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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-02 / 文学 / 学内講座コード:23B1602400

【開講決定】井原西鶴『世間胸算用』を読む【対面講座】

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月 4日(水)、10月11日(水)、10月18日(水)、10月25日(水)、11月 1日(水)
講座回数
5回
時間
12:30~14:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
16
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
江戸時代、大晦日は商人にとって借金の支払い日であった。大金持ちは悠々と、この日を過ごすが、上層商人、中層商人、そして支払うお金のない下層商人は、あの手この手で、借金取りからなんとか逃げようとする。その有様をユーモアを持って見つめた作品が『世間胸算用』(1692年刊)である。

【講座スケジュール】
第1回10月 4日(水) 巻5の3「平太郎殿」
詳細:『世間胸算用』が注目されるきっかけとなった「平太郎殿」を、その翻案作「ある除夜」(武田麟太郎)と比較する。
第2回10月11日(水) 巻1の1「問屋の寛活女」
詳細:元上層町人の大晦日の様子を読む。死んだはずの親父が亡霊となって、一家に忠告をする。
第3回10月18日(水) 巻1の2「長刀は昔の鞘(さや)」
詳細:長屋住まいの最下層の商人六軒の年越し様子を、質草を通して描く。
第4回10月25日(水) 巻1の3「伊勢海老は春の紅葉」
詳細:正月の蓬莱に飾る伊勢海老が高価なので、ある商人はかわりに張り子の海老を作らせた。すると隠居が現れて、あるものを見せる。
第5回11月 1日(水) 巻1の4「鼠の文使ひ」
詳細:倹約家の男の母親が、年玉金を紛失したことを嘆く。その金は母屋の鼠が運んでいたのだが、老婆はなかなか納得しない……。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 広嶋 進
肩書き 元神奈川大学教授
プロフィール 元神奈川大学教授。早稲田大学大学院博士課程修了。博士(文学 早稲田大学)。 著書『大晦日を笑う『世間胸算用』』(清文堂)、『西鶴探究 町人物の世界』、『西鶴新解 色恋と武道の世界』(ぺりかん社)、『新編日本古典文学全集 井原西鶴集(4)』(小学館)等。
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