講座詳細情報
申し込み締切日:2021-10-16 / 文学 / 学内講座コード:21B1602100
編集者が語る素顔の作家たちー川端康成【ハイフレックス(録画あり)】
- 開催日
- 10月30日(土)、11月13日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
講師は大学在学中より、遠藤周作編集長の「三田文学」で編集者の生活を始め、卒業後、新潮社に入社。20 年在籍した後、出版社を設立し、その間、40 年以上にわたって、多くの作家たちに接し、仕事を続けてきました。師匠ともいえる遠藤周作をはじめ、井伏鱒二、小林秀雄、大岡昇平、北杜夫、瀬戸内寂聴……。
今期は、川端康成を2 回にわたって取り上げます。川端康成は、生涯をかけて「日本的美」を表現し続け、日本人で初めてのノーベル文学賞を受賞しましたが、受賞後4 年目にガス管をくわえて自ら命を絶ちました。
講師の新潮社時代の上司たちが川端担当として最も身近に接する立場にあり、この講座では、何人かの編集者の視点から、作家川端康成の素顔と実像を明らかにしてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月30日(土) 「編集者が見た川端康成の実像」
詳細:戦前は改造社の「文藝」編集者・木村徳三、戦後は「新潮」の編集者で講師の上司だった菅原國隆、「中央公論」の伊吹和子など、担当編集者たちの証言から素顔の川端康成とその実像を浮き彫りにし、『雪国』や『眠れる美女』などの名作が生まれた経緯や事情も解き明かしてゆく。ノーベル賞受賞の経緯、三島由紀夫との関係などにも触れる。
第2回11月13日(土) 「川端康成が描いた美と死の謎」
詳細:日本の近現代小説の頂点に立ったといわれる川端康成の代表作『雪国』『山の音』『眠れる美女』などの作品を通じて追求された「美」について考え、その本質である閉ざされたエロティシズムを、耽美派の谷崎潤一郎の「美とエロス」と比較しながら論じる。
そして、ノーベル賞の受賞が川端にもたらした苦悩と川端の死の謎に迫る。
講師は大学在学中より、遠藤周作編集長の「三田文学」で編集者の生活を始め、卒業後、新潮社に入社。20 年在籍した後、出版社を設立し、その間、40 年以上にわたって、多くの作家たちに接し、仕事を続けてきました。師匠ともいえる遠藤周作をはじめ、井伏鱒二、小林秀雄、大岡昇平、北杜夫、瀬戸内寂聴……。
今期は、川端康成を2 回にわたって取り上げます。川端康成は、生涯をかけて「日本的美」を表現し続け、日本人で初めてのノーベル文学賞を受賞しましたが、受賞後4 年目にガス管をくわえて自ら命を絶ちました。
講師の新潮社時代の上司たちが川端担当として最も身近に接する立場にあり、この講座では、何人かの編集者の視点から、作家川端康成の素顔と実像を明らかにしてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月30日(土) 「編集者が見た川端康成の実像」
詳細:戦前は改造社の「文藝」編集者・木村徳三、戦後は「新潮」の編集者で講師の上司だった菅原國隆、「中央公論」の伊吹和子など、担当編集者たちの証言から素顔の川端康成とその実像を浮き彫りにし、『雪国』や『眠れる美女』などの名作が生まれた経緯や事情も解き明かしてゆく。ノーベル賞受賞の経緯、三島由紀夫との関係などにも触れる。
第2回11月13日(土) 「川端康成が描いた美と死の謎」
詳細:日本の近現代小説の頂点に立ったといわれる川端康成の代表作『雪国』『山の音』『眠れる美女』などの作品を通じて追求された「美」について考え、その本質である閉ざされたエロティシズムを、耽美派の谷崎潤一郎の「美とエロス」と比較しながら論じる。
そして、ノーベル賞の受賞が川端にもたらした苦悩と川端の死の謎に迫る。
備考
【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
講師陣
名前 | 宮島 正洋 |
---|---|
肩書き | 元新潮社編集者、アートデイズ編集長 |
プロフィール | 1974年、慶應義塾大学フランス文学科卒業。大学在学中より遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者として活動を始める。卒業と同時に新潮社に入社。雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、「新潮カセットブック」など新しい出版の開発に携わる。1992 年、新潮社を退社して出版社アートデイズを設立し、代表取締役・編集長となる。慶應大学出版会顧問を務めた。C・W ニコル著作権代理人。 |