講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-29 / 文学 / 学内講座コード:22B1605400
日本の大道芸と物売り芸【ハイフレックス講座(録画あり)】
- 開催日
- 10月13日(木)、10月27日(木)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 12:30~14:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
この講座では、現代では見る機会が貴重となった日本の大道芸を取り上げ、その歴史を概観した上で実際に実演を目にしたり、音声を聞いたりする時間も取りながら学んで頂きます。
第一回ではジャグリングやパントマイムなどの西洋的な大道芸ではない、日本の伝統的な啖呵口上で人を寄せる物売り芸や、多様な芸能系の大道芸について、公演経験が豊富な講師が実演を交えて解説します。
第二回では江戸時代後期から戦後しばらくまで、繁華街で占い印刷物「辻占」を売り歩いていた「辻占売り」について、時代的な背景や流行、風俗を捉えながらその売り物の内容についても伝えます。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(木) 第一回 日本の大道芸の歴史と実演【光田 憲雄】
詳細:古来から伝わる日本の大道芸は「物売り系」と「芸能系」に大別されます。物売り芸は零細商人の集客の手段が芸に昇華したものであるから、芸では金銭を受け取らず、なんらかの商品を渡して対価を得ていました。それに対して芸能系は、芸自体が商品であるため、見物人から投げ銭を受けていました。講師が仲間と共に公演を重ねてきた芸、「六魔(ろくま)」、「絵解き地獄極楽」「(南京)玉すだれ」などを実演し、「わいわい天王」、「虚無僧」、「すたすた坊主」などについても語ります。
第2回10月27日(木) 第二回 メディアの中の辻占売りと辻占商品【中町 泰子】
詳細:江戸時代後期から、「辻占」は遊戯的な占い印刷物として発行され、特に夜の街を流す「辻占売り」によって販売されました。江戸時代に描かれた辻占売りから近代以降の新聞雑誌に見る辻占売りまで、その姿や呼び声、辻占印刷物の占いの内容までを、図像や写真をもとに考察します。また、元辻占売りであった方の呼び声も記録音声でお聞かせします。
この講座では、現代では見る機会が貴重となった日本の大道芸を取り上げ、その歴史を概観した上で実際に実演を目にしたり、音声を聞いたりする時間も取りながら学んで頂きます。
第一回ではジャグリングやパントマイムなどの西洋的な大道芸ではない、日本の伝統的な啖呵口上で人を寄せる物売り芸や、多様な芸能系の大道芸について、公演経験が豊富な講師が実演を交えて解説します。
第二回では江戸時代後期から戦後しばらくまで、繁華街で占い印刷物「辻占」を売り歩いていた「辻占売り」について、時代的な背景や流行、風俗を捉えながらその売り物の内容についても伝えます。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(木) 第一回 日本の大道芸の歴史と実演【光田 憲雄】
詳細:古来から伝わる日本の大道芸は「物売り系」と「芸能系」に大別されます。物売り芸は零細商人の集客の手段が芸に昇華したものであるから、芸では金銭を受け取らず、なんらかの商品を渡して対価を得ていました。それに対して芸能系は、芸自体が商品であるため、見物人から投げ銭を受けていました。講師が仲間と共に公演を重ねてきた芸、「六魔(ろくま)」、「絵解き地獄極楽」「(南京)玉すだれ」などを実演し、「わいわい天王」、「虚無僧」、「すたすた坊主」などについても語ります。
第2回10月27日(木) 第二回 メディアの中の辻占売りと辻占商品【中町 泰子】
詳細:江戸時代後期から、「辻占」は遊戯的な占い印刷物として発行され、特に夜の街を流す「辻占売り」によって販売されました。江戸時代に描かれた辻占売りから近代以降の新聞雑誌に見る辻占売りまで、その姿や呼び声、辻占印刷物の占いの内容までを、図像や写真をもとに考察します。また、元辻占売りであった方の呼び声も記録音声でお聞かせします。
備考
【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
講師陣
名前 | 光田 憲雄 |
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肩書き | 日本大道芸伝承家、東京都ヘブンアーティスト、日本風俗史学会会員 |
プロフィール | 著書に『江戸の大道芸人?庶民社会の共生』(単著 つくばね舎 2009)、『日本大道芸事典』(単著 岩田書院 2020)などがある。 |
名前 | 中町 泰子 |
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肩書き | 神奈川大学非常勤講師、日本常民文化研究所特別研究員 |
プロフィール | 著書に『辻占の文化史?文字化の進展から見た呪術的心性と遊戯性?』(単著 ミネルヴァ書房 2015)、『みたい!しりたい! しらべたい! 日本の占い・まじない図鑑』1~3 巻(監修・序文 ミネルヴァ書房 2016)などがある。 |