講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-24 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:23B1603900
神道と仏教の関係史【ライブ講座】
- 開催日
- 10月 7日(土)、10月21日(土)、11月 4日(土)、11月18日(土)、12月 2日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- -
- その他
- 8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
神道と仏教は日本人の精神文化の二大潮流をなしてきました。古来の神道と伝来した仏教は、当初は対立しながらも、神仏習合によって相互に影響を及ぼしつつ、江戸時代まで歴史的に長く併存してきました。しかし明治時代に、神道は国家と結び付いて仏教を排斥し、国家神道として天皇制を支えることになります。その国家神道も戦後に廃止され、現在は神道と仏教の和合が探られています。本講座では神道と仏教の関係を古代から現代まで歴史的に整理してたどるとともに、現代におけるそれぞれの可能性を探ることにしたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(土) 飛鳥時代ー仏教伝来と神道
詳細:仏教伝来をきっかけに神道派による排仏が生じながらも、聖徳太子による仏教政策で仏教が受容される一方、天武天皇の勅命で日本神話の編纂が始まりました。
第2回10月21日(土) 奈良・平安時代ー奈良仏教と密教
詳細:平城京への遷都により仏教が鎮護国家を担うことになりますが、奈良仏教を批判した空海による密教には、大日如来に太陽信仰の神道的要素を見ることもできます。
第3回11月 4日(土) 鎌倉・室町時代ー鎌倉新仏教と禅宗
詳細:平安時代末の社会不安の中から親鸞などによる新仏教が生まれ、庶民の中に広がるとともに、武士の中には禅宗が広がって、禅寺の石庭には神道の自然信仰の要素を見ることができます。
第4回11月18日(土) 江戸時代ー神道の大衆化と尊王攘夷運動
詳細:江戸時代には伊勢神宮へのお伊勢参りなど神道が大衆化するとともに、国学を背景に江戸末期には尊王攘夷運動が生じて、神道が国家主義的な方向に向かうことになります。
第5回12月 2日(土) 明治~現代ー国家神道から神仏和合へ
詳細:明治新政府の神仏分離令により廃仏毀釈運動が生じ、神道が天皇制国家を支えることになりましたが、戦後に国家神道が廃止されて、現代では神道と仏教の和合と、それぞれの新たな可能性が探られています。
神道と仏教は日本人の精神文化の二大潮流をなしてきました。古来の神道と伝来した仏教は、当初は対立しながらも、神仏習合によって相互に影響を及ぼしつつ、江戸時代まで歴史的に長く併存してきました。しかし明治時代に、神道は国家と結び付いて仏教を排斥し、国家神道として天皇制を支えることになります。その国家神道も戦後に廃止され、現在は神道と仏教の和合が探られています。本講座では神道と仏教の関係を古代から現代まで歴史的に整理してたどるとともに、現代におけるそれぞれの可能性を探ることにしたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(土) 飛鳥時代ー仏教伝来と神道
詳細:仏教伝来をきっかけに神道派による排仏が生じながらも、聖徳太子による仏教政策で仏教が受容される一方、天武天皇の勅命で日本神話の編纂が始まりました。
第2回10月21日(土) 奈良・平安時代ー奈良仏教と密教
詳細:平城京への遷都により仏教が鎮護国家を担うことになりますが、奈良仏教を批判した空海による密教には、大日如来に太陽信仰の神道的要素を見ることもできます。
第3回11月 4日(土) 鎌倉・室町時代ー鎌倉新仏教と禅宗
詳細:平安時代末の社会不安の中から親鸞などによる新仏教が生まれ、庶民の中に広がるとともに、武士の中には禅宗が広がって、禅寺の石庭には神道の自然信仰の要素を見ることができます。
第4回11月18日(土) 江戸時代ー神道の大衆化と尊王攘夷運動
詳細:江戸時代には伊勢神宮へのお伊勢参りなど神道が大衆化するとともに、国学を背景に江戸末期には尊王攘夷運動が生じて、神道が国家主義的な方向に向かうことになります。
第5回12月 2日(土) 明治~現代ー国家神道から神仏和合へ
詳細:明治新政府の神仏分離令により廃仏毀釈運動が生じ、神道が天皇制国家を支えることになりましたが、戦後に国家神道が廃止されて、現代では神道と仏教の和合と、それぞれの新たな可能性が探られています。
備考
【備考】
※※必ず下記の内容をご確認ください※※
・記録用動画の収録・配信はありません。
・「ライブ講座」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※「ライブ講座」ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け)
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)
(マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※※必ず下記の内容をご確認ください※※
・記録用動画の収録・配信はありません。
・「ライブ講座」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※「ライブ講座」ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け)
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)
(マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 伊坂 青司 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1948年三重県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・東北大学)。専門は哲学・文化比較論。神奈川大学外国語学部教授を経て、2019年に退職。現在、神奈川大学名誉教授。主な訳書として『世界史の哲学講義 1822/23年 ヘーゲル』上・下(講談社学術文庫、2018年)、主著として『ヘーゲルとドイツ・ロマン主義』(御茶の水書房、2000年)など。 |