大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
明治大学図書館が所蔵する貴重書(ファクシミリ版も含みます)を柱に、その図書をとりまく人物、当時の歴史や文化などについてとりあげ、初心者向きに解説します。今回は、写本を中心に修道院の写本の状況や写本工房、写字生などについて思いをめぐらしましょう。明治大学図書館所蔵の貴重書については、細かい部分まで撮影した映像教材を用いて、話を進めます。また貴重書そのものを見る機会も設けます。
初心者向きの講座です。図書成立の歴史に関心がある方、西洋の文化史に興味を抱いている方、著者などの人物伝に関心がある方が対象です。
夏季には明治大学図書館のギャラリーにおいて「図書の文化史」というテーマのもとに明治大学図書館の貴重書の展示会が開かれます。本講座で得た知識を復習する機会としてください。

【特記事項】
フィールドワークの交通費等は別途実費

【教材】
レジュメ資料

名前	阪田 蓉子
肩書き	元明治大学文学部教授、日本図書館文化史研究会代表、日本図書館情報学会監事、明治大学図書館情報学研究会代表
プロフィール	図書の文化史および図書館サービス論に関心を抱く。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。元明治大学文学部教授。編著『情報サービス論』(教育史料出版会)、DVD監修「図書の文化史―明治大学図書館所蔵資料」など。