講座詳細情報
申し込み締切日:2011-09-28 / その他教養 / 学内講座コード:11220001
原発も基地もない世界を創るには 戦争と平和学シリーズ 世界68カ国の取材から
- 開催日
- 10月 5日(水)、10月12日(水)、10月19日(水)、10月26日(水)、11月 9日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
福島で大規模な原発事故が起きると、ドイツはすぐに脱原発に転換しました。オーストリアは憲法で原発を禁止しています。環境も平和も、人間が安心して暮らせる社会を目指す点で共通しています。
軍隊をなくしたコスタリカでは平和憲法を活用して「平和の輸出」をしています。基地をどこに移すか、など話すのは日本くらいで、いま世界から基地が消えています。米軍基地を追い出した国々を語りましょう。こうした動きの最初は、たった一人の人間の行動でした。世界68カ国を取材した体験から、変革する世界を語ります。
【特記事項】
参考文献
『地球を活かす』(近刊、伊藤千尋著、シネフロント社)
『活憲の時代』(伊藤千尋著、シネフロント社)
『変革の時代』(同)
『一人の声が世界を変えた』(同、新日本出版社)
【講義概要】
第1回 10月 5日(水) 10月5日(水)脱原発に動く世界
地熱発電をするアイスランド、菜の花の油で走るドイツのベンツ、憲法で原発を禁止したオーストリアなど自然エネルギーに走る世界の現状と環境問題、日本のエネルギー問題の過去・現在・未来を話します。
第2回 10月12日(水) 平和の輸出-コスタリカから
日本と同じく平和憲法を持つコスタリカは、軍事費をなくしてそのまま教育費にしました。さらに周囲の三つの国の戦争を終わらせるなど平和を輸出しています。その考え方や現状を伝えます。
第3回 10月19日(水) 基地が消える
沖縄以前に米軍のアジアの拠点だったフィリピンは米軍基地を追い出しました。南米エクアドルも、米領プエルトリコで「カリブ海の沖縄」と呼ばれた島も同じです。平和を求める世界の動きを語ります。
第4回 10月26日(水) 米国から自立する世界
かつて「米国の裏庭」と呼ばれた南米は今、「反米大陸」と化しました。なぜそうなったのか、なぜ、そうできたのでしょうか。欧州連合の誕生も、実は米国の傘からの自立がキーワードでした。
第5回 11月 9日(水) 一人の声が世界を変えた
9・11のテロの直後、米議会でたった一人だけ大統領に反対した議員がいました。1989年の東欧革命を導いた陰には一人の人間の行動がありました。一人でも世界を変えられる。その実例を示します。
福島で大規模な原発事故が起きると、ドイツはすぐに脱原発に転換しました。オーストリアは憲法で原発を禁止しています。環境も平和も、人間が安心して暮らせる社会を目指す点で共通しています。
軍隊をなくしたコスタリカでは平和憲法を活用して「平和の輸出」をしています。基地をどこに移すか、など話すのは日本くらいで、いま世界から基地が消えています。米軍基地を追い出した国々を語りましょう。こうした動きの最初は、たった一人の人間の行動でした。世界68カ国を取材した体験から、変革する世界を語ります。
【特記事項】
参考文献
『地球を活かす』(近刊、伊藤千尋著、シネフロント社)
『活憲の時代』(伊藤千尋著、シネフロント社)
『変革の時代』(同)
『一人の声が世界を変えた』(同、新日本出版社)
【講義概要】
第1回 10月 5日(水) 10月5日(水)脱原発に動く世界
地熱発電をするアイスランド、菜の花の油で走るドイツのベンツ、憲法で原発を禁止したオーストリアなど自然エネルギーに走る世界の現状と環境問題、日本のエネルギー問題の過去・現在・未来を話します。
第2回 10月12日(水) 平和の輸出-コスタリカから
日本と同じく平和憲法を持つコスタリカは、軍事費をなくしてそのまま教育費にしました。さらに周囲の三つの国の戦争を終わらせるなど平和を輸出しています。その考え方や現状を伝えます。
第3回 10月19日(水) 基地が消える
沖縄以前に米軍のアジアの拠点だったフィリピンは米軍基地を追い出しました。南米エクアドルも、米領プエルトリコで「カリブ海の沖縄」と呼ばれた島も同じです。平和を求める世界の動きを語ります。
第4回 10月26日(水) 米国から自立する世界
かつて「米国の裏庭」と呼ばれた南米は今、「反米大陸」と化しました。なぜそうなったのか、なぜ、そうできたのでしょうか。欧州連合の誕生も、実は米国の傘からの自立がキーワードでした。
第5回 11月 9日(水) 一人の声が世界を変えた
9・11のテロの直後、米議会でたった一人だけ大統領に反対した議員がいました。1989年の東欧革命を導いた陰には一人の人間の行動がありました。一人でも世界を変えられる。その実例を示します。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 伊藤 千尋 |
---|---|
肩書き | 国際ジャーナリスト、朝日新聞記者 |
プロフィール | 1949年山口県生まれ1971年、東大在学中にキューバでサトウキビ刈りの国際ボランティア、73年東大法学部卒業、74年朝日新聞入社。中南米、欧州、米国特派員を歴任し内戦の現場や東欧革命、9・11テロ直後の米国社会などを現地取材。現在はbe編集部員。ほかに「コスタリカ平和の会」共同代表。著書に『反米大陸』(集英社新書)、『観光コースでないベトナム』(高文研)、『たたかう新聞-「ハンギョレ」の12年』(岩波ブックレット)など |
名前 | 生方 卓 |
---|---|
肩書き | 明治大学政治経済学部准教授 |
プロフィール | 1946年生まれ。明治大学大学院博士課程修了。社会思想史専攻。研究テーマは、ヘーゲルとヘーゲル学派の社会哲学、環境哲学など。共著に『ドイツ社会主義研究』『経済思想の源流』(八千代出版)など。http://www.kisc.meiji.ac.jp/~ubukata/ |