講座詳細情報
申し込み締切日:2012-01-17 / その他教養 / 学内講座コード:11210046
団地再生実践講座 団地再生支援協会後援講座 ~多様なプロジェクト展開へ~
- 開催日
- 1月24日(火)、 1月31日(火)、 2月 7日(火)、 2月14日(火)、 2月21日(火)、 2月28日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
老朽化住宅団地は建築・設備の老朽化ばかりでなく高齢化や空き家の問題などに対応できるよう“再生”が求められ、規模“10年で30兆円”の“新規大市場”である。
本講座はこの取組みに必要な“コミュニティの再生”、“住環境の再生”、“ハウジング経営の再生”のノウハウと技術を体系的に学ぶ場であり、多様な団地再生のプロジェクトマネージャーの育成を目的とする。
【特記事項】
参考資料
〇リバティアカデミーブックレット(15):団地再生・まちづくり実践講座(1) 740円(本体) 明治大学
〇団地再生・まちづくり-よみがえるコミュニティと住環境 1,900円(本体) 水曜社
〇ライネフェルデの奇跡-まちと団地はいかによみがえったか 3,700円(本体) 水曜社
〇その他:一般社団法人団地再生支援協会ホームページhttp://www.danchisaisei.orgを参照
【講義概要】
第1回 1月24日(火) 団地再生プロジェクトの様相、取組の現状
現在プロジェクト化が検討されている団地再生事例は、規模・立地、管理方式などが多様である。この概論では、そうした団地再生プロジェクトの取組み方について、実践事例を紹介しつつ、基本的な課題を整理する。
第2回 1月31日(火) 団地再生プロジェクトの創出について
スケルトン・インフィル住宅の技術開発と環境・建築再生プロジェクトの実績の豊富な実務家が、そうしたプロジェクトの創出と設計・工事の発注・管理の決め手について解説し、団地再生プロジェクトへの発展のポイントを語る。
第3回 2月 7日(火) 団地再生プロジェクトの進め方について
多摩ニュータウン初期開発地区では団地建替えが始まり、20年余りを経た管理組合は“まるごと外断熱改修”を実施、電線類の埋設化を進める環境改善も始まっている。実例を通しプロジェクトの進め方を探る
第4回 2月14日(火) 団地再生に必要な技術:ハードとソフト
団地再生を実現するにはハード、ソフトを含め多様な技術が必要です。住戸内の技術、住棟の大規 模修繕やグレードアップの技術、団地全体にかかわる技術など、その技術の事例と導入方策について実務的視点から解説する。
第5回 2月21日(火) 団地再生プロジェクトの事業性評価
団地再生プロジェクトの実現を図る上では再生を実現するためのコストを把握し、その負担の仕組みを考え、区分所有者間の合意を形成する必要がある。団地再生プロジェクトの事業性評価について実務的視点から解説する。
第6回 2月28日(火) プロジェクト・コンセプトを探る
講義の前半で、参加者各人の団地再生の課題(再生への発意、現況課題、計画地の立地・規模等)を整理し、後半では、それぞれの意図する団地再生プロジェクトのコンセプトのあり方をワークショップ形式で探る。
老朽化住宅団地は建築・設備の老朽化ばかりでなく高齢化や空き家の問題などに対応できるよう“再生”が求められ、規模“10年で30兆円”の“新規大市場”である。
本講座はこの取組みに必要な“コミュニティの再生”、“住環境の再生”、“ハウジング経営の再生”のノウハウと技術を体系的に学ぶ場であり、多様な団地再生のプロジェクトマネージャーの育成を目的とする。
【特記事項】
参考資料
〇リバティアカデミーブックレット(15):団地再生・まちづくり実践講座(1) 740円(本体) 明治大学
〇団地再生・まちづくり-よみがえるコミュニティと住環境 1,900円(本体) 水曜社
〇ライネフェルデの奇跡-まちと団地はいかによみがえったか 3,700円(本体) 水曜社
〇その他:一般社団法人団地再生支援協会ホームページhttp://www.danchisaisei.orgを参照
【講義概要】
第1回 1月24日(火) 団地再生プロジェクトの様相、取組の現状
現在プロジェクト化が検討されている団地再生事例は、規模・立地、管理方式などが多様である。この概論では、そうした団地再生プロジェクトの取組み方について、実践事例を紹介しつつ、基本的な課題を整理する。
第2回 1月31日(火) 団地再生プロジェクトの創出について
スケルトン・インフィル住宅の技術開発と環境・建築再生プロジェクトの実績の豊富な実務家が、そうしたプロジェクトの創出と設計・工事の発注・管理の決め手について解説し、団地再生プロジェクトへの発展のポイントを語る。
第3回 2月 7日(火) 団地再生プロジェクトの進め方について
多摩ニュータウン初期開発地区では団地建替えが始まり、20年余りを経た管理組合は“まるごと外断熱改修”を実施、電線類の埋設化を進める環境改善も始まっている。実例を通しプロジェクトの進め方を探る
第4回 2月14日(火) 団地再生に必要な技術:ハードとソフト
団地再生を実現するにはハード、ソフトを含め多様な技術が必要です。住戸内の技術、住棟の大規 模修繕やグレードアップの技術、団地全体にかかわる技術など、その技術の事例と導入方策について実務的視点から解説する。
第5回 2月21日(火) 団地再生プロジェクトの事業性評価
