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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-04-06 / その他教養 / 学内講座コード:12160006

アグリサイエンス講座(生田キャンパス) 明治大学農学部が主催する市民農園型農業講座

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月14日(土)、 4月28日(土)、 5月12日(土)、 5月26日(土)、 6月 9日(土)、 6月23日(土)、 7月 7日(土)、 7月21日(土)、 9月15日(土)、 9月29日(土)、10月13日(土)、10月27日(土)、11月10日(土)、11月24日(土)、12月 8日(土)
講座回数
15回
時間
10:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
55,000円
定員
40
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
「農」には心が安らぐ風景や空間があると言われ、グリーン・ツーリズムや市民農園などが都市生活者に注目されています。農学部では2008年度から都市市民の要望に応えると共に地域社会との連携を強めるため、農業・農学の基礎知識の講義と市民農園型の栽培管理を組み合わせたアカデミー講座を開講しています。講座は夏休みをはさみ、前期と後期から成り、各分野の専門家の講義を受け、農業・農学に関する基礎知識を習得する午前中の講義セッションと、各自が責任を持って約15m2の区画を播種から収穫まで管理する栽培技術の習得を目的にする圃場実習セッションから構成されています。前・後期の期間中には新鮮で愛着のある夏野菜及び秋冬野菜を堪能していただくことができます。受講日の圃場管理は専門家が直接指導しますが、受講日以外にも収穫や栽培管理などの適期作業を自主的に行うことが可能です。

【特記事項】
お申込後、圃場利用契約を締結していただきます。

【講義概要】
第1回 4月14日(土) 1時限:開講式「講座の概要説明」
2時限:圃場実習
午前:講座の目的と概要について説明します。また、都市における市民農園の意義についても紹介します。
午後:区割、畝づくり、マルチング、は種
1時限開講式 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第2回 4月28日(土) 1時限:「夏野菜の育て方(1)」
2時限:圃場実習
午前:本講座で栽培するトマトやスイートコーン、エダマメなど夏野菜の栽培の基本について分かりやすく説明します。
午後:夏野菜の播種や定植、支柱立て
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第3回 5月12日(土) 1時限:「果樹の剪定について」
2時限:圃場実習
午前:剪定を行う目的はいくつかありますが、中でも「毎年おいしい果実をたくさん結実させる」ことが最も重要であると考えています。そこで、主要な果樹における結実の習性と剪定方法を中に、分かりやすく解説します。
午後:果菜の誘引方法
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第4回 5月26日(土) 1時限:「化学肥料について」
2時限:圃場実習
午前:作物増産のために、化学肥料は、比較的容易に用いることができます。講義では、化学肥料の生産の歴史に触れた後、化学肥料の種類と性質、その使用方法などを紹介します。
午後:間引きなどの栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第5回 6月 9日(土) 1時限:「夏野菜の育て方(2)」
2時限:圃場実習
午前:夏野菜の生理的特徴や整枝方法について作物別に具体的に説明します。
午後:間引きや果菜類の誘引
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第6回 6月23日(土) 1時限:「土壌と環境」
2時限:圃場実習
午前:作物栽培において土壌は基本です。家庭菜園における土づくりの方法を紹介するとともに、土壌が環境に及ぼす影響について説明します。
午後:間引きや果菜類の誘引、栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第7回 7月 7日(土) 1時限:「病虫害について」
2時限:圃場実習
午前:野菜の病気や害虫を正しく防除するためには、その正体を知ることが何より第一歩となります。発生する病気と害虫の種類や特徴、被害の大きさ、手助けしてくれる天敵動物の働きについて、写真を交えながら紹介します。
午後:果菜類の収穫・追肥
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第8回 7月21日(土) 1時限:「病害虫防除・農薬について」
2時限:圃場実習
午前:農薬を使用しないで作物を栽培したいと誰もが思っています。しかし、農薬の使用なくしては増え続ける人口を扶養するための食料生産はできません。そのような農薬の役割や現在開発が進められている生物農薬などを紹介します。
午後:収穫、追肥、栽培管理、片付け
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第9回 9月15日(土) 1時限:「秋野菜の育て方(1)」
2時限:圃場実習
午前:キャベツやブロッコリー、コマツナなど秋野菜の栽培の基本について分かりやすく説明します。
午後:秋野菜の播種・定植
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第10回 9月29日(土) 1時限:「秋野菜の育て方(2)」
2時限:圃場実習
午前:秋野菜の生理的特性や管理の方法について、作物別に具体的に説明します。
午後:間引き・土寄せなどの栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第11回 10月13日(土) 1時限:「堆肥とリサイクル」
2時限:圃場実習
午前:農地の地力を高め、作物生産を維持してゆくためには、堆肥の施用が欠かせません。身の回りの物を使ってリサイクル堆肥をつくる方法を紹介します。
午後:間引き、追肥、土寄せなど栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第12回 10月27日(土) 1時限:「施設園芸について」
2時限:圃場実習
午前:スーパーに行けばいつも色々な種類の新鮮野菜などが並んでいることは、日本の高い施設栽培技術の賜です。本講義では日本における施設栽培の現状と、家庭でもできる 簡易な栽培法をご紹介します。
午後:追肥、病害虫防除、土寄せなどの栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第13回 11月10日(土) 1時限:「花について」
2時限:圃場実習
午前:花屋やガーデンセンターではたくさんの花や木が売られています。花の生まれ故郷や名前を覚えることが、花を知り育てる始まりになります。また、ちょっとした栽培のコツに ついてもお話しします。
午後:収穫、土寄せなどの栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第14回 11月24日(土) 1時限:「食品加工と安全・健康・おいしさ」
2時限:圃場実習
午前:作った農作物をより安全に、健康に良く、おいしくいただくために、加工調理が必要です。さらに、一度に食べきれないものは保存食品にしなければなりません。この様な食品の加工や保存の基本的な考え方などを紹介します。
午後:収穫、土寄せなどの栽培管理
1時限講義 10:00~11:30
2時限圃場実習 13:00~14:30

