町で生まれ育ち、1999年映画専門の古書店矢口書店の三代目店主となる。町会役員、東京都古書籍商業協同組合神田支部副支部長、神田古書店連盟副会長。
名前 柴田 信
肩書き 岩波ブックセンター信山社社長
プロフィール 1930年生まれ。中学の教員、芳林堂を経て、現在にいたる。神保町は学生時代からの付き合い。著書に『ヨキミセサカエル-本の街・神田神保町から』、共著に『出版販売の実際』など。本の街神保町を元気にする会事務局長。
名前 飯澤 文夫
肩書き コーディネータ、明治大学大学史資料センター研究調査員
プロフィール 2000~04年までリバティ・アカデミーで、故八木福次郎氏(前日本古書通信社社長)と東京都古書籍商業協同組合神田支部の協力を得て公開講座「古書の世界」を企画。
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