講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-03 / その他教養 / 学内講座コード:12120056
東アジアの神々と祭祀
- 開催日
- 4月11日(水)、 4月25日(水)、 5月 9日(水)、 5月23日(水)、 6月 6日(水)、 6月20日(水)、 7月 4日(水)、 7月18日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 21,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
四方を海に囲まれた日本は、東シナ海周辺のアジア諸国との交流を通して、その文化的風土を育んできました。東アジアの国々は、漢字・儒教・仏教などの文化や価値観を共有する文化共同体であり、日本も、その一員でありました。日本文化の古層には、日本と東アジアをつなぐ信仰や民俗世界が広がっているのです。日本の中に息づく東アジアの神々や祭祀を考えることは、改めて「日本」を再発見することにも繋がるでしょう。
本講座では、韓半島から渡来したというアメノヒボコや中国赤山の山神といわれる赤山明神など、日本と深い関係を持つ東アジアの神々を紹介すると共に、琉球の固有信仰とその祭祀についても画像・映像なども交えながら、わかりやすく解説していきたいと思います。また、韓国の神話や仏教説話についてもお話ししたいと思いますので、韓国の古代文化について興味をお持ちの方にも受講をお薦めします。
【講義概要】
第1回 4月11日(水) 渡来の新羅神アメノヒボコ
第2回 4月25日(水) 入唐僧円仁と赤山明神
第3回 5月 9日(水) 琉球の固有信仰
第4回 5月23日(水) 阿知使主と渡来氏族
第5回 6月 6日(水) 三井寺新羅明神と新羅の弥勒信仰
第6回 6月20日(水) 琉球における外来神
第7回 7月 4日(水) 『三国遺事』の神たち
第8回 7月18日(水) 沖縄の祭祀の現在
四方を海に囲まれた日本は、東シナ海周辺のアジア諸国との交流を通して、その文化的風土を育んできました。東アジアの国々は、漢字・儒教・仏教などの文化や価値観を共有する文化共同体であり、日本も、その一員でありました。日本文化の古層には、日本と東アジアをつなぐ信仰や民俗世界が広がっているのです。日本の中に息づく東アジアの神々や祭祀を考えることは、改めて「日本」を再発見することにも繋がるでしょう。
本講座では、韓半島から渡来したというアメノヒボコや中国赤山の山神といわれる赤山明神など、日本と深い関係を持つ東アジアの神々を紹介すると共に、琉球の固有信仰とその祭祀についても画像・映像なども交えながら、わかりやすく解説していきたいと思います。また、韓国の神話や仏教説話についてもお話ししたいと思いますので、韓国の古代文化について興味をお持ちの方にも受講をお薦めします。
【講義概要】
第1回 4月11日(水) 渡来の新羅神アメノヒボコ
第2回 4月25日(水) 入唐僧円仁と赤山明神
第3回 5月 9日(水) 琉球の固有信仰
第4回 5月23日(水) 阿知使主と渡来氏族
第5回 6月 6日(水) 三井寺新羅明神と新羅の弥勒信仰
第6回 6月20日(水) 琉球における外来神
第7回 7月 4日(水) 『三国遺事』の神たち
第8回 7月18日(水) 沖縄の祭祀の現在
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 金 任仲 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「中世説話の和歌―和歌から説話へ」(『国文学解釈と鑑賞』72巻5号、2007)、「西行の和歌と華厳思想」(『佛教文学』31号、2007)、「新羅僧元暁と義湘伝―『華厳縁起』を中心に」(『文芸研究』106号、2008)、「古代日本と朝鮮渡来文化―高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)など。 |
名前 | 袴田 光康 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 1964年仙台市生まれ。明治大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。著作に『源氏物語の史的回路―皇統回帰の物語と宇多天皇の時代―』(2009年・おうふう)ほか論文多数。仏教説話、『白氏文集』の受容、東国の文学など、幅広く平安文学を研究している。 |
名前 | 木村 淳也 |
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肩書き | 明治大学古代学研究所研究推進員 |
プロフィール | 1977年、茨城県生まれ。2011年、明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主要論文:「沖縄の説話集『遺老説伝』について―その概要と研究の流れ―」(『Journal of Korean Culture』Vol.15、高麗大学校、2010年)、「『遺老説伝』の諸本―近代に筆写された本文を中心に―」(『沖縄文化研究』36号、法政大学沖縄文化研究所、2010年)、「外巻『遺老説伝』と『球陽』―「異界」表現をめぐって―」(『古代中世文学論考』第21集、新典社、2008年)ほか。 |