講座詳細情報
申し込み締切日:2011-09-21 / その他教養 / 学内講座コード:11220014
ア・ミュージアム―「知」の玄関への招待―パート10
- 開催日
- 9月28日(水)、10月 5日(水)、10月19日(水)、11月 2日(水)、11月16日(水)、11月30日(水)、12月14日(水)、 1月18日(水)、 2月 8日(水)、 2月22日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 28,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
ミュージアムは,人間文化や自然環境をより深く理解するために、人類が創りあげた偉大な装置の一つです。
「ア・ミュージアム」は、アミューズ(愉しませる)とミュージアムの複合語で、当講座は、「知の玄関」シリーズの第10弾です。
都内近郊にある著名なミュージアムで活躍する館長、学芸課長・主任学芸員もしくは専門分野のエキスパートに講師をお願いし、ミュージアムの特色、名品逸品や貴重なコレクションの解説、鑑賞のツボなどをお話しいただきます。
講師は、次世代に継承するべき文化資源に詳しい「知の水先案内人」あるいは魅力的な展示空間を演出する「知の匠」として、やさしく深くレクチャーいたします。
今回は、ユニークな個人美術館を探訪して,画家、作家、コレクターなどの人柄に触れることを眼目といたします。皆様の知的好奇心や美意識を呼び覚まし、心に寄り添うお話がきっとあるでしょう。「知」の玄関で愉しんで学び、「知」の地層に厚みを増していただければ幸いに存じます。
・ミュージアムが好きで、さらにミュージアムの魅力を知りたい方
・館長や学芸員等から名品逸品や文化資源について話を聞きたい方
【特記事項】
入館料は受講料に含まれます。現地までの交通費はすべて自己負担となります。
第1・9講のみアカデミーコモン11回教室にて実施いたします。
【講義概要】
第1回 9月28日(水) 現代陶芸のあるべき姿
菊池寛実記念智美術館は、現代陶芸のコレクターである菊池智の収集品をもとに設立された美術館です。講座では、設立の経緯や美術館の特徴をご紹介し、現代陶芸のあるべき様をお話いたします。
第2回 10月 5日(水) Japanese Beauty「もっとかわいく!女らしく」展~消費文化の対極のアート・重要有形民俗文化財 津軽刺し子着物~
殿様や姫様のものではない、120年前の日本の普通の女の子のファッションレベルの高さに驚かされます。豊かではない暮らしの中、手に入るものを最大限工夫して作られた着物に込められた技術と想いをご覧ください。
第3回 10月19日(水) 「池大雅-中国へのあこがれ-」展
池大雅は、日本の文人画の大成者として知られています。身の回りの自然から受ける新鮮な印象を絵筆に託して、型にはまらない生動感に満ちた作品を生み出しました。漢籍に由来する画題にも触れながら、その魅力をご紹介します。
第4回 11月 2日(水) 胸中の山水 細川護熙展
細川護熙氏の油絵による初めての展覧会です。テーマは「胸中の山水」。細川氏が幼い頃から親しんできた漢詩の世界を油絵に託し、自筆の書とともに展示いたします。展示室に広がる細川氏の心の美の世界をご鑑賞いただきます。
第5回 11月16日(水) 静嘉堂文庫美術館
-静嘉堂の「朝鮮陶磁名品展」によせて-
三菱・岩崎彌之助、小彌太父子のコレクションを所蔵する静嘉堂。今秋は、その中から、朝鮮半島に誕生し、発展した高麗青磁や李朝(朝鮮時代)の白磁・染付、高麗茶碗などを公開いたします。ともに、その魅力に迫りましょう。
第6回 11月30日(水) 弥生美術館・竹久夢二美術館
-大正ロマンの世界へようこそ-
当館では出版美術の分野で活躍した画家の作品を蒐集・展示しています。弥生美術館では「中原淳一の少女雑誌『ひまわり』展」と高畠華(たかばたけ)華宵(かしょう)展、併設の竹久夢二美術館では「竹久夢二 絵手紙とメッセージ」展をご鑑賞いただきます。
第7回 12月14日(水) オルゴールの小さな博物館
-19世紀のクリスマス展-
100年前に活躍した音楽再生装置のクリスマス展です。音楽ホール、常設、企画展示室、そして普段は未公開の特別展示室をご紹介するハイライトコースです。オルゴールの蒐集家であり、研究家の館長がご案内します。(グッズ・お茶付き)
第8回 1月18日(水) 相田みつを美術館15年間の歩み
