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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-05-07 / 日本史 / 学内講座コード:12120037

古代学研究の最前線 ―歴史と歴史観の転換―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月15日(火)、 6月 5日(火)、 6月19日(火)、 7月 3日(火)、 7月17日(火)、 9月11日(火)、 9月18日(火)、10月 2日(火)、10月16日(火)、11月 6日(火)、11月20日(火)、12月 4日(火)、12月18日(火)、 1月 8日(火)、 1月22日(火)
講座回数
15回
時間
18:30~20:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
35,500円
定員
60
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
2011年3月11日の東日本大震災と、それに続く福島原発事故は、これまでの歴史・文明観に関して、大きな転換を求めるものです。また、2012年は『古事記』が撰進されてから1300年目という節目です。ここで改めて、これまでの歴史および歴史観を問い直すことは、我々のアイデンティティを見つめ直すうえで重要な作業かと思います。最近の考古学・歴史・文学の研究成果を追いながら、新しい日本古代学の構築に向けて、皆さんと考えたいと思います。

【講義概要】
第1回 5月15日(火) 貞観地震が問いかけるもの
第2回 6月 5日(火) 首長制理論と前方後円墳
第3回 6月19日(火) 東国古墳の最新調査情報
第4回 7月 3日(火) 古墳時代の地震
第5回 7月17日(火) 埴輪の人物群像
第6回 9月11日(火) 古代の女帝
第7回 9月18日(火) 『古事記』とその世界観(1)
第8回 10月 2日(火) 『古事記』とその世界観(2)
第9回 10月16日(火) 天平時代と東大寺の創建
第10回 11月 6日(火) 下総国分寺の最新調査情報
第11回 11月20日(火) 関東の郡衙遺跡と神火
第12回 12月 4日(火) 奈良時代の災害と政治
第13回 12月18日(火) 貴族の日記
第14回 1月 8日(火) 平安期の災害と王権
第15回 1月22日(火) 平安仏教

★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]

講師陣

名前 吉村 武彦
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は、日本古代史。主な著書に、『日本の歴史3 古代王権の展開』(集英社)、『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『古代天皇の誕生』(角川選書)、『日本社会の誕生』(岩波ジュニア新書)、『聖徳太子』(岩波新書)、『ヤマト王権』(岩波新書)他多数。
名前 山路 直充
肩書き 市立市川考古博物館学芸員・明治大学兼任講師
プロフィール 日本考古学。国分寺とその瓦研究の牽引者。近年では、文字瓦から墨の研究に重心を移す。『国分寺における寺院地と伽藍地』『古代』(110、2001)、共著『日本古代道路事典』(八木書店、2004)
名前 佐々木 憲一
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1962年東京生まれ、京都育ち。ハーヴァード大学人類学研究科大学院博士課程修了。2009年より現職。専門は国家形成期の考古学(古墳時代)。主な著書に、『雪野山古墳』(新泉社2004)、『関東の後期古墳群』(共編著、六一書房2010)など。
名前 黒済 玉恵
肩書き 東村山市遺跡調査会副主任
プロフィール 東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。東京都北区・東村山市等で埋蔵文化財調査に従事。『東村山市史資料編(考古)』(共著、2001)、『狭山丘陵における遺跡の動向と東の上遺跡』(『埼玉考古』43、2008)
名前 忽那 敬三
肩書き 明治大学博物館学芸員
プロフィール 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。主な著作に、『新収蔵の銅鐸』(明治大学研究報告 12.2007)「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。
名前 加藤 友康
肩書き 明治大学大学院特任教授
プロフィール 1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は日本古代史。東京大学史料編纂所において『大日本史料』の編纂と正倉院文書の調査研究に従事。編著『古代文書論―正倉院文書と木簡・漆紙文書』(東京大学出版会)、『日本の時代史 6』(吉川弘文館)他多数。
名前 神野志 隆光
肩書き 明治大学大学院特任教授
プロフィール 1946年和歌山県生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は日本古代文学。主要な著著に、『古事記の達成』(東京大学出版会)、『古事記の世界観』(吉川弘文館)、『古事記』(NHKブックス)、『漢字テキストとしての古事記』(東京大学出版会)他多数。
名前 川尻 秋生
肩書き 早稲田大学文化構想学部准教授
プロフィール 日本古代史。飛鳥時代から、平安時代までの政治形態を総合的に研究。寺院史・東国地域史も専門家。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房、2003)、『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館、2003)、『日本の歴史4 揺れ動く貴族社会』(小学館、2008)他多数。

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