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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-21 / 文学 / 学内講座コード:22B1605000

江戸戯作で江戸の社会学を学ぶ【ハイフレックス講座(録画あり)】 江戸のマンガ黄表紙などから読み解く

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
11月 4日(金)、11月11日(金)、11月18日(金)、12月 2日(金)、12月 9日(金)、12月16日(金)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
10,500円
定員
40
その他
9500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
大坂の町人作家である井原西鶴が「転合書(てんごうがき)」をした『好色一代男』が戯作の始まりでもあるとされる。以来、西鶴の浮世草子をはじめとして小説の流行で、出版業が活況を呈するわけだが、江戸の出版業の成立、成長過程と出版業について初めに解説したい。それから戯作で表された大坂や江戸の経済状況を概観していきたい。あるいは戯作を通して見られる、江戸の経済界と密接に連動した江戸の華でもあった遊廓・吉原の活況ぶりなどを解説する。

【講座スケジュール】
第1回11月 4日(金)
詳細:戯作の発祥ともいわれる井原西鶴の浮世草子を読み、西鶴の経済小説といわれる作品から、元禄時代の大坂の経済社会を概観する。
第2回11月11日(金)
詳細:上方文化がやがて江戸で根づくわけだが、一方では江戸は武家社会でもあり独自の発展をしてゆく、その過程を江戸の遊廓吉原を中心に見る。
第3回11月18日(金)
詳細:江戸の吉原風俗と照らし合わせながら、江戸の出版業の隆盛ぶりを眺め、黄表紙・洒落本などに見られる江戸人達の吉原遊びの実態を考察する。
第4回12月 2日(金)
詳細:山東京伝の黄表紙を読みながら、吉原の最盛期である田沼意次時代の時代相を概観し、吉原遊びの楽しさと、吉原の沿革を考える。
第5回12月 9日(金)
詳細:山東京伝や十返舎一九の洒落本などの作品を通して、また、川柳などで詠まれる吉原遊びの実態を、吉原絵図などの絵を見ながら読み解く。
第6回12月16日(金)
詳細:江戸人の遊びを通して江戸社会の経済動向を考察し、寛政の改革で経済活動の失墜があり、それが回復するまでの江戸社会を見てみる。

備考

【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。

講師陣

名前 棚橋 正博
肩書き 元帝京大学教授、早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院修了。文学博士(早稲田大学)。著書『山東京伝全集』(ぺりかん社)、『江戸マンガ 人魚なめ』(小学館)、『捏造されたヒーロー遠山金四郎』(小学館)、『山東京伝の黄表紙を読む一江戸の経済と社会風俗ー』(ぺりかん社)、『江戸のくらし風俗大事典』(柏書房)、『江戸の戯作絵本~黄表紙~』(社会思想社)、『笑いの戯作者十返舎一九』(新典社)、『江戸の道楽』(講談社)、『新編日本古典文学全集 黄表紙・川柳・狂歌』(小学館)、『江戸に花開いた「戯作」文学』(NHK 出版)、『弥次さん喜多さんの膝栗毛』(NHK 出版)、『吉原と江戸ことば考』(ぺりかん社)。
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