平成23年9月当館は15周年を迎えます。開館当初は、なぜ父の故郷栃木県足利市ではなく、東京なのかという質問をよく受けました。個人美術館としては、異例な場所にあることの意味や15年の様々なエピソードをご紹介致します。(飲物付き)
第9回 2月 8日(水) 美人画と“和のよそおい”
当館で開催する「和のよそおい」展の出品作を中心に、春信や歌麿らの浮世絵美人や、清方・松園・深水らが明治以降も描いた「美人」をとおして、和装の美人にみられる着物や髪形の流行の変遷も楽しみながら、各画家のめざしたものを探ります。
第10回 2月22日(水) 「畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―」展~伝えたい、“お茶”の心と“和”の心
当館は、実業家で茶人でもあった畠山即翁が蒐集した茶道具を中心に、古美術品を展示公開しています。即翁の生誕130年没後40年を記念した本展では、名物茶道具とともに即翁の茶会にかける想いや心意気をご覧いただきます。(抹茶付き)
ミュージアムは,人間文化や自然環境をより深く理解するために、人類が創りあげた偉大な装置の一つです。
「ア・ミュージアム」は、アミューズ(愉しませる)とミュージアムの複合語で、当講座は、「知の玄関」シリーズの第10弾です。
都内近郊にある著名なミュージアムで活躍する館長、学芸課長・主任学芸員もしくは専門分野のエキスパートに講師をお願いし、ミュージアムの特色、名品逸品や貴重なコレクションの解説、鑑賞のツボなどをお話しいただきます。
講師は、次世代に継承するべき文化資源に詳しい「知の水先案内人」あるいは魅力的な展示空間を演出する「知の匠」として、やさしく深くレクチャーいたします。
今回は、ユニークな個人美術館を探訪して,画家、作家、コレクターなどの人柄に触れることを眼目といたします。皆様の知的好奇心や美意識を呼び覚まし、心に寄り添うお話がきっとあるでしょう。「知」の玄関で愉しんで学び、「知」の地層に厚みを増していただければ幸いに存じます。
・ミュージアムが好きで、さらにミュージアムの魅力を知りたい方
・館長や学芸員等から名品逸品や文化資源について話を聞きたい方
【特記事項】
入館料は受講料に含まれます。現地までの交通費はすべて自己負担となります。
第1・9講のみアカデミーコモン11回教室にて実施いたします。
【講義概要】
第1回 9月28日(水) 現代陶芸のあるべき姿
菊池寛実記念智美術館は、現代陶芸のコレクターである菊池智の収集品をもとに設立された美術館です。講座では、設立の経緯や美術館の特徴をご紹介し、現代陶芸のあるべき様をお話いたします。
第2回 10月 5日(水) Japanese Beauty「もっとかわいく!女らしく」展~消費文化の対極のアート・重要有形民俗文化財 津軽刺し子着物~
殿様や姫様のものではない、120年前の日本の普通の女の子のファッションレベルの高さに驚かされます。豊かではない暮らしの中、手に入るものを最大限工夫して作られた着物に込められた技術と想いをご覧ください。
第3回 10月19日(水) 「池大雅-中国へのあこがれ-」展
池大雅は、日本の文人画の大成者として知られています。身の回りの自然から受ける新鮮な印象を絵筆に託して、型にはまらない生動感に満ちた作品を生み出しました。漢籍に由来する画題にも触れながら、その魅力をご紹介します。
第4回 11月 2日(水) 胸中の山水 細川護熙展
細川護熙氏の油絵による初めての展覧会です。テーマは「胸中の山水」。細川氏が幼い頃から親しんできた漢詩の世界を油絵に託し、自筆の書とともに展示いたします。展示室に広がる細川氏の心の美の世界をご鑑賞いただきます。
第5回 11月16日(水) 静嘉堂文庫美術館
-静嘉堂の「朝鮮陶磁名品展」によせて-
三菱・岩崎彌之助、小彌太父子のコレクションを所蔵する静嘉堂。今秋は、その中から、朝鮮半島に誕生し、発展した高麗青磁や李朝(朝鮮時代)の白磁・染付、高麗茶碗などを公開いたします。ともに、その魅力に迫りましょう。
第6回 11月30日(水) 弥生美術館・竹久夢二美術館
-大正ロマンの世界へようこそ-
当館では出版美術の分野で活躍した画家の作品を蒐集・展示しています。弥生美術館では「中原淳一の少女雑誌『ひまわり』展」と高畠華(たかばたけ)華宵(かしょう)展、併設の竹久夢二美術館では「竹久夢二 絵手紙とメッセージ」展をご鑑賞いただきます。
第7回 12月14日(水) オルゴールの小さな博物館
-19世紀のクリスマス展-
