講座詳細情報
申し込み締切日:2012-02-18 / その他教養 / 学内講座コード:11270007
【PIC(太平洋諸島センター)連携講座】太平洋諸島と沖縄 ~沖縄芸能におけるミクロネシア・南洋群島~
- 開催日
- 2月25日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 14:00~16:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
南洋群島とは、戦前、大日本帝国が国際連盟の委託を受けて統治していたミクロネシアの島々の総称です。現在の北マリアナ諸島・パラオ共和国・マーシャル諸島共和国・ミクロネシア連邦に相当し、第二次世界大戦では激戦地となったことで知られています。
戦前の南洋群島には、沖縄から多くの人々が移り住み、島々の風土や文化に触発された芸術文化を創出しました。
本講座では、まず前半で、ミクロネシア・沖縄関係史研究の第一人者である今泉裕美子さんに「南洋群島と沖縄の関わり」についてお話いただきます。
後半では、南洋に渡った芸能人によって伝えられたうたや、そのうたにインスピレーションを得て生まれた創作舞踊を、仲村逸夫さん(歌三線)と志田房子さん(舞踊)の実演とともに紹介します。
【特記事項】
申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着100名)
ホームページ、またはお電話にてお申込下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:http://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。
●会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン2階ビクトリーフロア 暁の鐘
【講義概要】
第1回 2月25日(土) 第一部「憧りぬ南洋」から「メリケンの牧場」へ ―沖縄にとってのミクロネシア
第二部 沖縄の歌と踊りにみるミクロネシア
第一部 「南洋帰り」たちが戦前から歌い継ぎ、あるいは戦後新たに作ったうたを理解するために、南洋での沖縄の人々の仕事やくらし、現在に続くミクロネシアの人々との関わりあいについてお話します。
第二部 南洋に渡った沖縄の人々の娯楽に供すべく、沖縄芝居の役者らもそこに巡業の地を求めました。海を越え移動した人々の、南洋、そして故郷に対する「想い」を、沖縄三線の響きとともに味わいましょう。
南洋群島とは、戦前、大日本帝国が国際連盟の委託を受けて統治していたミクロネシアの島々の総称です。現在の北マリアナ諸島・パラオ共和国・マーシャル諸島共和国・ミクロネシア連邦に相当し、第二次世界大戦では激戦地となったことで知られています。
戦前の南洋群島には、沖縄から多くの人々が移り住み、島々の風土や文化に触発された芸術文化を創出しました。
本講座では、まず前半で、ミクロネシア・沖縄関係史研究の第一人者である今泉裕美子さんに「南洋群島と沖縄の関わり」についてお話いただきます。
後半では、南洋に渡った芸能人によって伝えられたうたや、そのうたにインスピレーションを得て生まれた創作舞踊を、仲村逸夫さん(歌三線)と志田房子さん(舞踊)の実演とともに紹介します。
【特記事項】
申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着100名)
ホームページ、またはお電話にてお申込下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:http://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。
●会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン2階ビクトリーフロア 暁の鐘
【講義概要】
第1回 2月25日(土) 第一部「憧りぬ南洋」から「メリケンの牧場」へ ―沖縄にとってのミクロネシア
第二部 沖縄の歌と踊りにみるミクロネシア
第一部 「南洋帰り」たちが戦前から歌い継ぎ、あるいは戦後新たに作ったうたを理解するために、南洋での沖縄の人々の仕事やくらし、現在に続くミクロネシアの人々との関わりあいについてお話します。
第二部 南洋に渡った沖縄の人々の娯楽に供すべく、沖縄芝居の役者らもそこに巡業の地を求めました。海を越え移動した人々の、南洋、そして故郷に対する「想い」を、沖縄三線の響きとともに味わいましょう。
講師陣
名前 | 波照間 永子 |
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肩書き | 明治大学情報コミュニケーション学部准教授、琉球舞踊 重踊流 師範 |
プロフィール | 沖縄県生まれ。お茶の水女子大学・同大学大学院修士・博士課程を経て、博士(学術)取得。専門は舞踊学。ダンスや身体表現の持つ社会文化的特性について研究している。主なフィールドは沖縄をはじめとするアジア太平洋地域。近年は、戦前戦後の舞踊家たちの活動の足跡「語り」を残すべく、「琉球舞踊のオーラル・ヒストリー映像アーカイブ」を構築中。平成14年比較舞踊学会研究奨励賞、平成18年沖縄文化協会賞(仲原善忠賞)を受賞。 |
名前 | 今泉 裕美子 |
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肩書き | 法政大学 国際文化学部教授 |
プロフィール | ミクロネシアと日本の戦前から現在に至る関係、なかでも日本統治時代のミクロネシア、南洋移民や戦時動員、戦後の慰霊・「交流」、第二次世界大戦後のミクロネシアの脱植民地化を研究。国内外で聴き取り、資料調査を進め、沖縄県史、具志川市史、沖縄市史では南洋移民を担当。ミクロネシアに生き、あるいは島々と関わり続ける一人ひとりの営み、つながりの歴史と現在から、「大文字」で描かれてきた「国際関係」を問い直している。 |
名前 | 仲村 逸夫 |
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肩書き | 沖縄県立芸術大学 琉球芸能専攻 非常勤講師 |
プロフィール | 野村流古典音楽保存会 比嘉康春に師事。沖縄県立芸術大学大学院、国立劇場おきなわ組踊養成研修で琉球古典音楽や組踊地謡を学ぶ。国立劇場おきなわ研修修了生で「沖縄伝統組踊子の会」を結成し会長を務める。和太鼓集団「鼓童」とのコラボレーションや新作能「沖縄残月記」で能楽師と共演、現代ミュージシャンとのセッション等、琉球古典音楽を軸に幅広く活動している。第64回文化庁芸術祭主催公演 新作組踊「さかさま執心鐘入」で選曲、作曲等の音楽を担当。 |
名前 | 志田 房子 |
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肩書き | 琉球舞踊 重踊流 初代宗家 |
プロフィール | 那覇市生まれ。3歳で玉城盛重に師事。盛重師没後、仲井真盛良・金城宗善・真境名佳子・田島清郷・西平守模・島袋光裕らに師事。昭和60年沖縄タイムス芸術選賞大賞受賞、昭和62年文化庁芸術祭賞受賞、平成4年文化庁芸術選奨文部大臣賞受賞、平成8年沖縄県指定無形文化文化財沖縄伝統舞踊認定、平成16年沖縄県文化功労賞受賞、平成21年国指定重要無形文化財[琉球舞踊]総合認定。国内外から招聘を受け、多くの舞台の出演ならびにプロデュース、演出・振付を歴任する。 |