講座詳細情報
申し込み締切日:2011-04-14 / 日本史:世界史 / 学内講座コード:11120020
古代日本と朝鮮渡来文化
- 開催日
- 4月21日(木)、 5月12日(木)、 5月26日(木)、 6月 9日(木)、 6月23日(木)、 7月 7日(木)、 7月28日(木)、10月 6日(木)、10月20日(木)、11月10日(木)、11月24日(木)、12月 1日(木)、12月15日(木)
- 講座回数
- 13回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本列島に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期であります。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・畿内やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を安住の新生活の場としたのであります。
しかし、時代はようやく律令国家体制が整備される7世紀以降になると、彼らを遠く離れた東海・東国へ配置されたのであります。古代日本の東国における渡来人の配置は、大和を中心とした摂津・河内・山城などに居住する渡来人とは、かなり異なる性格を持っていたのです。それは、古くから畿内に居住する渡来人の場合は、朝廷をはじめ中央豪族の厚遇と庇護を背景としたものであります。
本講座では、古代日本における朝鮮渡来文化をめぐって、現在も日本列島に残っている寺社・遺跡を中心に当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
フィールドワークの交通費等は別途実費
古代朝鮮から渡来人が日本列島に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期であります。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・畿内やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を安住の新生活の場としたのであります。
しかし、時代はようやく律令国家体制が整備される7世紀以降になると、彼らを遠く離れた東海・東国へ配置されたのであります。古代日本の東国における渡来人の配置は、大和を中心とした摂津・河内・山城などに居住する渡来人とは、かなり異なる性格を持っていたのです。それは、古くから畿内に居住する渡来人の場合は、朝廷をはじめ中央豪族の厚遇と庇護を背景としたものであります。
本講座では、古代日本における朝鮮渡来文化をめぐって、現在も日本列島に残っている寺社・遺跡を中心に当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
フィールドワークの交通費等は別途実費
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 金 任仲 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「中世説話の和歌―和歌から説話へ」(『国文学解釈と鑑賞』72巻5号、2007)、「西行の和歌と華厳思想」(『佛教文学』31号、2007)、「新羅僧元暁と義湘伝―『華厳縁起』を中心に」(『文芸研究』106号、2008)、「古代日本と朝鮮渡来文化―高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)など。 |