講座詳細情報
申し込み締切日:2011-11-19 / その他教養 / 学内講座コード:11260004
地域ブランドの源泉‐福井の歴史と伝統‐ 明治大学・福井県連携講座
- 開催日
- 11月26日(土)、12月17日(土)、 1月14日(土)、 1月28日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
11月12日に開催されるオープン講座「CMや映画を使った地域ブランド戦略」の背景にある福井県の歴史、そして伝統工芸等を深く掘り下げます。
前半2回の歴史遺産については、「戦国時代の一乗谷・朝倉氏」「松平春嶽と幕末・維新の群像」をお話します。
後半2回の伝統工芸等では、福井県鯖江市の本社を置くプロスジャパンの浜田社長より「世界一の眼鏡づくり」、
福井県和紙工業協同組合より「越前和紙」についてお話します。
福井県から発信される文化・歴史について、深く学んでいきましょう。
【講義概要】
第1回 11月26日(土) 戦国時代の一乗谷・朝倉氏
越前朝倉氏は、どのように成長して戦国大名となり、なぜ一乗谷に城下町を築き、そし
てなぜ滅んだのか。朝倉氏の登場から、一乗谷城下町の建設、朝倉氏の滅亡までを見てい
きます。
第2回 12月17日(土) 『逸事史補』にみる松平春嶽と幕末・維新の群像
『逸事史補』は、明治3年から12年まで、松平春嶽が書き綴った幕末・維新に関する随想です。この講座では、そこに描かれた人物像を通じて春嶽の幕末政局に対する認識や人物観を理解し、さらに春嶽の果たした役割について学んでいきます。
第3回 1月14日(土) 世界一の眼鏡づくりを目指して
社長輩出率No1であり、眼鏡の産地として百年以上の歴史と国内95%以上のシェアを持つ福井県。福井に籍を置く会社社長としての観点から、現代の主流である大量製造の「安くて良いもの」ではなく、福井でしか、当社でしか出来ない「本物のものづくり」に挑みます。
第4回 1月28日(土) 『越前和紙』の歴史と今
越前和紙は1500年前に朝鮮半島より伝わり、日本独自の文化として花開き、様々な紙が漉かれました。明治に入り、ヨーロッパから抄紙機械が輸入されると、和紙は使われず衰退します。しかし、技術開発をしながら、新しい和紙づくりを行い、今日につながっています。和紙の歴史と和紙産業のこれからの可能性についてお話し致します。
11月12日に開催されるオープン講座「CMや映画を使った地域ブランド戦略」の背景にある福井県の歴史、そして伝統工芸等を深く掘り下げます。
前半2回の歴史遺産については、「戦国時代の一乗谷・朝倉氏」「松平春嶽と幕末・維新の群像」をお話します。
後半2回の伝統工芸等では、福井県鯖江市の本社を置くプロスジャパンの浜田社長より「世界一の眼鏡づくり」、
福井県和紙工業協同組合より「越前和紙」についてお話します。
福井県から発信される文化・歴史について、深く学んでいきましょう。
【講義概要】
第1回 11月26日(土) 戦国時代の一乗谷・朝倉氏
越前朝倉氏は、どのように成長して戦国大名となり、なぜ一乗谷に城下町を築き、そし
てなぜ滅んだのか。朝倉氏の登場から、一乗谷城下町の建設、朝倉氏の滅亡までを見てい
きます。
第2回 12月17日(土) 『逸事史補』にみる松平春嶽と幕末・維新の群像
『逸事史補』は、明治3年から12年まで、松平春嶽が書き綴った幕末・維新に関する随想です。この講座では、そこに描かれた人物像を通じて春嶽の幕末政局に対する認識や人物観を理解し、さらに春嶽の果たした役割について学んでいきます。
第3回 1月14日(土) 世界一の眼鏡づくりを目指して
社長輩出率No1であり、眼鏡の産地として百年以上の歴史と国内95%以上のシェアを持つ福井県。福井に籍を置く会社社長としての観点から、現代の主流である大量製造の「安くて良いもの」ではなく、福井でしか、当社でしか出来ない「本物のものづくり」に挑みます。
第4回 1月28日(土) 『越前和紙』の歴史と今
越前和紙は1500年前に朝鮮半島より伝わり、日本独自の文化として花開き、様々な紙が漉かれました。明治に入り、ヨーロッパから抄紙機械が輸入されると、和紙は使われず衰退します。しかし、技術開発をしながら、新しい和紙づくりを行い、今日につながっています。和紙の歴史と和紙産業のこれからの可能性についてお話し致します。
講師陣
名前 | 鎌倉 佐保 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 1999年明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。明治大学・京都造形芸術大学等で日本中世史、古文書学等の科目を担当。東京大学史料編纂所特任研究員。専門は荘園制研究。史料研究。著書は『日本中世荘園制成立史論』(境書房)、『中世東国の世界1北関東』(共著、高志書院)。 |
名前 | 落合 弘樹 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 専門は幕末・維新史。武家の解体という側面を中心に明治維新を再検討している。著書に『秩禄処分―明治維新と武士のリストラ―』(中公新書 1999年)、『明治国家と士族』(吉川弘文館 2001年)、『西郷隆盛と士族』(吉川弘文館 2005年)など。 |
名前 | 浜田 謙 |
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肩書き | ブロスジャパン株式会社 代表取締役 |
プロフィール | 1969年生まれ。大学卒業後、日本ハム(株)入社。ブランドマネージャーとして数多くの商品を世に送り出した。 2001年退社後、ブロスジャパン(株)を設立し、自らプロデューサーとして手がける自社ブランドの「BJクラシックコレクション」は、今日主流となったクラシック眼鏡を先導してきた。また、福井の幕末の志士「橋本左内」の名を冠した眼鏡「SANAI」を掲げ世界に発信。他に、越前漆の企画会社、福井伝統野菜の販売会社も運営。 |
名前 | 石川 浩 |
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肩書き | 石川製紙株式会社 代表取締役 福井県和紙工業協同組合 副理事長 |
プロフィール | 1962年生まれ。日本大学工学部卒業。現在、公益法人福井県産業支援センター評議員や福井県PTA連合会副会長も務める。石川製紙株式会社は、昔ながらの鳥の子紙や美術小間紙といった伝統的な和紙はもちろん、源氏物語絵巻物などの復刻用多色印刷用紙やインクジェット専用紙など、各種用途の紙を開発し、時代が求める和紙を製造する開発型企業です。 |