検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-18 / その他教養 / 学内講座コード:12220010

ア・ミュージアム―『知』の玄関への招待―パート12

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月26日(水)、10月 3日(水)、10月17日(水)、10月31日(水)、11月 7日(水)、11月21日(水)、12月19日(水)、 1月 9日(水)、 1月16日(水)、 1月30日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
28,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
ミュージアムは、人間文化や自然環境をより深く理解するために、人類が創りあげた偉大な装置の一つです。「ア・ミュージアム」は、アミューズ(愉しませる)とミュージアムの複合語で、当講座は、「知の玄関」シリーズの第12弾です。
都内にある著名なミュージアムをステージに活躍する館長、教授、学芸課長・主任学芸員級もしくは専門分野のエキスパートに講師をお願いし、ミュージアムの特色や社会的な役割、名品逸品の解説、展示の見所、鑑賞のツボなどをお話しいただきます。
講師は、次世代に継承すべき文化資源に詳しい「知の水先案内人」あるいは魅力的な展示空間を演出する「知の匠」として、やさしく、深く、面白くお話しします。
皆様の知的好奇心や美意識を呼び覚まし、心に寄り添うお話がきっとあるはずです。「知」の玄関で愉しみつつ学び、「知」の地層をより重厚にしていただければ幸いです。
今回は、安村・板橋区立美術館館長の特別講義から浅岡・中京大学教授の展示解説まで興味満載の内容です。ミュージアムの魅力をもっと知りたい方、名品逸品や文化的・科学的な活動など、めったに聞けない話を聞きたい方に受講をお勧めします。

【特記事項】
【会場】・・第1講のみアカデミーコモン11階教室。第2~10講は各館(現地集合・解散)
【入館料】・・受講料に含まれています。

【講義概要】
第1回 9月26日(水) 特別講義 魅力ある江戸絵画
江戸時代は、様々な階層の人達が美術に親しめた珍しい時代です。上方や江戸で個性的な画家が輩出し、庶民も値段の安い版画が楽しめました。この魅力あふれる江戸絵画の楽しみ方をお話ししてゆきます。

第2回 10月 3日(水) 日本人のくらしの知と美を体験する
大妻女子大学の創設者大妻コタカの生涯や日本の女子教育史の一端について、展示と解説で紹介します。後半は、当館のテーマ「日本人のくらしの知と美」に沿って、本学の出発点である女性の技芸を体験していただくため、鳴瀬麻子学芸員の指導で「こぎん刺し」の制作に挑戦します。

第3回 10月17日(水) 《春の海》の魅力―音楽と随筆と自然―
お正月になると必ず聞こえてくる《春の海》の作曲家宮城道雄は、盲目というハンデを乗り越え、随筆家としても活躍しました。その生涯と業績、また彼が開発した新楽器などを、その独特の感性とともに紹介します。

第4回 10月31日(水) 佐竹家ゆかりの博物館
当館は、旧秋田藩主佐竹家第34代当主義春侯の家令である小林昌治氏が、宗家に伝わる貴重な歴史資料を譲り受け創設した博物館です。企画展「戦いのしるし―古戦場絵図・武具図展」と併せ、中世から近世にかけての武家の興亡の歴史をご紹介します。

第5回 11月 7日(水) 信用調査業の歩みを広く、深く体感する
帝国データバンクは「実業道徳の興隆、信用取引の発達を図る」ことを目指して1900年に後藤武夫が創業しました。信用調査業界の歴史と、武夫の挑戦と苦労のエピソードを織り交ぜながら、案内します。

第6回 11月21日(水) BORO 美しいぼろ布展~日本人は何を失い、何を守ってきたのか?~
BOROはいま、世界のアートシーンで通用する言葉になりつつあるといいます。大切な布を少しでも長持ちさせるためにかけられた膨大な手間と時間。かけがえのない家族のために培われた手仕事の技術と美的感覚。粗末なぼろ布にあらわれた、思いがけない美の世界が、現代を生きる我々に根源の問いを突き付けているようです。

第7回 12月19日(水) 長谷川町子が愛したものたち
長谷川町子美術館は、「サザエさん」で知られる漫画家・長谷川町子(1920-1992)の蒐集美術品をもとに設立された美術館です。町子没後も作品収集を続け、現在約740点の収蔵作品を有します。今回は、美術館設立の基盤ともなった1985年以前のコレクションを主に展示し紹介いたします。

第8回 1月 9日(水) 消防の変遷と消防博物館20年のあゆみ
江戸時代の消防に関する絵図、消火道具や明治時代以降の消防機器の実物を通じて、消防の歴史のほか、現代の消防制度をご案内し、歴史から学ぶ防災教育を行います。また、2012年12月に開館20周年を迎える当館のあゆみを紹介します。

第9回 1月16日(水) 目黒寄生虫館 標本の世界
医学博士亀谷了が私財を投じて創り上げた目黒寄生虫館も、まもなく創立60周年を迎えます。「寄生虫」と聞くだけで敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、その生き方は実に多彩で興味深いものです。LEDライトに照らし出された標本の世界を、是非体感してください。

第10回 1月30日(水) 出版検閲と内務省委託本
戦前期の日本では、中央官庁の一つであった内務省が出版物の検閲を行っていました。千代田図書館の「内務省委託本(実際に検閲に使用された原本)」から読み取る検閲の実態について、解説と展示見学で分かりやすく紹介します。

備考

【教材】
利用案内・レジュメ資料等

講師陣

名前 伊能 秀明
肩書き 明治大学中央図書館事務長
プロフィール 群馬県生まれ。大学の学術資源や人的ネットワークを生かした生涯学習事業等に従事。最近作に「現代訳『東海道五十三次ねむりの合の手』のおかしみ」(共著、明治大学図書館紀要16)。法学博士。
名前 小川 和夫
肩書き 財団法人目黒寄生虫館館長
プロフィール
名前 橋 公也
肩書き 消防博物館館長
プロフィール
名前 橋本 野乃子
肩書き 長谷川町子美術館美術館学芸員
プロフィール
名前 辰巳 清
肩書き アミューズミュージアム館長
プロフィール
名前 昌木 裕司
肩書き 帝国データバンク史料館 課長
プロフィール
名前 金森 陽
肩書き 財団法人千秋文庫学芸員
プロフィール
名前 千葉 優子
肩書き 宮城道雄記念館資料室室長
プロフィール
名前 真家 和生
肩書き 大妻女子大学教授・大妻女子大学博物館学芸員
プロフィール
名前 安村 敏信
肩書き 板橋区立美術館館長
プロフィール
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.