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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-09-27 / その他教養:世界史 / 学内講座コード:11220017

国際都市イスタンブルの社会と文化 明大アジア史講座(14)

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 4日(火)、10月18日(火)、10月25日(火)、11月15日(火)、11月29日(火)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
13,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
イスタンブルは、歴史上3つの名をもち、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国という大帝国の都となりました。イスタンブルは、歴史的にも現代的にもアジアとヨーロッパを隔てる都市ではなく、重層的文化を兼ね備えた国際都市といえます。この都市に根付いた、ギリシア・ローマ文化、ユダヤ・キリスト・イスラーム文化を歴史的にひもとくことによって、国際都市イスタンブルの魅力を明らかにします。

【講義概要】
第1回 10月 4日(火) 「イスタンブル」の誕生
ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブルと3度、名を変えてきたこの都市は、どのような歴史的変遷をたどってきたのでしょうか?ボスポラス海峡に着目しながら、コンスタンティノープル陥落までの略史を明らかにします。

第2回 10月18日(火) オスマン時代の水路建設からみる都市形成
オスマン時代のイスタンブルでは、郊外から中心部へと複数の給水路が建設されました。本講義では、水というキーワードから、都市イスタンブルが時代とともに発展してきた様子や人々の生活について理解を深めます。

第3回 10月25日(火) コスモポリタン・新市街
イスタンブルのヨーロッパ側、金角湾の北岸は、新市街と呼ばれています。この地は、キリスト教徒やユダヤ教徒も多数居住した、国際色豊かな地区でした。本講義では、新市街の歴史と文化をお伝えします。

第4回 11月15日(火) オスマン建築・美術の造形美とその発展
イスタンブルを中心に発展したモスクの様式、タイル・絵画等の美術工芸品を中心に紹介した上で、それらが近現代トルコ社会や私たちの住む東京にどのように受け継がれているのかについて理解を深めます。

第5回 11月29日(火) イスタンブルの「文明開化」
19世紀末・20世紀初頭は、イスタンブルにとって、政治・経済・社会・文化のあらゆる面で激動の時代となりました。シンガーミシンなど舶来品があふれたイスタンブルの「文明開化」を、演劇ポスターの広告から探ります。

講師陣

名前 江川 ひかり
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 早稲田大学文学部卒業、お茶の水女子大学大学院修了後、立命館大学を経て、2009年より現職。専門は、トルコ近代史、19世紀オスマン帝国社会経済史。主著に『ワードマップ・イスラーム:社会生活・思想・歴史』(新曜社 共編著)、共著Yagci Bedir Yorukleri(2007『ヤージュ・ベディル遊牧民)、「19 世紀オスマン帝国北部中央ブルガリアの農村社会―タルノヴォ郡三村における農業経営と土地「売買」」『明大アジア史論集』13号(2009)など。
名前 山下 王世
肩書き 立教大学文学部准教授
プロフィール イスタンブル工科大学建築学部卒業、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了(文学博士)。
専門は、イスラーム建築史・複合文化史論。
名前 長谷部 圭彦
肩書き 日本学術振興会特別研究員(PD)
プロフィール 東京大学文学部卒業、東京大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。
専門は、近代オスマン帝国教育史。
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