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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-17 / 文学 / 学内講座コード:23A1603700

『平家物語』のやさしい読みかた【対面講座】 『源平盛衰記』の章・その15

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
4月20日(木)、 5月11日(木)、 5月18日(木)、 6月 8日(木)、 6月15日(木)、 7月 6日(木)、 7月13日(木)、 7月20日(木)
講座回数
8回
時間
10:00~11:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
13,500円
定員
50
その他
12200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その15」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。

【講座スケジュール】
第1回 4月20日(木) 兄弟不和―頼朝と義経(巻第四十六)
詳細:壇ノ浦の戦いののち、都に戻った義経。その後の頼朝・義経兄弟の関係はどのように描かれるのでしょうか。
第2回 5月11日(木) 義経の始終― 生涯への関心(巻第四十六)
詳細:頼朝との関係から都落ちを選んだ義経。そこでふり返られる義経の生涯のありさまを読み解きます。
第3回 5月18日(木) 平家の残党― 東国武士の上洛(巻第四十六)
詳細:義経なき都に東国武士が入り、平家の生き残りの者たちの探索が始まります。その過程を読み進めます。
第4回 6月 8日(木) 平家の血―新しき世に向けて(巻第四十七)
詳細:新しき世に向けて都で行われたことについて、物語の内外から見つめ直してみましょう。
第5回 6月15日(木) 六代御前のゆくえ― 長谷観音の利生(巻第四十七)
詳細:平家嫡流として捕らえられた六代御前の助命に至る物語の質を読み解きます。
第6回 7月 6日(木) その後の建礼門院― 壇の浦から大原入りまで(巻第四十八)
詳細:壇ノ浦の戦いで生け捕られた建礼門院が、大原入りするまでどのように過ごしたのかに注目してみます。
第7回 7月13日(木) 大原御幸― 後白河院のみた風景(巻第四十八)
詳細:大原寂光院で隠棲する建礼門院のもとを後白河院が訪ねる著名な出来事を、ていねいに読みなおしてみましょう。
第8回 7月20日(木) 六道語り―『源平盛衰記』のおわりかた(巻第四十八・大尾)
詳細:後白河院に向けた建礼門院の語りの内実を読み解きます。『源平盛衰記』の章、完結です。

備考

【備考】
◆担当講師の都合により、講座日程に変更がございます。ガイドブックの記載とは異なっておりますのでご注意ください。下記日程をご確認いただいてからお申込みください。

◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。

講師陣

名前 鈴木 彰
肩書き 立教大学文学部教授
プロフィール 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。
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