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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-11-23 / その他教養 / 学内講座コード:12260001

鉄道と港の街 敦賀 【明治大学・福井県連携講座】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
12月 1日(土)、12月 8日(土)、 1月12日(土)、 1月19日(土)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
敦賀の「鉄道と港」をキーワードに、その背景にある歴史、観光やまちづくりなどについて深く掘り下げます。山下先生には、敦賀を起点に福井県内の観光資源をいかに活用していくのかについて多面的にご講義していただきます。井上先生には、みなとまち敦賀の変遷をたどったうえで、新時代に向けた敦賀のあり方を展望していただきます。古江先生からは、ポーランド孤児、ユダヤ人難民の上陸地としての敦賀港の役割と敦賀の人々の関係をお話していただきます。藤井先生からは、100年前に運行を開始した欧亜国際連絡列車の経路などについて当時の状況を踏まえながら解説していただきます。「鉄道と港」とともに歩んできた街・敦賀、そこから発信される歴史・文化について深く学んでいきましょう。

【講義概要】
第1回 12月 1日(土) 「福井の観光資源と鉄道・港」
平成26年度中に開業が予定されている北陸新幹線により、今後観光地として注目を浴びることが期待される福井県。そして新幹線駅と港を持つことにより福井県のゲートウェイとして敦賀が果たす都市機能のあり方が重要視されてくる中、交流人口の拡大を福井県の成長・発展につなげていくために、県内の地域資源をどのように活用していくべきか、その方向性について考えます。

第2回 12月 8日(土) 「敦賀の鉄道・港とまちづくり」
1000年以上の歴史を持つ「みなとまち 敦賀」は明治以降、鉄道の整備など交通体系の動向がまち全体の盛衰に大きな影響を与えてきました。現在も新たな交通体系が整備されているが、交通とまちの関係もまた変化しています。本講義では、これまでの鉄道と「みなとまち」の関係がどう 変わってきたのかを明らかにし、新しい時代にふさわしい「みなとまち」の姿を考えます。

第3回 1月12日(土) 「人道の港・敦賀」
古くから海外との玄関口としての役割を持つ敦賀港。その歴史の1ページに刻まれたポーランド孤児、ユダヤ人難民の上陸。彼らに重く圧し掛かっていた時代背景、国際情勢などをベースに敦賀港が果たした役割を見ていきます。また、当時の敦賀の人たちは、彼らをどのように見て、どのように関わり、さらにどんなドラマがあったのかなど調査結果を交えて考察していきます。

第4回 1月19日(土) 「欧亜国際連絡列車と敦賀」
1912(明治45)年に、東京・敦賀・ウラジオストク・パリ間を結ぶ欧亜国際連絡列車の運行が開始されました。今回の講義では、開通までの社会経済的背景、開通後の変遷、東京から敦賀の鉄路、敦賀からウラジオストクの航路、およびウラジオストクの街、以上5つの観点から欧亜国際連絡列車の足跡の一部を辿っていきたいと考えています。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 山下 真輝
肩書き ジェイティービー旅行事業本部観光戦略室(観光立国推進担当マネージャー)
プロフィール 1969年生まれ。1993年に(株)JTB(大分支店配属)入社、2008年2月よりJTB九州本社(福岡市)地域活性化事業推進室長に就任。2010年2月より(株)ジェイティービー(東京)旅行事業本部地域交流ビジネス推進室(現観光戦略室)に着任し、観光庁におけるビジット・ジャパン事業や国内観光振興関連政策の委員や全国各地の観光振興政策に関わっている。
名前 井上 武史
肩書き 福井県立大学地域経済研究所
プロフィール 1971年生まれ。博士(経済学)。横浜国立大学卒業後、1993年に敦賀市役所入庁。税務・財政・企画部門に従事しながら福井県立大学大学院経済・経営学研究科で地方財政や都市政策について研究した。2007年に市役所を退職し福井県立大学地域経済研究所に着任、現在に至る。主な著書に『地方港湾からの都市再生』(晃洋書房)がある。
名前 古江 孝治
肩書き 人道の港調査研究所 代表・NPO法人 杉原千畝命のビザ 理事
プロフィール 1950年生まれ。立命館大学卒業後、福井県敦賀市役所勤務。資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」の開設に中心的役割を担う。ポーランド孤児、ユダヤ人難民などの調査のため「人道の港調査研究所」を設立。共著に『人道の港 敦賀―命のビザで敦賀に上陸したユダヤ人難民足跡調査報告―』(日本海地誌調査研究会2007年)がある。
名前 藤井 秀登
肩書き コーディネータ・明治大学商学部教授
プロフィール 1966年生まれ。立教大学経済学部卒業。明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。JTB勤務などを経て現職。JTBでは主に地方自治体の地域振興を担当した。専門は交通論、観光事業論。社会経済学の視点から交通や観光事業を研究している。著書に『現代交通論の系譜と構造』(税務経理協会)、『交通論の祖型―関―研究―』(八朔社)などがある。
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