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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-04-30 / その他教養 / 学内講座コード:12120003

日本の再生 ―経済大国から文化大国へ― 企画・構成 明治大学野生の科学研究所

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月 8日(火)、 5月22日(火)、 6月 5日(火)、 6月19日(火)、 7月 3日(火)、 7月17日(火)、10月 2日(火)、10月16日(火)、10月30日(火)、11月13日(火)、11月27日(火)、12月11日(火)
講座回数
12回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
28,000円
定員
40
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
今、日本は20年に及ぶ経済不況、10年連続自殺者3万人以上、都市圏における30%を超す直葬(葬儀なしの火葬)、益々増えつつある孤独死、など深刻な問題が山積みし、そして今3.11、TPP問題とも相俟って国民生活の根幹をなすエネルギーや食糧も喫緊の課題です。精神的にも、物質的にも、私たちは益々容易ならぬ状況に直面することになるでしょう。
しかし、このような逆境においてこそ、古来先人たちが培ってきた智慧を再生させつつ、国力を維持し、かつそれをもって世界を先導する道が探られねばなりません。日本がこれから成熟するとしたら、もはや経済大国への復帰を目指すのではなく、文化大国への道を歩まねばならないでしょう。
この講座は、古来の知の集積と現代の知の展開を結び、そこに新たな日本人の宇宙観、死生観、倫理観を模索する試みです。

【講義概要】
第1回 5月 8日(火) 日本人とは何か
第2回 5月22日(火) 宗教の力と文学の力
第3回 6月 5日(火) 旅と日本文化
第4回 6月19日(火) 山岳信仰に学ぶ先人たちの智慧
第5回 7月 3日(火) 地域から世界へ―地域の伝統文化からの発想―
第6回 7月17日(火) 相馬真宗移民にみる日本的絆社会の一典型
第7回 10月 2日(火) 日本人の人間力と文化力
第8回 10月16日(火) 死生学事始
第9回 10月30日(火) 日本列島の基層文化から
第10回 11月13日(火) 日本文化と安全保障
第11回 11月27日(火) 超高齢化社会の生き方・死に方
第12回 12月11日(火) 死を組み込んだ人間の学

★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 金山 秋男
肩書き 明治大学法学部教授
プロフィール 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『「生と死」の図像学』、『巡礼-その世界』、『人はなぜ旅にでるのか』、『生と死の東西文化史』(いずれも共著)など。道元の「正法眼蔵」に関するものを中心に、仏教思想関係論文多数。現在、明治大学死生学研究所代表、国際熊野学会副代表、日本臨床美術協会理事。
名前 山崎 信之郎
肩書き 三菱電機電子システム事業本部顧問
プロフィール 1972年東京大学卒業。防衛庁(当時)入庁。運用課長、官房総務課長、那覇防衛施設局長等を経て防衛省運用企画局長にて退官後、現職。
名前 辻 哲夫
肩書き 東京大学高齢社会総合研究機構教授
プロフィール 1971年東京大学卒業後、厚生省(当時)に入省。老人福祉課長、官房長、保険局長、厚生労働事務次官等を経て、現職。著書「日本の医療制度改革がめざすもの」(時事通信社)など多数。
名前 中沢 新一
肩書き 人類学者・明治大学野性の科学研究所所長
プロフィール 1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。チベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓。著書に『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(伊藤整文学賞)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『精霊の王』、『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『鳥の仏教』など多数。最新刊に『日本の大転換』(集英社新書)がある。
名前 星野 文紘
肩書き 山伏
プロフィール 1946年山形県羽黒山生まれ。1971年東洋大学文学部を卒業後、「大聖坊」十三代目を継承し、「秋の峰」に初入峰、山伏名「尚文」2007年出羽三山最高の修行「冬の峰百日行」の松聖を務める。2008年より「松例祭」国分けの神事で山伏の最高位羽黒権現役である所司前を務める。
名前 太田 浩史
肩書き 真宗大谷派高岡教区大福寺住職・日本民藝協会常任理事・となみ民藝協会会長
プロフィール 1955年富山県城端町(現南砺市)生まれ。大谷大学文学部卒。大福寺住職の傍ら2004年からとなみ民藝協会会長。2007年から日本民藝協会常任理事を務める。「土徳」をモットーに、地域の風土やお講を大切にした教化の必要性をうったえる。
名前 姫田 忠義
肩書き 民族文化映像研究所所長
プロフィール 1928年兵庫県神戸市生まれ。1948年旧制神戸高商(現兵庫県立大学)卒。記録映画作家。民俗学者宮本常一氏に師事。1961年以来日本列島および世界各地の庶民の生活と生活文化の基層(基層文化)を映像によって記録。1976年民族文化映像研究所設立。以来、同研究所所長。徹底したフィールドワークを基礎とするその活動は、日本記録映画史にユニークな立場を築き、海外の研究者からは「映像人類学」と捉えられている。
名前 菅野 敦司
肩書き 公益財団法人鼓童文化財団専務理事、アメリカの非営利団体Kodo Arts Sphere America理事
プロフィール 1956年東京生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校大学院経済学修士(開発経済学)。1982年より鼓童に参加。これまで、主に海外との制作業務を担当し、鼓童のマネージャーとして31ヶ国を訪ねる。1988年より佐渡で毎年開催されている、国際芸術祭「アース・セレブレーション」では、企画の立案と総進行を担当。

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