講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-11 / 日本史:世界史 / 学内講座コード:12120019
古代日本と朝鮮渡来文化
- 開催日
- 4月19日(木)、 5月10日(木)、 5月24日(木)、 6月 7日(木)、 6月21日(木)、 7月 5日(木)、 7月19日(木)、10月 4日(木)、10月18日(木)、11月 8日(木)、11月22日(木)、12月 6日(木)、12月20日(木)
- 講座回数
- 13回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本列島に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは縄文時代の終り、紀元前3世紀頃の弥生時代から日本に定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・畿内やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を安住の新生活の場としたのであります。
しかし、時代はようやく律令国家体制が整備される7世紀以降になると、彼らを遠く離れた東海・東国へ配置されたのであります。古代日本の東国における渡来人の配置は、大和を中心とした摂津・河内・山城などに居住する渡来人とは、かなり異なる性格を持っていたのでず。それは、古くから畿内に居住する渡来人の場合は、朝廷をはじめ中央豪族の厚遇と庇護を背景としたものであります。
本講座では、古代日本における朝鮮渡来文化をめぐって、現在も日本列島に残っている寺社・遺跡を中心に当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
フィールドワークに関わる経費は別途実費
【講義概要】
第1回 4月19日(木) 伽耶はヤマト王朝のルーツ
第2回 5月10日(木) 襲津彦の後裔葛城氏の盛衰
第3回 5月24日(木) 弓月君の渡来と秦氏
第4回 6月 7日(木) 長岡京・平安京造営と秦氏
第5回 6月21日(木) 東漢氏とその後裔氏族
第6回 7月 5日(木) 王人と百済系氏族
第7回 7月19日(木) 新羅と古代日本文化
第8回 10月 4日(木) 調布深大寺と渡来人
第9回 10月18日(木) 【フィールドワーク】
調布市深大寺
13:00京王線調布駅北口集合
第10回 11月 8日(木) 万葉集と古代朝鮮語
第11回 11月22日(木) 応神王朝と百済との関係
第12回 12月 6日(木) 石上神宮と百済の七支刀
第13回 12月20日(木) 斯麻王(百済武寧王)の誕生秘話
古代朝鮮から渡来人が日本列島に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは縄文時代の終り、紀元前3世紀頃の弥生時代から日本に定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・畿内やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を安住の新生活の場としたのであります。
しかし、時代はようやく律令国家体制が整備される7世紀以降になると、彼らを遠く離れた東海・東国へ配置されたのであります。古代日本の東国における渡来人の配置は、大和を中心とした摂津・河内・山城などに居住する渡来人とは、かなり異なる性格を持っていたのでず。それは、古くから畿内に居住する渡来人の場合は、朝廷をはじめ中央豪族の厚遇と庇護を背景としたものであります。
本講座では、古代日本における朝鮮渡来文化をめぐって、現在も日本列島に残っている寺社・遺跡を中心に当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
フィールドワークに関わる経費は別途実費
【講義概要】
第1回 4月19日(木) 伽耶はヤマト王朝のルーツ
第2回 5月10日(木) 襲津彦の後裔葛城氏の盛衰
第3回 5月24日(木) 弓月君の渡来と秦氏
第4回 6月 7日(木) 長岡京・平安京造営と秦氏
第5回 6月21日(木) 東漢氏とその後裔氏族
第6回 7月 5日(木) 王人と百済系氏族
第7回 7月19日(木) 新羅と古代日本文化
第8回 10月 4日(木) 調布深大寺と渡来人
第9回 10月18日(木) 【フィールドワーク】
調布市深大寺
13:00京王線調布駅北口集合
第10回 11月 8日(木) 万葉集と古代朝鮮語
第11回 11月22日(木) 応神王朝と百済との関係
第12回 12月 6日(木) 石上神宮と百済の七支刀
第13回 12月20日(木) 斯麻王(百済武寧王)の誕生秘話
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 金 任仲 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「中世説話の和歌―和歌から説話へ」(『国文学解釈と鑑賞』72巻5号、2007)、「西行の和歌と華厳思想」(『佛教文学』31号、2007)、「新羅僧元暁と義湘伝―『華厳縁起』を中心に」(『文芸研究』106号、2008)、「古代日本と朝鮮渡来文化―高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)など。 |