講座詳細情報
申し込み締切日:2012-05-04 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:12120052
都市空間を歩く ―近代日本文学と東京―
- 開催日
- 5月12日(土)、 5月19日(土)、 5月26日(土)、 6月 2日(土)、 6月 9日(土)、 6月16日(土)、 6月23日(土)、 6月30日(土)、 7月 7日(土)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
文学テキストたちは東京を舞台に様々な文学空間を形成してきました。この講座では行為・心理・プロットという枠からではなく、都市空間や都市文化を切り口として文学テキストを見直してみたいと思います。「読むこと」と「歩くこと」を重ね合わせながら、文庫の本を抱えて町に出てみませんか。第一線の研究者という贅沢な案内付きで。育ち、育てられ、気が付くと12年目、また新たなスタートです。馴れることなく、さらに〈進化〉を求めたいと思います。
【特記事項】
フィールドワークに関わる経費は別途実費
【講義概要】
第1回 5月12日(土) 浅草-昭和のモダニズム(1)-
モダニズム浅草の風景をよく映し出した、川端康成「浅草紅団」と堀辰雄「不器用な天使」を「都市空間」の視点から読み込んでみます。
第2回 5月19日(土) 浅草-昭和のモダニズム(2)-
【フィールドワーク】
昭和のモダニズム浅草の風景の「痕跡」を探ってみます。可能な限り「オペラの浅草」とは別なコースで。
第3回 5月26日(土) 浅草-昭和のモダニズム(3)―
テキストの精読とフィールドワークをつなぎ合わせ、これらのテキストの独自性を探ります。
第4回 6月 2日(土) 野口冨士男「薄ひざし」・『越ヶ谷日記』の越谷(1)
「薄ひざし」を読む。
第5回 6月 9日(土) 野口冨士男「薄ひざし」・『越ヶ谷日記』の越谷(2)
【フィールドワーク】
『越ヶ谷日記』の越谷を歩きます。
第6回 6月16日(土) 野口冨士男「薄ひざし」・『越ヶ谷日記』の越谷(3)
『越ヶ谷日記』その他
第7回 6月23日(土) 独歩「二少女」と虎ノ門(1)
明治31年(1898年)に発表された国木田独歩の短編「二少女」を講読します。作品本文は、文庫本未収録のため事前に配付します。
第8回 6月30日(土) 独歩「二少女」と虎ノ門(2)
【フィールドワーク】
古地図を片手に、金比羅宮のある虎ノ門界隈を探訪します。
第9回 7月 7日(土) 独歩「二少女」と虎ノ門(3)
作品本文の精読とフィールドワークの成果とをふまえ、明治中期の虎ノ門界隈を都市空間と文学の視点から考察します。
文学テキストたちは東京を舞台に様々な文学空間を形成してきました。この講座では行為・心理・プロットという枠からではなく、都市空間や都市文化を切り口として文学テキストを見直してみたいと思います。「読むこと」と「歩くこと」を重ね合わせながら、文庫の本を抱えて町に出てみませんか。第一線の研究者という贅沢な案内付きで。育ち、育てられ、気が付くと12年目、また新たなスタートです。馴れることなく、さらに〈進化〉を求めたいと思います。
【特記事項】
フィールドワークに関わる経費は別途実費
【講義概要】
第1回 5月12日(土) 浅草-昭和のモダニズム(1)-
モダニズム浅草の風景をよく映し出した、川端康成「浅草紅団」と堀辰雄「不器用な天使」を「都市空間」の視点から読み込んでみます。
第2回 5月19日(土) 浅草-昭和のモダニズム(2)-
【フィールドワーク】
昭和のモダニズム浅草の風景の「痕跡」を探ってみます。可能な限り「オペラの浅草」とは別なコースで。
第3回 5月26日(土) 浅草-昭和のモダニズム(3)―
テキストの精読とフィールドワークをつなぎ合わせ、これらのテキストの独自性を探ります。
第4回 6月 2日(土) 野口冨士男「薄ひざし」・『越ヶ谷日記』の越谷(1)
「薄ひざし」を読む。
第5回 6月 9日(土) 野口冨士男「薄ひざし」・『越ヶ谷日記』の越谷(2)
【フィールドワーク】
『越ヶ谷日記』の越谷を歩きます。
第6回 6月16日(土) 野口冨士男「薄ひざし」・『越ヶ谷日記』の越谷(3)
『越ヶ谷日記』その他
第7回 6月23日(土) 独歩「二少女」と虎ノ門(1)
明治31年(1898年)に発表された国木田独歩の短編「二少女」を講読します。作品本文は、文庫本未収録のため事前に配付します。
第8回 6月30日(土) 独歩「二少女」と虎ノ門(2)
【フィールドワーク】
古地図を片手に、金比羅宮のある虎ノ門界隈を探訪します。
第9回 7月 7日(土) 独歩「二少女」と虎ノ門(3)
作品本文の精読とフィールドワークの成果とをふまえ、明治中期の虎ノ門界隈を都市空間と文学の視点から考察します。
★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 佐藤 義雄 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1948年長野県生まれ。東京教育大学大学院修了。都市・都市文化と文学の交錯を視座にして日本近代文学の読み換えを行っている。編著にこの講座の成果をまとめた『都市空間を歩く』(第1輯・第2輯、リバティアカデミーブックレット)などがある。近刊に『文学の風景 都市の風景』(蒼丘書林)がある。 |
名前 | 栗原 敦 |
---|---|
肩書き | 実践女子大学文学部教授 |
プロフィール | 1946年群馬県生まれ。東京教育大学大学院修了。著書『宮沢賢治 透明な軌道の上から』(新宿書房)『詩が生まれるところ』(蒼丘書林)『向田邦子・映画の手帳』(徳間書店)など。宮沢賢治を中心に近代詩・現代詩を幅広く研究、近刊に『図説 宮澤賢治』(編著 ちくま学芸文庫)がある。 |
名前 | 長沼 秀明 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 1962年札幌市生まれ。明治大学大学院修了。専門は近代日本の歴史。大学史関係の最近の著作に『明治大学小史』『布施辰治研究』のほか、『明治大学専門部女子部・短期大学と女子高等教育』『日本近代法学の巨擘磯部四郎研究』(いずれも共著)、『尾佐竹猛著作集』文化史編(編集・解題)などがある。明治大学史資料センター研究調査員。 |
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