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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-04-28 / 文学 / 学内講座コード:20A1603800

令和の語源を探る 万葉集から中国古典へ

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月14日(木)、 5月28日(木)、 6月11日(木)
講座回数
3回
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
30
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
2019年5月1日から令和の時代が始まりました。ところでこの元号は、スペシャルな存在であることをご存じでしょうか。平成までの元号は、中国古典(漢籍)を出典にしていましたが、令和は初めて日本古典(国書)が出典になったのです。元になったのは万葉集の「梅花の歌三十二首 序」の「時に、初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ…」という一節。本文に当たるのは32首の和歌ですが、序文は漢文で書かれています。
漢文と言うことで調べて見ると、この表現の元となった表現が漢籍にあることが見えてきました。
この講座では、元号「令和」とその出典について、3 回にわたって追って行きます。

【講座スケジュール】
第1回 5月14日(木) 元号とは?
詳細:元号はいつ始まったのか、元号と年号の違い、改元はどうやって行われるのか、など、元号とその周辺について確認していきます。
第2回 5月28日(木) 「梅花の歌三十二首 序」を読む
詳細:令和の出典となった「梅花の歌三十二首 序」は、「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ…」という一節だけがしばしば引用されますが、元は長い漢文の一部分です。今回はその全文を通して読み、「令和」の字がもつ本来の意味を確認します。
第3回 6月11日(木) 中国古典の「令和」を探る
詳細:万葉集に現れる「令和」は、更に中国古典に遡ることができます。「梅花の歌三十二首 序」は『文選(もんぜん)』に収録された張衡「帰田賦」や、書聖・王羲之の「蘭亭序」からの影響が見られます。これら「令和」に繋がる漢文作品を読んでみましょう。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 金木 利憲
肩書き 大東文化大学非常勤講師、聖徳大学兼任講師、目白大学兼任講師
プロフィール 千葉県出身。博士(文学)。専門分野は日中比較文学で、日本文学における漢文の影響を研究している。著書『太平記における白氏文集受容』(新典社)。論文「宇宙の語源と語義の変遷」等。猫とコーヒーを愛してやまない。
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