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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-28 / その他教養 / 学内講座コード:12210050

化学物質の法規制とリスク評価 一般財団法人化学物質評価研究機構(CERI)寄付講座 明治大学安全学研究所後援

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 6日(土)、10月20日(土)、11月10日(土)、11月24日(土)、12月 8日(土)、12月22日(土)、 1月19日(土)、 2月 2日(土)
講座回数
16回
時間
13:00~16:10
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
10,000円
定員
100
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
化学物質にかかる日本、米国、欧州の法的規制とこれらの規制の根拠となっている化学物質のリスク評価について学びます。化学物質のリスクは暴露と有害性の関数で表せますが、暴露は環境経由と消費者製品経由について暴露量の推定方法を、有害性は人及び環境生物を対象に試験の行い方、評価方法などを学びます。最後に実際のデータを用いリスク評価を実施します。
化学物質の安全性に関心ある社会人、学生の皆様に受講をお勧めします。
(注)本講座は明治大学 大学院 理工学研究科 新領域創造専攻の科目である安全学特論2を一般に公開するものです。

【特記事項】
【講座のポイント】
暴露評価や毒性試験を担当している機関の専門家により新たに作成される豊富な資料を用いた講義、授業中の講師との討論で化学物質のリスク評価方法についてきちんとした知識が得られます。

※ (懇親会)最終日の2月2日には、授業終了後、講師と受講生全員参加で懇親会を開催し、フリーディスカッションを行う予定です。

※入会金無料。入会金(通常)3000円が無料になります。

※ 法人会員料金とは、「リバティアカデミー法人会員」にご入会いただいている企業の方の料金です。
法人会員につきましては、ホームページトップページ上部の、インフォーメーションをご覧ください。

【講義概要】
第1回 10月 6日(土) 「国内の法規制」
化学物質審査規制法、化学物質管理促進法について制定の背景、法制度、運用実態などについて講義する。

第2回 10月 6日(土) 「化学物質の安全性評価の質の確保対策」
化学物質の安全性データの質を確保する上で重要なGLP(優良試験所基準)制度について学ぶ。制度導入の目的、仕組み、国内の法的規制、国際的な取り組み等、GLP全般について紹介する。

第3回 10月20日(土) 「海外の法規制(1)EUのREACH」
EUのREACH(化学品の登録、評価、認可及び制限に関する規則)について、目的、構成及び内容について学ぶ。

第4回 10月20日(土) 「海外の法規制(2)米国のTSCA」
米国はToxic Substances Control Law を基軸に化学物質の管理を進めている。TSCAの概要等について学ぶ。

第5回 11月10日(土) 「暴露解析―基礎と環境経由の暴露評価―」?
暴露評価の基本的な考え方について学び、環境経由の暴露評価について国内外の制度に応じた方法を紹介する。

第6回 11月10日(土) 「暴露解析―消費者製品の暴露評価―」???????????
消費者製品を使用する事に起因する暴露評価方法について解説し、国内外の制度について紹介する。

第7回 11月24日(土) 「一般毒性、試験方法と評価」
一般毒性試験、発がん性試験等を評価するための試験を中心に、試験の目的、実施方法、結果の解釈等を学ぶ。

第8回 11月24日(土) 「一般毒性、試験方法と評価」
一般毒性試験、発がん性試験等を評価するための試験を中心に、試験の目的、実施方法、結果の解釈等を学ぶ。

第9回 12月 8日(土) 「遺伝毒性、試験方法と評価」
変異原性を評価する主な試験法について、試験の目的、実施方法、結果の解釈、国内外の法規制での評価方法等を学ぶ。

第10回 12月 8日(土) 「遺伝毒性、試験方法と評価」
変異原性を評価する主な試験法について、試験の目的、実施方法、結果の解釈、国内外の法規制での評価方法等を学ぶ。

