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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-02-24 / その他教養 / 学内講座コード:11260008

黒曜石原産地開発の画期と日本列島旧石器時代史 博物館入門講座

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
3月 2日(金)、 3月 9日(金)、 3月16日(金)、 3月23日(金)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
6,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
考古学の世界では,よく遺物の種類や材質によって歴史の画期を区分します。例えば,石器時代・青銅器時代・鉄器時代がその代表です。本講座では,日本列島の旧石器時代史のダイナミズムを黒曜石の資源開発とその利用をもとに描こうとする試みです。黒曜石の原産地に残された氷河時代の人類活動はいくつかの画期を経験します。そしてこれらの画期は,より大きな旧石器時代史の変動を反映しているのです。では,その変動とは何か。旧石器時代の社会や経済に踏み込んで考えてみたいと思います。

【講義概要】
第1回 3月 2日(金) 黒曜石原産地開発の二つの画期と二つの休止期
黒曜石原産地と人類活動の概要を紹介し,そこに見いだされる画期と休止期の意味を考える。

第2回 3月 9日(金) 列島人類文化の起源と黒曜石原産地の開発
原産地の発見と開発の初源はいつ,誰が行ったのか。その意味を考える。

第3回 3月16日(金) 黒曜石利用と旧石器社会の成り立ち
黒曜石の利用を司る旧石器時代に特有の社会的な働きとはなにか。

第4回 3月23日(金) 黒曜石原産地開発の休止期と時代の画期
旧石器時代人にとって黒曜石原産地とは何だったのか。縄文時代への画期と重ねあわせて考察する。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 島田 和高
肩書き 明治大学博物館学芸員 明治大学黒耀石研究センター員
プロフィール 1970年生まれ。明治大学大学院博士後期課程中退。1996年より明治大学考古学博物館学芸員(考古部門担当)。日本列島における約35,000年前にはじまる黒曜石利用とホモ・サピエンスの拡散の関係を追求すると共に、現在はより一般的な説明モデルの構築を構想中。
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