大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
「笑う門には福来る」とは、よく言ったものです。笑うことが健康によく、人間関係の潤滑油になる一方で、幸せな人ほどよく笑うといった往還効果は、今も生き続けています。
元来、笑いの研究分野は哲学でした。このこと自体が驚きを感じさせますが、その驚きにも納得の笑いが感じられるのは、笑いのもつ奥深さの一つだと考えます。
本講座は、笑いをとおして、楽しく元気に過ごしていただくためのヒントをお届けします。笑いが好きな方はもとより、最近腹の底から笑っていないなァ、という人にもお薦めします。
日本笑い学会に所属する講師一同、皆様とともに明るい笑いが共有できることを、心待ちにしています。

【特記事項】
※フィールドワークの入場料(国立演芸場)は受講料に含まれますが、交通費等は別途実費になります。

【教材】
レジュメ資料

名前	山口 政信
肩書き	明治大学法学部教授
プロフィール	東京学芸大学大学院教育学研究科修了。現象学的スポーツ学を提唱し、創作ことわざなど、ことば遊びの面白さや効果を紹介しています。明治大学ことわざ研究所代表。日本ことわざ文化学会理事(事務局長)、日本スプリント学会顧問。日本陸上競技選手権大会入賞。フルマラソン完走121回。主著に「陸上競技(トラック)」『スポーツに言葉を』があるほか、国文学雑誌において「特集日本人の笑い」などの編著経験があります。

名前	中井 宏次
肩書き	NPO法人健康笑い塾塾長、日本笑い学会理事、薬剤師
プロフィール	「笑い(ユーモア)で心豊かな歓びのある生活」をテーマに「NPO法人健康笑い塾」を立ち上げ、生活における笑い(ユーモア)の重要性を啓蒙活動している。また、33年間の企業経験を活かし、「笑いの経営的効果」等の研究にも取り組んでいる。大学・専門学校では、非常勤講師として、「人間関係論」「医療と笑い(ユーモア)」「医療倫理学」の講座も担当し、「教育と笑い(ユーモア)」をベースに、これからの人材育成に情熱を注いでいる。

名前	瀬沼 文彰
肩書き	西武文理大学サービス経営学部兼任講師、桜美林大学基盤教育院非常勤講師
プロフィール	吉本興業で4年間、芸人生活を行った後、大学院へ進学しました。現在は、いくつかの大学で非常勤講師をしつつ、「若者のコミュニケーションと笑い」の研究を行っています。また、芸人時代の経験を生かし、笑いの会話術や日常生活で人を笑わせるための技術についても研究を行っています。その他、最近、若手芸人の育成にも携わっております。著書に『キャラ論』(スタジオセロ、2007年)や『笑いの教科書』(春日出版、2008年)など。

名前	志緒野 マリ
肩書き	通訳ガイド、日本笑い学会理事
プロフィール	英語とスペイン語の通訳ガイドとして、外国人観光客5万人を案内し、またツアコンや趣味の旅行で50ヵ国を旅して、世界の人々の生き方、笑い方を見てきました。趣味は写真撮影で、「志緒野マリのページhttp:// www.amigo.zaq.jp/mariposa」に旅行記を連載しています。笑いながら英語が学べる著書に「たった3ヵ月で英語の達人」「これであなたも英会話の達人」(祥伝社黄金文庫)など。