第15回 12月 8日(土) 1時限:圃場実習
2時限:修了式
午前:収穫・片付け
午後:関係者受講生および講師により今年度の講義内容と圃場管理の状況、 作物生育状況を評価・検討し、成果と課題を明らかにします。
1時限圃場実習 10:00~11:30
2時限修了式 13:00~14:30

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 藤原 俊六郎
肩書き 明治大学農学部特任教授・農学博士
プロフィール 私たちの生活から出る生ごみなど有機性廃棄物を堆肥化などにより農業生産に利用する方法を研究してきました。現在は、亜臨界水処理による有機性廃棄物の農業利用の研究をしています。本講座では、講義と圃場実習を担当します。一緒に良い汗を流しましょう。
名前 成松 次郎
肩書き 園芸研究家
プロフィール 神奈川県で野菜の研究と技術指導に従事した後、(社)日本施設園芸協会で施設園芸及び加工・業務用野菜の生産・流通振興に携わってきました。野菜ソムリエであり家庭菜園検定委員(家の光協会主催)をやっています。本講座では講義と圃場実習を担当します。
名前 岩崎 直人
肩書き 明治大学農学部教授・農学博士
プロフィール 各種果樹の生産性・環境適応性や成熟生理に関する研究をしています。現在、地球的規模の環境変動が危惧されていますが、いつの時代になっても美味しくて安全な果実を生産・消費できるよう、環境負荷の少ない、多様な環境における生産方法の確立を目指しています。
名前 中林 和重
肩書き 明治大学農学部准教授・農学博士
プロフィール 植物栄養学と肥料学を担当しています。作物が栄養(肥料)を吸収するしくみを植物栄養学の手法で明らかにして、肥料学の知識と合理的な栽培システムを使って増産することをめざしています。土壌の代わりに海岸の砂浜にある化石化したサンゴ砂を用いるという、独自の栽培方法を考案し、肥培管理が簡単で、良品を多収できる栽培システムを開発しています。
名前 糸山 享
肩書き 明治大学農学部講師・農学博士
プロフィール 安全・安心な農作物の生産を目指した新たな害虫防除技術の開発に従事しています。変わりゆく環境の中でも巧みに、そして、したたかに生き抜いている昆虫たち。彼らの姿に多くのことを学びながら、彼らと上手に付き合う方法を見つけ出す研究を進めていきたいと考えています。
名前 小倉 信夫
肩書き 明治大学農学部教授・農学博士
プロフィール 寄生線虫の生理・生態および制御法の研究を行い、植物線虫学の教育と研究に携わっています。作物寄生線虫の安全・安心な制御法の開発や害虫に寄生する線虫を野菜栽培の大敵である根きり虫の防除に用いる研究を進めています。
名前 池田 敬
肩書き 明治大学農学部専任准教授・農学博士
プロフィール 以前は,農林水産省の研究所で生産現場に役立つ、使ってもらえる技術開発を心がけた研究を行ってきた。現在は、省力・省エネルギー化をめざした農業生産システムの開発を行っている。
名前 半田 高
肩書き 明治大学農学部教授・農学博士
プロフィール 遺伝資源,遺伝子マーカー,花の香りなどを中心に研究している。『食料科学バイオテクノロジー』(培風館,1989年) ,「Dendrobium属の分子系統解析」「セッコクの花器官形成遺伝子」など多数の著書・論文がある。
名前 中村 卓
肩書き 明治大学農学部准教授・農学博士
プロフィール 専門は食品工学です。食品に必要とされる要素「安全」「健康」「おいしさ」のうち、物理的「おいしさ」を食品成分から追究しています。食品はタンパク質・多糖類(でん粉)・油脂の多成分からなります。これら成分が加熱によりどのような変化を経て食品構造を形成し、食感を発現するのかを研究しています。食品構造を制御する「食品構造工学」の確立を目指しています。
名前 小泉 寛明
肩書き 明治大学特別嘱託職員
プロフィール 地元の川崎市で野菜の自家経営を行っていましたが、2008年から現職です。神奈川県認定の農業機械士です。圃場の管理・運営をしています。本講座では圃場実習を担当します。
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