講座詳細情報
申し込み締切日:2011-09-26 / その他教養 / 学内講座コード:11230015
あらゆる情報をすべての人に 図書館員のためのブラッシュアップ講座3
- 開催日
- 10月 4日(火)、10月18日(火)、10月25日(火)、11月 8日(火)、11月22日(火)、11月29日(火)、12月 6日(火)、12月13日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 17,000円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
「図書館は成長する有機体」です。図書館員はめまぐるしく変化する世の中の動きを先取りし、人びとのニーズを掘り起こし、対応することが求められています。本講座は現代社会のニーズに応える図書館サービスを展開するためのアイディアとスキルを身につけることを目標に、積極的なサービスを展開する司書の研修を目指します。
今期は、今日の図書館が取り組むべき課題を、講義・演習・討論で進める企画です。図書館の現場での豊かな経験と指導力をもつ講師を交え、受講生同士で活発な意見交換と演習がなされることを期待しています。
◆課題について◆ ※詳細は開講前にも再度ご連絡いたします。
【第2講】高齢者施設での催し物のプログラム発表
◎テーマ:任意の日を指定した自由テーマ (例:7/7「たなばた」)
◎提出内容: A4 1枚程度 30~45分のプログラム DVDや写真映写可
※上演する絵本又は紙芝居のタイトル、著者、出版社、出版年も記して下さい。
◎提出日:初回 10月4日(火)
【第3~5講】
◎講義は討論形式で行います。実りある議論が出来る様、事前の準備をお願いします。
テーマは各回内容の詳細をご参照ください。
【特記事項】
※申込締切日:2011年9月26日(月)
締切後に申し込みを希望される場合は、電話にてお問い合わせください。
※最終日のフィールドワークのみ、時間は15:00~16:30(予定)になります。
※本講座は、日本図書館協会認定司書資格申請をなさる際、研修のポイントになります。
※出席率80%の方に、履修証書を付与いたします。
【講義概要】
第1回 10月 4日(火) 高齢者サービス(1)高齢者サービスの理念と実際
本格的な高齢社会に突入しました。高齢者の図書館利用を考える時、サービス面や資料面で考慮しておかなければならないことが山積しています。図書館は高齢者にどのようなアプローチが可能なのかを考えます。
第2回 10月18日(火) 高齢者サービス(2)高齢者サービスの実践
高齢施設入所者の介護度は年々上昇し、自力で読書可能な人は減少しており、紙芝居や歌などを楽しんでいただく意味は増しています。受講者はそうした施設での30分程度のプログラムを考え、事前に提出、その中から絵本か紙芝居を一つ上演してもらいます。
第3回 10月25日(火) 危機管理
大震災の発生により、従来の図書館における危機管理は見直しを迫られています。授業は討論形式です。事前に、新聞・雑誌の報道やJLA発信情報を参考に災害の発生時とその後ならびに放射能事故も含め図書館現場で発生する課題を3分程度で発表できるように、まとめてきてください。
第4回 11月 8日(火) 図書館の経営
災害発生時の対応を図書館経営の視点で見直します。テーマは災害時の「危機管理」とし、前回の討議を継続します。事前に図書館現場の「管理職」として災害発生時とその後の課題への対応を考えて、発表できるようにまとめてきてください。災害時の復興に関して図書館の役割も考察することが重要です。
第5回 11月22日(火) 国の行政と図書館
「光交付金」の大半が図書館へ交付され、また図書館が「過疎債」の対象になりましたが、諸外国の図書館政策に比してわが国の政策レベルはどうであろうかという点を議論します。事前に海外の先進的な図書館政策とそれを実現したadvocacy(世論形成、ロビー活動など)の重要性についてまとめてきてください。ユネスコの統計やNDLのカレントアウェアネスを参考にしてください。
第6回 11月29日(火) 健康医療情報提供の一歩を踏み出すために
市民の関心が高い分野の情報を提供することは、図書館の重要な責務です。
しかし、医学や健康に関連する分野は公共図書館では情報提供が難しいと考える方も多いことでしょう。学び方や留意点など医学情報サービスに取り組む公共図書館にとって必要な事項を考察します。
第7回 12月 6日(火) 健康医療の情報を読み解く
蔵書構築と選書、レファレンス・サービス、医学・健康情報の評価などは、図書館が健康情報の提供に取り組む際に欠かせない業務です。これらを適切に行うために必要な知識を受講生と一緒に検討します。
第8回 12月13日(火) フィールドワーク 見学
東京都立中央図書館 健康医療情報サービスの実践
「図書館は成長する有機体」です。図書館員はめまぐるしく変化する世の中の動きを先取りし、人びとのニーズを掘り起こし、対応することが求められています。本講座は現代社会のニーズに応える図書館サービスを展開するためのアイディアとスキルを身につけることを目標に、積極的なサービスを展開する司書の研修を目指します。
今期は、今日の図書館が取り組むべき課題を、講義・演習・討論で進める企画です。図書館の現場での豊かな経験と指導力をもつ講師を交え、受講生同士で活発な意見交換と演習がなされることを期待しています。
◆課題について◆ ※詳細は開講前にも再度ご連絡いたします。
【第2講】高齢者施設での催し物のプログラム発表
◎テーマ:任意の日を指定した自由テーマ (例:7/7「たなばた」)
◎提出内容: A4 1枚程度 30~45分のプログラム DVDや写真映写可
※上演する絵本又は紙芝居のタイトル、著者、出版社、出版年も記して下さい。
◎提出日:初回 10月4日(火)
【第3~5講】
◎講義は討論形式で行います。実りある議論が出来る様、事前の準備をお願いします。
テーマは各回内容の詳細をご参照ください。
【特記事項】
※申込締切日:2011年9月26日(月)
締切後に申し込みを希望される場合は、電話にてお問い合わせください。
※最終日のフィールドワークのみ、時間は15:00~16:30(予定)になります。
