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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-01 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:12220016

『論語』の世界・白楽天の詩歌

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 9日(火)、10月16日(火)、10月23日(火)、10月30日(火)、11月 6日(火)、11月20日(火)、11月27日(火)、12月 4日(火)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
19,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
『論語』は、言うまでもなく中国の古典であります。それが「日本の古典」であるということはどういうことなのでしょうか。その謎を解く鍵は、日本の古典文法に則して日本語として読める、すなわち「訓読」という方法を用いることによって、紀元前五世紀頃の孔子とその弟子たちとの対話を日本語で読めるという点にあります。『論語』は中国古典ではありますが、「日本の古典」にもなっているということをこの講座によって確認したいと思います。
白居易(字は楽天 772~846年)は、唐王朝の大詩人且つ大官僚として、我が国でもよく知られています。白氏の詩歌は、平安王朝の人々にも愛好され、『源氏物語』や『枕草子』にしばしば引用されています。今回は、白楽天の伝記とその文学を紹介し、彼の作品が平安古典文学の世界をいかに彩るものにしているかを、具体的作品を通じてその詩歌と日本文学との結びつきをお話ししてみたいと思います。

【講義概要】
第1回 10月 9日(火) 「学而」ー子禽、子貢に問ひて曰く、夫子の是の邦に至るや
子曰く、父在せば、其の志を観る

第2回 10月16日(火) 「学而」ー有子曰く、礼は和を以て貴しと為す
有子曰く、信、義に近づけば、言復むべきなり

第3回 10月23日(火) 「学而」ー子曰く、君子は食飽くを求むることなく、居安きことを求むることなし

第4回 10月30日(火) 「学而」ー子貢曰く、貧しくして諂うこと無し

第5回 11月 6日(火) 「学而」ー子曰く、人の己を知らざることを患へず

第6回 11月20日(火) 白楽天の伝記とその文学

第7回 11月27日(火) 「香炉峰下、新たに山居を卜し草堂初めて成り、偶々東壁題す」ー枕草子

第8回 12月 4日(火) 「王十八の山に帰るを送り、仙遊寺に寄題す」ー平家物語

備考

【教材】
レジュメ資料
参考文献:「論語」岩波文庫

講師陣

名前 神鷹 徳治
肩書き 明治大学文学部教授・博士(文学)
プロフィール 専門は中唐文学、とりわけ白楽天の『白氏文集』の文献調査。日本には中国より将来した原本を書き写した資料(旧鈔本)があり、これは宋刊本に勝るとも劣らないものである。それらを逐一研究し、中国文献学の資料を集めている。旧鈔本資料としては『白氏文集』の他に『文選』、『史記』および『論語』等があるので、今回の講座でこれらの資料も活用したい。
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