講座詳細情報
申し込み締切日:2023-08-09 / 文学 / 学内講座コード:23A1602800
編集者が語る素顔の作家たち~遠藤周作の文学と実像~【ハイフレックス講座】
- 開催日
- 8月19日(土)、 9月 2日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 20
- その他
- 4600(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
講師は新潮社時代から45 年以上にわたって、編集者として多くの作家たちと仕事を続けてきました。井伏鱒二、小林秀雄、大岡昇平、瀬戸内寂聴…。今回は、学生時代から25 年間、最も身近に接した遠藤周作を2回にわたって取り上げます。遠藤は、没後20 年以上たった今も多くの読者をもち、代表作『沈黙』がハリウッド映画として世界配給されるなど、話題が尽きない稀有な作家です。編集者ならではの視点から、カトリック作家・遠藤周作の素顔と実像を語り、その作品世界を読み解く講座にしたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 8月19日(土) 遠藤文学における「悪」のテーマ
詳細:遠藤の作品には必ず、人間の悪の問題が出てくる。フランス留学中に遠藤は、マルキ・ド・サドを見出し、リヨンでナチの拷問の史跡を訪ねるなど「悪の行なわれた場所を見たい」という強い情熱を持っていた。人間の悪行、情欲、憎しみ、そういう人間の悪い面、罪といえる問題を突き詰め、そこから、信仰というものを考えたいというのがカトリック作家・遠藤の原点であった。
第2回 9月 2日(土) 名作『沈黙』への道
詳細:遠藤周作は少年時代にカトリックの洗礼を受け、フランスに留学し、帰国後、カトリック文化の花咲いた戦国時代の長崎を見出した。そして何かに導かれるようにして、『沈黙』という作品にたどり着いた。それは書かれるべくして書かれた作品だといえる。『沈黙』は現在、20 カ国で翻訳され、世界中で読まれ続けている。
講師は新潮社時代から45 年以上にわたって、編集者として多くの作家たちと仕事を続けてきました。井伏鱒二、小林秀雄、大岡昇平、瀬戸内寂聴…。今回は、学生時代から25 年間、最も身近に接した遠藤周作を2回にわたって取り上げます。遠藤は、没後20 年以上たった今も多くの読者をもち、代表作『沈黙』がハリウッド映画として世界配給されるなど、話題が尽きない稀有な作家です。編集者ならではの視点から、カトリック作家・遠藤周作の素顔と実像を語り、その作品世界を読み解く講座にしたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 8月19日(土) 遠藤文学における「悪」のテーマ
詳細:遠藤の作品には必ず、人間の悪の問題が出てくる。フランス留学中に遠藤は、マルキ・ド・サドを見出し、リヨンでナチの拷問の史跡を訪ねるなど「悪の行なわれた場所を見たい」という強い情熱を持っていた。人間の悪行、情欲、憎しみ、そういう人間の悪い面、罪といえる問題を突き詰め、そこから、信仰というものを考えたいというのがカトリック作家・遠藤の原点であった。
第2回 9月 2日(土) 名作『沈黙』への道
詳細:遠藤周作は少年時代にカトリックの洗礼を受け、フランスに留学し、帰国後、カトリック文化の花咲いた戦国時代の長崎を見出した。そして何かに導かれるようにして、『沈黙』という作品にたどり着いた。それは書かれるべくして書かれた作品だといえる。『沈黙』は現在、20 カ国で翻訳され、世界中で読まれ続けている。
備考
【備考】
※※必ず下記の内容をご確認ください※※
【ハイフレックス講座はまたはにてご参加ください。】
・後日配信する動画は記録用動画となります。
・記録用動画は音声や画面の乱れの発生、ネットワーク不備等により、配信できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
・「ハイフレックス講座」とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
・「ライブ講座」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※「ライブ講座」ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け)
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)
(マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。)
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
※※必ず下記の内容をご確認ください※※
【ハイフレックス講座はまたはにてご参加ください。】
・後日配信する動画は記録用動画となります。
・記録用動画は音声や画面の乱れの発生、ネットワーク不備等により、配信できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
・「ハイフレックス講座」とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
・「ライブ講座」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※「ライブ講座」ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け)
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)
(マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。)
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
講師陣
名前 | 宮島 正洋 |
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肩書き | 元新潮社編集者、アートデイズ編集長 |
プロフィール | 慶應義塾大学フランス文学科卒業。在学中に遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者となる。卒業と同時に新潮社に入社。雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、新しい出版の開発に携わる。1992年、新潮社を退社して出版社を設立、代表取締役・編集長となる。C・Wニコル著作権代理人、慶應義塾大学出版会顧問、日本話し方センター学院長などを務める。 |