※本講座は、日本図書館協会認定司書資格申請をなさる際、研修のポイントになります。
※出席率80%の方に、履修証書を付与いたします。
【講義概要】
第1回 10月 4日(火) 高齢者サービス(1)高齢者サービスの理念と実際
本格的な高齢社会に突入しました。高齢者の図書館利用を考える時、サービス面や資料面で考慮しておかなければならないことが山積しています。図書館は高齢者にどのようなアプローチが可能なのかを考えます。
第2回 10月18日(火) 高齢者サービス(2)高齢者サービスの実践
高齢施設入所者の介護度は年々上昇し、自力で読書可能な人は減少しており、紙芝居や歌などを楽しんでいただく意味は増しています。受講者はそうした施設での30分程度のプログラムを考え、事前に提出、その中から絵本か紙芝居を一つ上演してもらいます。
第3回 10月25日(火) 危機管理
大震災の発生により、従来の図書館における危機管理は見直しを迫られています。授業は討論形式です。事前に、新聞・雑誌の報道やJLA発信情報を参考に災害の発生時とその後ならびに放射能事故も含め図書館現場で発生する課題を3分程度で発表できるように、まとめてきてください。
第4回 11月 8日(火) 図書館の経営
災害発生時の対応を図書館経営の視点で見直します。テーマは災害時の「危機管理」とし、前回の討議を継続します。事前に図書館現場の「管理職」として災害発生時とその後の課題への対応を考えて、発表できるようにまとめてきてください。災害時の復興に関して図書館の役割も考察することが重要です。
第5回 11月22日(火) 国の行政と図書館
「光交付金」の大半が図書館へ交付され、また図書館が「過疎債」の対象になりましたが、諸外国の図書館政策に比してわが国の政策レベルはどうであろうかという点を議論します。事前に海外の先進的な図書館政策とそれを実現したadvocacy(世論形成、ロビー活動など)の重要性についてまとめてきてください。ユネスコの統計やNDLのカレントアウェアネスを参考にしてください。
第6回 11月29日(火) 健康医療情報提供の一歩を踏み出すために
市民の関心が高い分野の情報を提供することは、図書館の重要な責務です。
しかし、医学や健康に関連する分野は公共図書館では情報提供が難しいと考える方も多いことでしょう。学び方や留意点など医学情報サービスに取り組む公共図書館にとって必要な事項を考察します。
第7回 12月 6日(火) 健康医療の情報を読み解く
蔵書構築と選書、レファレンス・サービス、医学・健康情報の評価などは、図書館が健康情報の提供に取り組む際に欠かせない業務です。これらを適切に行うために必要な知識を受講生と一緒に検討します。
第8回 12月13日(火) フィールドワーク 見学
東京都立中央図書館 健康医療情報サービスの実践
備考
【講座をお薦めする方】
図書館司書経験3年以上の現職者が対象です。
公共図書館職員を対象としていますが、大学図書館、専門図書館、学校図書館勤務者の参加も歓迎します。
【ガイダンス・デモレッスン】
9月20日(火) 19:00~20:00
※ガイダンスはどなたでも参加できます(無料・予約不要)
※会場は、駿河台キャンパスアカデミーコモン11階です。
【教材】
オリジナルレジュメ
図書館司書経験3年以上の現職者が対象です。
公共図書館職員を対象としていますが、大学図書館、専門図書館、学校図書館勤務者の参加も歓迎します。
【ガイダンス・デモレッスン】
9月20日(火) 19:00~20:00
※ガイダンスはどなたでも参加できます(無料・予約不要)
※会場は、駿河台キャンパスアカデミーコモン11階です。
【教材】
オリジナルレジュメ
講師陣
名前 | 阪田 蓉子 |
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肩書き | 元明治大学文学部教授、日本図書館文化史研究会前代表、日本図書館情報学会監事、明治大学図書館情報学研究会代表 |
プロフィール | 図書の文化史および図書館サービス論に関心を抱く。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。編著『情報サービス論』(教育史料出版会)、DVD監修「図書の文化史―明治大学図書館所蔵資料」など。 |
名前 | 山内 薫 |
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肩書き | 墨田区立あずま図書館 |
プロフィール | 40年以上にわたって墨田区立図書館に勤務。子どもへのサービスと、図書館利用に障害のある人へのサービスを担当。この間『あなたにもできる拡大写本入門』(大活字 1998)や『本と人をつなぐ図書館員』(読書工房 2008)などを刊行。最近は読み書きに支援を求めている視覚障害者はじめ高齢者、知的障害者などを対象とした「読み書き支援員」を養成し制度化できればと活動している。 |
名前 | 常世田 良 |
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肩書き | 社団法人日本図書館協会 常務理事・事務局次長 |
プロフィール | 浦安市採用、図書館へ配属、同図書館館長、同教育委員会生涯学習部次長、2005(平成17)年4月より現職、文部科学省「これからの図書館の在り方検討協力者会議」委員、文化庁文化審議会著作権分科会委員、同「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」委員、茨城県図書館協議会委員、ビジネス支援図書館推進協議会理事長など |
名前 | 柚木 聖 |
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肩書き | 浦安市立図書館 副主査 社団法人日本図書館協会 健康情報委員会 委員長 |
プロフィール | 1990年より浦安市立図書館に勤務する。 2004年より社団法人日本図書館協会 健康情報研究委員会(現:健康情報委員会)に参加し、現在は委員長を務める。 普段は分館に勤務し、「まちのとしょかん」の司書としてカウンターに立ちながら、レファレンス・サービスや児童サービスなど図書館業務全般を担当している。 |