大学公開講座のセカンドアカデミー

【セミナーの目的】　
老朽化した住宅団地は、居住者の高齢化や空き家の増加によりいまや社会問題化している。それに対応して国土交通省による“ストック活用”の場となると共に、新エネルギーとITシステム導入の新市場として期待されている。　この講座は“団地再生プロジェクトマネージャー”の育成を目的としている。そのために団地再生を実践する講師の方々に各科目を担当いただき、6回目はワークショップ形式としている。

受講をお薦めする方
団地再生に関心を持つ自治体、団地自治会・管理組合の幹部、プランナー、デベロッパー、建設業、金融業の幹部

参考書：
団地再生・まちづくり−よみがえるコミュニティと住環境
編著：団地再生産業協議会・ＮＰＯ団地再生研究会・合人社計画研究所1,900円（本体）　2009年、水曜社．
住まいとコミュニティのあり方を変える「団地再生まちづくり」がいよいよ始まる。築後数十年経過した古い団地。これを社会のストックと見なして再生していくには、どうしたらよいのか・・・
参考書：
ライネフェルデの奇跡―まちと団地はいかによみがえったか
著者：Ｗ．キール　訳者：澤田誠二＋河村和久3,700円（本体）　2009年、水曜社．
ライネフェルデは“成長なき時代のまちづくり”のポジティブ・メッセージである。今までのような“住宅の拡張、人口の増加、工業の成長”がなくても“まち・都市”は立派に発展させられる。団地再生の世界モデル・ライネフェルデが、どのようにしてこれを達成したか、本書は、その過程での行政、プランナー、市民の果たした役割を詳細に伝える。

名前	澤田　誠二
肩書き	明治大学理工学部教授
プロフィール	－