第11回 12月22日(土) 「特殊毒性、試験方法と評価」
刺激性試験や感作性試験、動物愛護問題と代替法、内分泌かく乱物質問題など特殊毒性試験全般について学ぶ。

第12回 12月22日(土) 「特殊毒性、試験方法と評価」
刺激性試験や感作性試験、動物愛護問題と代替法、内分泌かく乱物質問題など特殊毒性試験全般について学ぶ。

第13回 1月19日(土) 「生態毒性試験、試験方法と評価」
化学物質の影響を評価するための生態毒性試験の概要、各国法規制における試験の活用状況等について学ぶ。

第14回 1月19日(土) 「生態毒性試験、試験方法と評価」
化学物質の影響を評価するための生態毒性試験の概要、各国法規制における試験の活用状況等について学ぶ。

第15回 2月 2日(土) 「リスク評価の実際」
講義では、実施例を通して、環境中生物及びヒトの健康に対するリスク評価手法の概要について学ぶ。

第16回 2月 2日(土) 「リスク評価の実際」
講義では、実施例を通して、環境中生物及びヒトの健康に対するリスク評価手法の概要について学ぶ。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 北野 大
肩書き 明治大学理工学部応用化学科教授兼理工学研究科新領域創造専攻安全学系
プロフィール 1942年東京都生まれ。1965年明治大学工学部工業化学科卒業。1972年東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。(財)化学物質評価研究機構企画管理部長、淑徳大学教授を経て2006年4月より現職。経済産業省化学物質審議会委員及び産業構造審議会委員。環境省中央環境審議会委員。専門は環境化学、リスクコミュニケーション。2004年度日本分析化学会技術功績賞受賞、2006年度環境科学会学会賞受賞。
名前 野坂 俊樹
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 研究企画部研究企画課主幹
プロフィール 1981年東京水産大学大学院水産学研究科修士課程修了。同年一般財団法人化学物質評価研究機構入構。2008年農学博士。主に、生態毒性試験の実施・評価に従事。著書:「生態影響試験ハンドブック-化学物質の環境リスク評価-」(共著、朝倉書店)など。
名前 武吉 正博
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 研究第一部長
プロフィール 1984年山口大学大学院農学研究科修士課程修了(農学修士)。1984年一般財団法人化学物質評価研究機構入構。以後毒性学研究に従事。1995年博士号取得(山口大学大学院連合獣医学研究科博士課程、獣医学博士)。WHO/IPCS Workshop等講演多数。
名前 菊野 秩
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 研究第二部研究第四課主管研究員
プロフィール 1982年北海道大学大学院水産学研究科修士課程修了。1987年一般財団法人化学物質評価研究機構入構。1998年から4年間、JICA出向「マレイシア有害化学物質のリスク管理プロジェクト」長期専門家。遺伝毒性試験、特殊毒性試験責任者。化学物質の有害性評価、リスク評価に従事。
名前 山崎 寛治
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 副所長
プロフィール 1977年鳥取大学大学院修士課程修了。1984年一般財団法人化学物質評価研究機構入構、
明治大学講義(平成21年~)、内閣府食品安全委員会専門委員 、
獣医師、獣医学博士、日本毒性病理学会認定専門家、日本獣医病理専門家 、
Journal of Toxicology (米国)編集委員、第4回日本実験動物学会賞
名前 光崎 純
肩書き 独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理センターリスク評価課 研究員
プロフィール 2006年横浜国立大学大学院環境情報学府環境マネジメント専攻博士課程修了(博士(工学))。2006年独立行政法人製品評価技術基盤機構に入所。主に、消費者製品からの暴露評価のための生活行動パターン情報調査・暴露評価手法の検討、化審法のリスク評価に従事。
名前 村田 麻里子
肩書き 独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理センターリスク評価課 専門官
プロフィール 1990年早稲田大学大学院理工学研究科資源及材料工学専攻修士課程修了。株式会社プレック研究所勤務を経て2003年横浜国立大学大学院工学研究科博士後期課程修了(学術博士)。独立行政法人製品評価技術基盤機構に入所し主に化審法のリスク評価に従事。
名前 窪田 清宏
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 研究第二部 研究第三課長
プロフィール 1988年横浜国立大学大学院物質工学科修士課程修了。1992年一般財団法人化学物質評価研究機構入構。主に、化学物質のリスク評価・暴露評価手法開発及び化学物質管理手法の検討・開発に従事。著書:「EU新化学品規則REACHがわかる本」(共著、工業調査会)など。
名前 藤田 千絵
肩書き 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター 安全審査課主任
プロフィール 2001年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。2010年米国ジョージ・ワシントン大学経営大学院修士課程修了。2001年独立行政法人製品評価技術基盤機構入所。2003年~2006年経済産業省出向。2008年から2年間米国環境保護庁(EPA)研究員。
名前 石井 聡子
肩書き 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 研究第二部 研究第四課長
プロフィール 1989年東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了、1989~1996年住友化学、2000年同大学院博士課程満期退学(工学博士)。2001~2004年NEDOフェロー、2004年一般財団法人化学物質評価研究機構入構。現在、化学物質のリスク評価全般を担当。
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