講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-03 / その他教養 / 学内講座コード:12220018
世界の「聖地」を旅する 第四の旅
- 開催日
- 10月11日(木)、10月25日(木)、11月 8日(木)、11月22日(木)、12月 6日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
「聖地」を目ざす「第四の旅」にご案内します。ここで「聖地」と言うのは、人々の心のなかで特別の意味を付与され、純化された場所のこととお考えください。先史時代から現代にいたるまで、人々の心に定着して「聖性」を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになったさまざまな場所が、世界には数多く存在します。
今回は、宮澤賢治の故郷・山深い花巻から出発して、壮大な銀河のもとを歩む旅を試みてみようではありませんか。銀河または天の川は、スペインの聖地サンチャゴを目ざした中世の人々の「道」そのものでした。夜空に懸かる銀河を巡礼たちが一心に見つめたため、かれらの敬虔な瞳の光がそのまま天空にとどまり、銀河の輝きをいっそう明るくしたとも言われます。
旅、遍歴、聖地巡礼に関心をお持ちのすべての方々のご参加をお待ちしています。
【講義概要】
第1回 10月11日(木) 東北の星空の下で 花巻を歩く(岩手編)
『銀河鉄道の夜』を手がかりに、宮澤賢治の宇宙と岩手の風土との関わりを考えるところからわれわれの第四の旅が始まります。
第2回 10月25日(木) 巡礼の道を行く(フランス編1)
聖地サンチャゴにおもむく巡礼は、オーブラックの荒野、ユンクの谷あいなどフランス中部に存在するいくつかの聖域を経て、ピレネー山脈の彼方へと続く長い困難な歩みを進めなければなりませんでした。
第3回 11月 8日(木) 巡礼の道を行く(フランス編2)
ピレネー山脈を越える道はいろいろありましたが、巡礼宿が設けられたロンスヴォーにいたる二つの峠越えの道はよく知られています。そしていつの時代にも、峠には語って尽きぬ独特の魅力があるものです。
第4回 11月22日(木) 巡礼の道を行く シロス修道院(スペイン編1)
聖地への道をたどる巡礼たちが、わざわざ迂回してまでしばしば立ち寄った修道院がスペインにあります。その修道院に向かうには、岩山のあいだの屈曲の多い迷路のような道の奥へと分け入り、険しい山道をたどるのです。
第5回 12月 6日(木) 巡礼の道を行く サンチャゴ修道院(スペイン編2)
夜空に懸かる銀河はロマネスクの聖なる都を目ざした中世の人々の「道」そのものと見まがうほどの素晴らしさです。長い旅にあえぎながらも、人々は憧れに満ちて夜空を見上げました。その敬虔な瞳の光がそのまま天空にとどまり、銀河の道にいっそうの輝きを与えたと言われます。
「聖地」を目ざす「第四の旅」にご案内します。ここで「聖地」と言うのは、人々の心のなかで特別の意味を付与され、純化された場所のこととお考えください。先史時代から現代にいたるまで、人々の心に定着して「聖性」を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになったさまざまな場所が、世界には数多く存在します。
今回は、宮澤賢治の故郷・山深い花巻から出発して、壮大な銀河のもとを歩む旅を試みてみようではありませんか。銀河または天の川は、スペインの聖地サンチャゴを目ざした中世の人々の「道」そのものでした。夜空に懸かる銀河を巡礼たちが一心に見つめたため、かれらの敬虔な瞳の光がそのまま天空にとどまり、銀河の輝きをいっそう明るくしたとも言われます。
旅、遍歴、聖地巡礼に関心をお持ちのすべての方々のご参加をお待ちしています。
【講義概要】
第1回 10月11日(木) 東北の星空の下で 花巻を歩く(岩手編)
『銀河鉄道の夜』を手がかりに、宮澤賢治の宇宙と岩手の風土との関わりを考えるところからわれわれの第四の旅が始まります。
第2回 10月25日(木) 巡礼の道を行く(フランス編1)
聖地サンチャゴにおもむく巡礼は、オーブラックの荒野、ユンクの谷あいなどフランス中部に存在するいくつかの聖域を経て、ピレネー山脈の彼方へと続く長い困難な歩みを進めなければなりませんでした。
第3回 11月 8日(木) 巡礼の道を行く(フランス編2)
ピレネー山脈を越える道はいろいろありましたが、巡礼宿が設けられたロンスヴォーにいたる二つの峠越えの道はよく知られています。そしていつの時代にも、峠には語って尽きぬ独特の魅力があるものです。
第4回 11月22日(木) 巡礼の道を行く シロス修道院(スペイン編1)
聖地への道をたどる巡礼たちが、わざわざ迂回してまでしばしば立ち寄った修道院がスペインにあります。その修道院に向かうには、岩山のあいだの屈曲の多い迷路のような道の奥へと分け入り、険しい山道をたどるのです。
第5回 12月 6日(木) 巡礼の道を行く サンチャゴ修道院(スペイン編2)
夜空に懸かる銀河はロマネスクの聖なる都を目ざした中世の人々の「道」そのものと見まがうほどの素晴らしさです。長い旅にあえぎながらも、人々は憧れに満ちて夜空を見上げました。その敬虔な瞳の光がそのまま天空にとどまり、銀河の道にいっそうの輝きを与えたと言われます。
備考
【教材】
立野正裕著『光の記憶を探してー続ヨーロッパ思索紀行』(仮題 10月中旬刊行予定)
そのほか随時写真資料などを配布します。
立野正裕著『光の記憶を探してー続ヨーロッパ思索紀行』(仮題 10月中旬刊行予定)
そのほか随時写真資料などを配布します。
講師陣
名前 | 立野 正裕 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1947年福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学院修士課程文学研究科を修了。現在、同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学の非暴力主義の可能性を探求するとともに、その問題意識の一環として「道の精神史」を構想し、ほぼ毎年、西洋への旅を重ねる続ける。著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(全十巻、現在三巻まで刊行中)などがある(すべてスペース伽耶刊)。近刊予定として『光の記憶を探して―続ヨーロッパ思索紀行』(仮題)と『日本文学の扉を開く』(第一巻)がある。 |
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