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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-04-15 / その他教養 / 学内講座コード:11120040

新版・ゆっくり学ぶ江戸の古文書

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月22日(金)、 5月 6日(金)、 5月20日(金)、 6月 3日(金)、 6月17日(金)、 7月 1日(金)、 7月15日(金)、 7月29日(金)、 8月 5日(金)、 8月19日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
博物館で見かけた古文書や旅先でふと出会った書画のくずし字が気になった。
「くずし字が読めたらいいのに……」とか、「くずし字が読めるようになりたい」。
そのように思ったことはありませんか。
この講座は、くずし字がますます読めるようになりたい方、どんなポイントに注意したらよいか復習したい方、自分の読解力を再確認したいという方のためのクラスです。
読解の手順を一通り復習しつつ、武家、町方、図像などの古文書から、読みやすく典型的な古文書に挑戦してみましょう。古文書での筆法や筆順の連綿について板書して解説します。それをノートに書き留めながら、ご一緒に研究して参りましょう。またレジュメで、江戸の歴史を追体験するのも、学習の興味を増してくれることでしょう。
講座趣旨はこれまでと同様ですが、敢えて「新版」と銘打って、新鮮な気分で新学期を始めたいと存じます。
テキストは、幕府右筆たちによる各種の文書を用います。右筆たちのくずし字を素材に、くずし字の解読法やくずし字の変遷などを考えてみたいと思います。また幕府右筆は、一体どんな仕事をしていたのでしょうか。その書付類を具体的にみていくことで、幕府機構や幕府官僚層ともいうべき存在を照らし出せたらと考えています。
後半は、メディア性の高い浮世絵、江戸の版本や摺りなど、庶民の暮らしの中で身近に親しまれていた絵画や文字の世界について、楽しんでいただければ幸いに存じます。
くずし字の初歩からもう一歩先に進みたい方、古文書を通して江戸の文化にふれてみたい方、伝統的な浮世絵や和本の世界にふれてみたい方に受講をお薦めいたします。
古文書学習をリ・スタートしたい方のご参加をお待ちしています。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 岩崎 信夫
肩書き 小学館アカデミー古文書塾講師
プロフィール 昭和17年(1942)東京都生まれ。静岡県裾野市の市史や目黒区めぐろ歴史資料館の「武島家文書目録」の編纂、高等学校歴史教科書の執筆などに参画。幕末の制度改革に関心を持っています。
名前 橋口 侯之介
肩書き 誠心堂書店主 成蹊大学非常勤講師
プロフィール 和本の取扱い経験は30年を超えますが、その奥深さ、豊かさに魅了されています。江戸時代の書物にふれると、当時の息吹を肌で感じます。実物から出るオーラを多くの皆さまに共有していただければと思います。著書に、話題となった『和本入門』正続など。
名前 藤澤 茜
肩書き 国際浮世絵学会常任理事 学習院大学非常勤講師
プロフィール 浮世絵、歌舞伎などの江戸文化について研究中です。浮世絵には歌舞伎、文学、社会現象、災害、外国人などに関する数多くの情報が盛り込まれており、文字情報に注目して読み解くことに興味があります。著書に『歌川派の浮世絵と江戸出版界』。博士(日本文学)。
名前 伊能 秀明
肩書き 明治大学中央図書館事務長
プロフィール 1953年群馬県生まれ。文部科学省委嘱事業や笹川科学研究所を受け、明治大学の学術資源や人的ネットワークを生かした生涯教育事業その他の庶務に従事。著書に『法制史料研究』1~4、『大江戸捕物帳の世界』(アスキー新書)など。元明治大学博物館事務長。法学博士。
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