講座詳細情報
申し込み締切日:2021-06-09 / 文学 / 学内講座コード:21A1603300
『蜻蛉日記』を読む【オンデマンド配信】 道綱母は幸せだったのか
- 開催日
- 6月23日(水)、 6月30日(水)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 12時配信
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『蜻蛉日記』を、原文(現代語訳付き)で楽しく丁寧に読んでいく講座です。
『蜻蛉日記』は、夫である藤原兼家の愛情を、ひたすら求めて生きた道綱母が、自らの人生を綴る日記文学です。創作された物語とは異なり、王朝時代の結婚生活の実際の様相を、読むことができます。この点が、蜻蛉日記を読む楽しみの1つになっています。
作者である道綱母は、高名な歌人であったとはいえ、生涯を一主婦として生きた女性でした。しかも夫は、摂政太政大臣にまで上り詰めたあの兼家……夫の愛情を求めて生きる人生とは、こんなにも儚(はかな)いものであったのか……己が心の苦しい心情を、抉(えぐ)り出すように記される心理描写の濃密さ、ライバルの妻たちに対する罵詈雑言(ばりぞうごん)の激しさ、大胆さは、文学史上の驚異と言ってもいいでしょう。
一方、近年、「道綱母は、実は幸せだったのではないか」という研究も、広く支持されています。本講座でも、その点を、1 つの視座として設定してみました。皆さまとご一緒に、『蜻蛉日記』の世界を楽しく読み進んで行きましょう。
【講座スケジュール】
第1回 6月23日(水) 「上巻」―(1)
詳細:作者は「序文」で、『蜻蛉日記』を「きわめて身分の高い男と結婚した女の人生」を描いた日記と、記しています。
第2回 6月30日(水) 「上巻」―(2)
詳細:兼家と道綱母の、幾度かの手紙・和歌の贈答の後、秋に結婚が成立します。
『蜻蛉日記』を、原文(現代語訳付き)で楽しく丁寧に読んでいく講座です。
『蜻蛉日記』は、夫である藤原兼家の愛情を、ひたすら求めて生きた道綱母が、自らの人生を綴る日記文学です。創作された物語とは異なり、王朝時代の結婚生活の実際の様相を、読むことができます。この点が、蜻蛉日記を読む楽しみの1つになっています。
作者である道綱母は、高名な歌人であったとはいえ、生涯を一主婦として生きた女性でした。しかも夫は、摂政太政大臣にまで上り詰めたあの兼家……夫の愛情を求めて生きる人生とは、こんなにも儚(はかな)いものであったのか……己が心の苦しい心情を、抉(えぐ)り出すように記される心理描写の濃密さ、ライバルの妻たちに対する罵詈雑言(ばりぞうごん)の激しさ、大胆さは、文学史上の驚異と言ってもいいでしょう。
一方、近年、「道綱母は、実は幸せだったのではないか」という研究も、広く支持されています。本講座でも、その点を、1 つの視座として設定してみました。皆さまとご一緒に、『蜻蛉日記』の世界を楽しく読み進んで行きましょう。
【講座スケジュール】
第1回 6月23日(水) 「上巻」―(1)
詳細:作者は「序文」で、『蜻蛉日記』を「きわめて身分の高い男と結婚した女の人生」を描いた日記と、記しています。
第2回 6月30日(水) 「上巻」―(2)
詳細:兼家と道綱母の、幾度かの手紙・和歌の贈答の後、秋に結婚が成立します。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義(約1時間)を受講できます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴できます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。
ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。
◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「動画の再生(オンデマンド配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義(約1時間)を受講できます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴できます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。
ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。
◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「動画の再生(オンデマンド配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。
講師陣
名前 | 宇留田 初実 |
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肩書き | 聖徳大学兼任講師 |
プロフィール | 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現――日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。 |