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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-04-03 / その他教養 / 学内講座コード:12120041

人と時代と古文書と(その2) ―古文書の人々の「思い」とその「時の流れ」を思う―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月11日(水)、 4月18日(水)、 5月16日(水)、 6月20日(水)、 6月27日(水)、 7月18日(水)、 9月19日(水)、10月17日(水)、11月21日(水)、12月19日(水)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
中世古文書の学習・講読には、文書の様式とその機能に重点を置いて考案するということが、伝統的に行われていました。そして、これからも大事にすべきことと思われてきます。一昨年になりますが、本講座では「人と史実と古文書と」と題して、文書の作成にかかわった人々は何を思い、何を求めてその文書を書いたのか、といったことにも思いをめぐらせてみました。そして、昨年は、「人と時代と古文書と」と題して、“歴史の時”を考え「時代」なるものを考えてみました。そして、今年もこうした考え方をすすめてみたいと思い「人と時代と古文書と(その2)」としました。
なお、また、今年も「史料採訪」を行いたいと思っています。そして、これまで暑い夏であったのを秋にしてみてはと思っています。また、これまでは京都・近江といった地方が多かったが、これからは関東地方をはじめとする「東日本」にも史料採訪をすすめてみたいとも思っています。

【特記事項】
【フィールドワーク/担当:福田(近畿地方か東日本)】
●9月~10月に開催予定。詳細は講座の中でご案内します。
●フィールドワークに関わる費用は別途実費

【講義概要】
第1回 4月11日(水)
院政期の武士と文書

第2回 4月18日(水)
治承・寿永内乱期の武士と文書

第3回 5月16日(水)
鎌倉時代の武士と文書

第4回 6月20日(水)
東寺文書の筆跡
後宇多上皇・後醍醐天皇

第5回 6月27日(水)
東寺文書の筆跡
幕府奉公人

第6回 7月18日(水)
落書

第7回 9月19日(水)
南北朝期の紙背文書

第8回 10月17日(水)
室町期の寺社文書

第9回 11月21日(水)
戦国時代の東国大名文書

第10回 12月19日(水)
中世の道と町と古文書と

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 福田 榮次郎
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 1928年生まれ。明治大学大学院博士課程修了。東京大学史料編纂所助手を経て明治大学文学部で日本中世史を担当する。専門は日本中世史、日本古文書学。編著書は『新訂中世史料採訪記』(ぺりかん社)。『近江大原觀音寺文書』(続群書類従完成会)等々。
名前 守田 逸人
肩書き 獨協大学非常勤講師
プロフィール 2007年早稲田大学文学学術院博士後期課程修了。博士(文学)。獨協大学・群馬県立女子大学・桜美林大学などで、日本中世史・古文書学・日本通史の講義を担当。専門は、古代・中世土地制度史、中世領主の形成史など。主要著作は、『日本中世社会成立史論』(校倉書房)。
名前 高橋 敏子
肩書き 東京大学史料編纂所准教授
プロフィール 1982年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科史学専攻修了。東京大学史料編纂所の古文書部に属し、京都の東寺(教王護国寺)の伝来文書である「東寺百合文書」の編纂を担当。専門は史料研究。荘園研究。主要論文は、「古文書学研究と東寺百合文書」(京都総合資料館編「東寺百合文書にみる日本の中世」所収)、「中世の荘園と村落」(近藤成一編「日本の時代史」9所収)等々。
名前 湯浅 治久
肩書き 市立市川歴史博物館学芸員
プロフィール 1960年生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。博士(史学)。東国・畿内近国をメインに領主制・荘園制・村落史から中世地域社会の実態の解明に取り組む。最近は宗教史の分野にも積極的に発言している。主要著作・論文:『中世後期の地域と在地領主』(吉川弘文館、2002年)、『中世東国の地域社会史』(岩田書院、2005年)、『戦国仏教』(中央公論新社、2009年)ほか多数。
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