100年前に活躍した音楽再生装置のクリスマス展です。音楽ホール、常設、企画展示室、そして普段は未公開の特別展示室をご紹介するハイライトコースです。オルゴールの蒐集家であり、研究家の館長がご案内します。(グッズ・お茶付き)
第8回 1月18日(水) 相田みつを美術館15年間の歩み
平成23年9月当館は15周年を迎えます。開館当初は、なぜ父の故郷栃木県足利市ではなく、東京なのかという質問をよく受けました。個人美術館としては、異例な場所にあることの意味や15年の様々なエピソードをご紹介致します。(飲物付き)
第9回 2月 8日(水) 美人画と“和のよそおい”
当館で開催する「和のよそおい」展の出品作を中心に、春信や歌麿らの浮世絵美人や、清方・松園・深水らが明治以降も描いた「美人」をとおして、和装の美人にみられる着物や髪形の流行の変遷も楽しみながら、各画家のめざしたものを探ります。
第10回 2月22日(水) 「畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―」展~伝えたい、“お茶”の心と“和”の心
当館は、実業家で茶人でもあった畠山即翁が蒐集した茶道具を中心に、古美術品を展示公開しています。即翁の生誕130年没後40年を記念した本展では、名物茶道具とともに即翁の茶会にかける想いや心意気をご覧いただきます。(抹茶付き)
備考
【教材】
利用案内・レジュメ資料
利用案内・レジュメ資料
講師陣
名前 | 伊能 秀明 |
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肩書き | 明治大学中央図書館事務長 |
プロフィール | 1953年群馬県生まれ。文部科学省委嘱事業や笹川科学研究助成を受け、明治大学の学術資源や人的ネットワークを生かした生涯教育事業その他の処務に従事。著書に『法制史料研究』1~4、『大江戸捕物帳の世界』(アスキー新書)など。元明治大学博物館事務長。法学博士。 |
名前 | 林屋 晴三 |
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肩書き | 菊池寛実記念智美術館館長 |
プロフィール | - |
名前 | 辰巳 清 |
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肩書き | 「布文化と浮世絵の美術館」アミューズミュージアム館長 |
プロフィール | 1968年奈良県生まれ。同志社大学卒業後、(株)アミューズ入社。 音楽・演劇の公演制作、海外舞台の招聘を中心にエンタテインメントビジネス全般に携わる。 2009年アミューズミュージアム開館とともに館長就任。館内運営と展示企画・演出全般を手掛ける。 京都伝統工芸協議会アドバイザー・新ものづくり創造コンペティション審査員など、 伝統工芸を新たな切り口で開発する事業にも取り組んでいる。 |
名前 | 家田 奈穂 |
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肩書き | ニューオータニ美術館学芸員 |
プロフィール | - |
名前 | 花里 麻里 |
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肩書き | 菊池寛実記念智美術館学芸員 |
プロフィール | - |
名前 | 長谷川 祥子 |
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肩書き | 静嘉堂文庫美術館学芸員 |
プロフィール | - |
名前 | 内田 静枝 |
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肩書き | 弥生美術館学芸員 |
プロフィール | - |
名前 | 名村 義人 |
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肩書き | オルゴールの小さな博物館館長 |
プロフィール | - |
名前 | 相田 一人 |
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肩書き | 相田みつを美術館館長 |
プロフィール | - |
名前 | 山崎 妙子 |
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肩書き | 山種美術館館長 学術博士 |
プロフィール | - |