団地再生プロジェクトの実現を図る上では再生を実現するためのコストを把握し、その負担の仕組みを考え、区分所有者間の合意を形成する必要がある。団地再生プロジェクトの事業性評価について実務的視点から解説する。
第6回 2月28日(火) プロジェクト・コンセプトを探る
講義の前半で、参加者各人の団地再生の課題(再生への発意、現況課題、計画地の立地・規模等)を整理し、後半では、それぞれの意図する団地再生プロジェクトのコンセプトのあり方をワークショップ形式で探る。
備考
【講座をお薦めする方】
団地再生に関心を持つ自治体、団地自治会・管理組合の幹部、プランナー、デベロッパー、建設業、金融業の幹部
【教材】
オリジナルレジュメ
団地再生に関心を持つ自治体、団地自治会・管理組合の幹部、プランナー、デベロッパー、建設業、金融業の幹部
【教材】
オリジナルレジュメ
講師陣
名前 | 澤田 誠二 |
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肩書き | 明治大学理工学部教授、一般社団法人団地再生支援協会副会長 |
プロフィール | 1942年生まれ。東京大学大学院修了(建築生産専攻、1966)。日本とドイツで建築設計・技術開発に従事。工学博士(住宅政策の国際比較、1981)清水建設勤務(1982~2000)、エンジニアリング、建築企画に従事。滋賀県立大学教授(環境計画専攻)を経て明治大学教授(2002~)。団地再生研究会、団地再生産業協議会の設立に参加。地域開発、団地再生、建築生産に関する著作多数。 |
名前 | 安孫子 義彦 |
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肩書き | 株式会社ジェス社長、一般社団法人団地再生支援協会副会長 |
プロフィール | 1968年東京大学建築学科卒業。工学修士。1970年株式会社ジェスを創立。住宅用熱負荷計算プログラムの開発、集合住宅用設備システムの研究開発、給排水関連の新製品開発に従事、現在代表取締役。1984年、建築設備の劣化診断技術を育成する日本建築設備診断機構(JAFIA)を設立、専務理事として現在に至る。2009年、団地再生支援協会の設立に参画、現在理事。共著に「住宅インテリアの設備」「建築単位の事典」「建築再生の進め方」「団地再生まちづくり」など。一級建築士、建築設備士、設備設計一級建築士。 |
名前 | 近角 真一 |
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肩書き | 集工舎建築都市デザイン研究所所長、東洋大学大学院工学研究科客員教授 |
プロフィール | 1947年生まれ。1971年東京大学工学部建築学科卒業。内井昭蔵建築設計事務所を経て現職(1978~)。日本建築家協会会員、日大、東京芸大講師を兼任。武蔵大学、麗澤大学などのキャンパス計画、大阪ガスNEXT21、フレックスコート吉田、求道学舎などの集合住宅(フレキシブル、サステナブル、リノベーション)のデザインと技術開発に従事。日本建築学会賞(業績2008)、JIA環境建築賞(2008)など受賞。NEXT21関係など著書多数。 |
名前 | 田村 誠邦 |
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肩書き | 株式会社アークブレイン社長、明治大学客員教授 |
プロフィール | 1954年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業 博士(工学)、一級建築士、不動産鑑定士。1997年株式会社アークブレイン設立。工学院大学大学院非常勤講師、共立女子大学非常勤講師、マンション再生協議会会員(学識経験者)。マンション建替え・建築再生等、各種建築プロジェクトのコンサルティング、コーディネイトを専門とする。「建築企画のフロンティア」、「建築生産(共著)」、「建築再生の進め方(共著)」他著書多数。 |
名前 | 秋元 孝夫 |
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肩書き | NPO多摩ニュータウンまちづくり専門家会議副理事長 |
プロフィール | 1949年愛媛県生まれ、香川県育ち。東京電機大学建築学科卒業。1977年秋元建築研究所設立、1982年法人化。技術士(都市及び地方計画)、NPO多摩ニュータウンまちづくり専門家会議理事長。著書:実践コミュニティビジネス(共著、2003年、中央大学出版局)、ニュータウンの未来(多摩ニュータウンまちづくり専門家会議、2005年)、ニュータウン再生‐引き潮時代のタウンマネージメント(2007年) |
名前 | 淺野 和幸 |
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肩書き | 株式会社アール・アイ・エー取締役、名古屋支店長、一般社団法人団地再生支援協会理事 |
プロフィール | 1951年生まれ。京都大学建築系学科卒業、同修士修了。1976年(株)アール・アイ・エー入社、大阪支社勤務。1997年広島支店長、2007年取締役・本社社長室長。西日本中心に市街地再開発のコンサルタント業務、団地・マンションの再生に従事。技術士(建設部門)(社)再開発コーディネーター協会・高山賞受賞(2005年)。 |