大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
芭蕉の『奥の細道』を芭蕉自筆の『奥の細道』と、参考資料としての様々な絵を通して読み進めたいと思います。芭蕉を『奥の細道』の旅へと衝き動かしたのは、西行の存在だと思われます。そこで、その影響にも目配りしつつ読んでみたいと思います。『奥の細道』を声に出して読みつつ、通読してみましょう。途中から受講の方もお楽しみいただけると思います。

【講座スケジュール】
第1回 4月28日(火) 花かつみ
第2回 5月12日(火) もぢ摺の石
第3回 5月26日(火) 堕涙碑
第4回 6月 9日(火) 貧家・捨身
第5回 6月23日(火) 実方塚
第6回 7月14日(火) 武隈の松
第7回 7月28日(火) 風流・十苻の菅菰
第8回 8月11日(火) 古人の心
第9回 8月25日(火) 末の松山・奥浄瑠璃
第10回 9月 8日(火) 勇義忠孝
第11回10月13日(火) 松嶋逍遥
第12回10月27日(火) 草の庵・妙なる心地
第13回11月10日(火) 瑞岩寺詣
第14回11月24日(火) 石巻彷徨

【教材】
※テキスト 上野洋三、櫻井武次郎校注『芭蕉自筆 奥の細道』(岩波文庫)、その他、プリントにて配布。
※教材費は受講料に含まれません。購入等については講座開始前にご案内します。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	復本 一郎
肩書き	神奈川大学名誉教授
プロフィール	1943年愛媛県宇和島市生まれ。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。1979年静岡大学人文学部助教授のち教授(1989年まで)。1989年神奈川大学経営学部教授(2009年まで)。専門は近世・近代俳論史。主要著書に『鬼貫句選・独ごと』『井月句集』『獺祭書屋俳話・芭蕉雑談』『子規紀行文集』(以上、岩波文庫)、『歌よみ人正岡子規――病ひに死なじ歌に死ぬとも』(岩波現代全書)、『俳句と川柳』『芭蕉の言葉』(以上、講談社学術文庫)、『正岡子規 人生のことば』(岩波新書)など。神奈川大学全国高校生俳句大賞選考委員。「産経新聞」〈テーマ川柳〉選者。「神奈川新聞」〈俳壇〉選者。公益財団法人神奈川文学振興会評議員。 俳句グルーブ「阿」代表。第18回現代俳句大賞受賞。